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業種›輸送用機器›ミクニ
ミクニ

ミクニ 7247

東京都千代田区に本社を置く吸気・燃料制御関連品等の製造・販売会社。p.51923年設立。2026年3月期の売上高 1,034億円。

  • 東証スタンダード
  • 3月決算
  • 日本基準
  • 従業員 4,750人
  • www.mikuni.co.jp
輸送用機器自動車・輸送機配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
株式会社ミクニ(MIKUNI CORPORATION)p.1
法人番号
1010001008791 国税庁
設立
1923年10月(合資会社三國商店を創立、自動車・自転車及びその部品を輸入)p.4
資本金
2,215 百万円p.3
代表者
代表取締役社長 生田久貴p.1
本店
東京都千代田区外神田六丁目13番11号p.1
電話番号
03-3833-0392p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
監査法人日本橋事務所p.45
従業員数
4,750人(連結)p.21,305人(単体)p.3
関係会社
子会社20社、関連会社・共同支配企業2社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7247JPX
市場区分
東証スタンダードJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
EDINETコード
E02172p.1
上場
1961年10月p.4
発行済株式総数
34,049 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 令和8年6月26日)p.1
配当
14.00円配当性向 119.35%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5–6

事業の内容

当グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱ミクニ)、子会社20社及び関連会社2社により構成されております。事業は、吸気・燃料制御関連品、ポンプ類、補器類、気化器類、車輛用暖房機器類、ガス制御機器類等の製造・販売、航空機部品の輸入販売、芝管理機械等の販売、福祉介護機器類の製造・販売、不動産賃貸業等のサービス業を営んでおります。 p.5

当社及び当社の関係会社の当該事業にかかる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 p.5

セグメント区分 売上区分 主要取扱品目 主要な会社 p.5

モビリティ事業 吸気・燃料制御関連品 スロットルボデー、センサ類、樹脂インテークマニホールド 当社 ミクニ アメリカン コーポレーション ミクニパーテック㈱ 台湾三國股份有限公司 上海三国精密機械有限公司 浙江三国精密機電有限公司 天津三国有限公司 ミクニ(タイランド)カンパニー リミテッド ミクニ ヨーロッパ ゲーエムベーハー ミクニ メヒカーナ エス・エー・デ・シー・ブイ ピーティー ミクニ インドネシア ミクニ インディア プライベート リミテッド 三国(上海)企業管理有限公司 p.5

ポンプ類 オイルポンプ、バキュームポンプ、ウォーターポンプ、樹脂燃料ポンプ、燃料ポンプ、電動オイルポンプ、電動バキュームポンプ p.5

補器類 電制排気バルブ、冷却水制御バルブ、可変バルブタイミングシステム p.5

気化器類 二輪車用気化器、汎用気化器、気化器部品類、ダイカスト製品類 p.5

車輛用暖房 機器類 バス・建設機械・小型温気用ヒータ p.5

ガステクノ事業 ガス制御機器類 ガス用立ち消え安全装置、電磁弁、ガス用電動開閉弁、ガス用流量制御弁 当社 ミクニ アメリカン コーポレーション ミクニ ヨーロッパ ゲーエムベーハー 浙江三国精密機電有限公司 ミクニ・アール・ケイ精密㈱ p.5

商社事業 航空機部品類 航空宇宙用機器・部品・材料・附属品、電装部品 ㈱ミクニエアロスペース ミクニ アメリカン コーポレーション 旭エアーサプライ㈱ p.5

芝管理機械類 ゴルフ場向け芝刈機、芝管理機械、ゴルフカート、散水関連資材 ㈱ミクニグリーンサービス p.5

その他事業 加湿器類 業務用エアコンの加湿器、携帯用加湿器 ミクニ アメリカン コーポレーション ミクニ ヨーロッパ ゲーエムベーハー コービン プロパティーズ アイエヌシー ㈱ミクニライフ&オート サンライズメディカルジャパン㈱ p.5

福祉介護機器類 介護・福祉機器、身障者用運転補助装置他関連製品、天井走行リフト、車椅子、車椅子リフト、教習車用補助ブレーキ他関連製品 p.5

その他 不動産管理等 p.5

令和8年3月31日時点の当グループ(当社及び当社の関係会社)の状況について事業系統図で示すと次のとおりであります。 p.6

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5–6

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
103,419
2026年3月期
+2.0%+6.4%p.2
経常利益
百万円
3,340
2026年3月期
+17.7%+1.6%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失
百万円
1,197
2026年3月期
-38.6%-2.1%p.2
包括利益
百万円
3,006
2026年3月期
+352.0%-3.4%p.2
純資産額
百万円
40,783
2026年3月期
+6.3%+6.5%p.2
総資産額
百万円
105,017
2026年3月期
-4.2%+2.1%p.2
1株当たり純資産額
円
1,187.6
2026年3月期
+6.7%+6.6%p.2
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額
円
35.59
2026年3月期
-38.5%-2.1%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
38.0
2026年3月期
+11.3%+4.5%p.2
自己資本利益率
%
3.1
2026年3月期
-39.2%-8.8%p.2
株価収益率
倍
10.6
2026年3月期
+101.7%+0.5%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
10,788
2026年3月期
+522.5%+20.7%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-4,555
2026年3月期
-45.4%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-6,092
2026年3月期
-4314.5%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
2,056
2026年3月期
+17.1%-20.2%p.2
従業員数
人
4,750
2026年3月期
-1.9%-2.9%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
37,944
2026年3月期
+5.3%-0.6%p.3
経常利益
百万円
1,953
2026年3月期
+44.2%+8.9%p.3
当期純利益
百万円
394
2026年3月期
-85.2%-24.9%p.3
資本金
百万円
2,215
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
34,049
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
純資産額
百万円
24,000
2026年3月期
+3.4%+5.5%p.3
総資産額
百万円
61,809
2026年3月期
-0.9%-1.7%p.3
1株当たり純資産額
円
713.8
2026年3月期
+3.6%+5.4%p.3
1株当たり配当額
円
14.00
2026年3月期
+0.0%+8.8%p.3
1株当たり当期純利益金額
円
11.73
2026年3月期
-85.2%-24.9%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
38.8
2026年3月期
+4.4%+7.3%p.3
自己資本利益率
%
1.7
2026年3月期
-85.1%-28.9%p.3
株価収益率
倍
32.1
2026年3月期
+737.0%+31.0%p.3
配当性向
%
119.4
2026年3月期
+574.7%+44.9%p.3
従業員数
人
1,305
2026年3月期
-0.8%-3.5%p.3
株主総利回り
%
139.9
2026年3月期
+24.2%+1.9%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

44件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1923年10月合資会社三國商店を創立、自動車・自転車及びその部品を輸入 p.4
  2. 1933年12月株式会社三國商店を設立、合資会社の業務一切を継承 p.4
  3. 1936年12月蒲田工場が生産を開始 p.4
  4. 1939年7月三國商工株式会社と商号変更 p.4
  5. 1944年7月小田原工場が生産を開始 p.4
  6. 1948年10月企業再建整備法により、第二三國商工株式会社(蒲田工場及び貿易部門)と株式会社三國製作所(小田原工場)の2社に分割して発足 p.4
  7. 1949年2月小型自動車用気化器並びにメカニカルポンプの生産を再開 p.4
  8. 1950年4月第二三國商工株式会社を三國商工株式会社と商号変更 p.4
  9. 1955年4月株式会社三國製作所を吸収合併 p.4
  10. 1960年10月フランス ソレックス社と技術提携し、ソレックス型気化器の生産を開始 p.4
  11. 1961年7月三國工業株式会社と商号変更、貿易業務を新設立の三國商工株式会社に譲渡 p.4
  12. 1961年9月東京証券市場に於て店頭取引開始 p.4
  13. 1961年10月東京証券取引所の市場第二部に上場 p.4
  14. 1971年9月イタリア シット社と技術提携し、立ち消え安全装置の生産を開始 p.4
  15. 1972年7月東北三國工業株式会社(株式会社ミクニ アデック)を設立 p.4
  16. 1973年6月ミクニ アメリカン コーポレーション(現・連結子会社)に資本参加 p.4
  17. 1978年5月菊川工場が生産を開始 p.4
  18. 1979年8月台湾三國股份有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  19. 1980年3月蒲田工場を売却 p.4
  20. 1980年4月矢板工場が生産を開始 p.4
  21. 1988年5月ミクニパーテック株式会社(現・連結子会社)を設立 p.4
  22. 1990年9月ミクニ ヨーロッパ ゲーエムベーハー(現・連結子会社)を設立 p.4
  23. 1991年4月三國工業株式会社を株式会社ミクニと商号変更 p.4
  24. 1991年5月ミクニ(タイランド)カンパニー リミテッド(現・連結子会社)を設立 p.4
  25. 1991年10月矢板工場における新製品の開発・暖房器類の生産を株式会社ミクニ アデックへ移管 p.4
  26. 1992年11月相良工場が生産を開始 p.4
  27. 1994年11月上海三国精密機械有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  28. 1994年11月成都三国機械電子有限公司を設立 p.4
  29. 1995年5月寧波三国機械電子有限公司を設立 p.4
  30. 1995年12月天津三国有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  31. 2002年10月株式会社ミクニ アデック(連結子会社)を吸収合併 p.4
  32. 2003年7月浙江三国精密機電有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  33. 2003年10月三國商工株式会社(連結子会社)を吸収合併 p.4
  34. 2004年10月三國通商株式会社(持分法適用子会社)を吸収合併 p.4
  35. 2006年4月ピーティー ミクニ インドネシア(現・連結子会社)を設立 p.4
  36. 2006年12月寧波三国機械電子有限公司の清算が結了 p.4
  37. 2008年9月ミクニ インディア プライベート リミテッド(現・連結子会社)を設立 p.4
  38. 2010年6月三国(上海)企業管理有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  39. 2015年3月東京証券取引所の市場第一部に指定 株式会社ミクニグリーンサービス(現・連結子会社)を設立 p.4
  40. 2021年4月株式会社ミクニエーム(持分法適用子会社)を吸収合併 p.4
  41. 2022年4月株式会社ミクニエアロスペース(現・連結子会社)を設立 p.4
  42. 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、 東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 p.4
  43. 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 p.4
  44. 2025年1月成都三国機械電子有限公司の清算が結了 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.25

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1風の会持株会2,0556.04%p.25
2あいおいニッセイ同和損害保険株式会社1,9065.61%p.25
3株式会社りそな銀行1,6784.93%p.25
4株式会社横浜銀行1,6784.93%p.25
5株式会社三菱UFJ銀行1,1383.35%p.25
6ミクニ総業株式会社1,0162.99%p.25
7生田允紀 信託口1,0102.97%p.25
8スズキ株式会社1,0072.96%p.25
9むつき持株会9792.88%p.25
10ミクニ社員持株会7512.21%p.25
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 13名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

13名男性11名 女性2名令和8年6月26日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.36–40

  • 代表取締役社長生田久貴代表取締役p.36
  • 取締役 専務執行役員藤原清志p.36
  • 取締役 常務執行役員藤森聰p.37
  • 取締役 常務執行役員大石敦彦p.37
  • 取締役 常務執行役員半田和久p.37
  • 取締役山田秀雄p.38
  • 取締役椎名茂p.38
  • 取締役白石真澄p.39
  • 取締役大下政司p.39
  • 常勤監査役鈴木和重p.39
  • 常勤監査役小野崎毅p.39
  • 監査役宮島司p.40
  • 監査役泉多枝子p.40

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.51 ほか

連結従業員数
4,750 人
単体従業員数
1,305 人
平均年齢
43.10 歳
平均勤続年数
19.80 年
平均年間給与
6,112,643 円
女性管理職比率
2.6 %
男性育児休業取得率
100.0 %
男女賃金差異(全体)
72.6 %
同(正社員)
73.5 %
同(パート・有期)
78.1 %
役員の女性比率
15.3 %(女性2名/13名)
自己資本比率(連結)
38.03 %
ROE(連結)
3.09 %
EPS
35.59 円
BPS
1,187.6 円
株主総利回り
139.9 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
その他118p.51
全社(共通)564p.51

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

当グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりであります。 p.8

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当グループが判断したものであります。 p.8

(1)経営方針 p.8

当グループは、「私たちは地球的視野にたち、人と技術を活かし豊かな社会づくりに貢献します」を企業理念とし、創業以来、豊かな社会づくりへの貢献を究極の目標としております。ブランドメッセージ「つくる まもる ひらく」は、企業理念の実現に向けた当グループの貢献のあり方を示すものであり、当グループの社会への約束として掲げております。 p.8

これらの企業理念及びブランドメッセージのもと、2023年度に10年ビジョン「VISION 2033」を策定いたしました。「VISION 2033」においては、「企業特性や組織能力を活かした事業展開を行い、すべてのステークホルダーから信頼され、安心して任せていただける企業となる」ことを目標に掲げるとともに、「競争力の強化」及び「企業特性を活かせる成長分野への挑戦」を基本方針として、当グループの企業価値の向上を図っております。 p.8

ステークホルダーからの信頼獲得と企業価値の向上の両立を図るため、ビジョン実現に向けた経営の重点事項を以下のとおり定めております。 p.8

(2)経営環境 p.8

当グループを取り巻く経営環境は、当グループが事業を展開する各国の政治・経済の動向に加えて、世界的な脱炭素化の推進に伴う規制や技術の動向の影響を受けるほか、自然災害や地政学リスクなどを背景に不確実性が高まっております。 p.8

足元の経営環境については、以下のとおり認識しております。 p.8

① デフレからの脱却:「金利ある世界」への移行、物価上昇、賃金上昇 p.8

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② 日本企業における競争力回復への動き:成長投資の加速、事業ポートフォリオ改革、収益性改善 p.8

③ 労働市場の構造変化:生産年齢人口の減少、人材獲得及び定着を巡る競争の激化 p.8

④ 働き方・業務プロセスの変化:AI活用の加速 p.8

⑤ 企業価値に対する考え方の変化:ステークホルダー全体を意識した経営への要請の高まりまた、当グループが主要市場とする自動車業界においては、電動化の流れが進展するなか、電気自動車に偏らない多様な技術対応が進んでおります。さらに、コスト競争力や供給体制、開発スピードの優位性を有する新興国企業の台頭や、異業種からの参入による競争領域の拡大等により、グローバルな競争環境は一段と厳しさを増しております。 p.8

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 p.9

上記の経営方針及び経営環境を踏まえ、2026年度を初年度とする「中期経営計画Ver.2」においては、成長基盤の確立に向けた取り組みを進めております。具体的には、財務基盤の強化、「ミクニならではのビジネスモデル」の再構築、人的資本の充実及び環境対応の推進を重要課題として位置づけております。 p.9

■財務基盤の強化 p.9

「金利ある世界」への移行を見据え、当グループは継続的な成長投資と財務規律の両立を重要な課題として認識しております。その実現に向け、投下資本の効率化、運転資金の圧縮及び有利子負債の削減を進め、財務基盤の強化と資金創出力の向上を図ります。 p.9

こうした認識のもと、「中期経営計画Ver.2」において、主要な成果指標を従来のEBITDAマージンからROICに変更いたしました。資本効率の向上を重視する方針を明確化し、2033年度には、WACCを上回るROIC 7%水準の達成を目指しております(2025年度実績は約3%)。 p.9

■強みを活かした「ミクニならではのビジネスモデル」の再構築 p.9

事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するため、当グループの強みを活かした「ミクニならではのビジネスモデル」の再構築を重要課題としております。その実現に向け、事業戦略及び機能戦略を策定し、これらに基づく実行計画である「総合商品計画」を推進します。「総合商品計画」のもと、開発、生産・調達及び営業の各機能を一体的に連動させ、強みを成長機会の獲得と収益性向上につなげていきます。 p.9

また、収益基盤の安定化に向けて、ガステクノ事業や商社事業等の非モビリティ事業の強化を進め、事業ポートフォリオの充実を図ります。2025年度において、非モビリティ事業は連結営業利益の約35%を占めております。 p.9

■人的資本の充実 p.9

健康経営を基盤とした人的資本経営を引き続き推進するとともに、「中期経営計画Ver.2」においては、処遇改善を柱とする人的投資の拡充及び人事基盤の整備に取り組みます。 p.9

事業戦略と整合的な人事制度への見直しを進め、人材育成、配置、評価及び処遇等の人材マネジメントの高度化を図ります。 p.9

これらの施策を通じて、労働生産性及びエンゲージメントの向上を図り、持続的成長の基盤を強化します。 p.9

■環境対応の推進 p.9

環境対応の推進は、社会的要請への対応であるとともに、事業継続性の確保及び中長期的な企業価値の向上の観点からも重要な経営課題であります。2050年カーボンニュートラルの達成を目標に当グループの事業活動における環境負荷の低減を引き続き推進します。 p.9

■グローバルガバナンス体制の強化 p.9

上記の重点課題に着実に対応していくためには、強固なガバナンス体制及び実効性のある内部統制の維持・強化が重要であると認識しております。連結子会社の元従業員による不正行為を厳粛に受け止め、再発防止策の着実な実行を通じて、グローバルガバナンス体制の強化を図ります。 p.9

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.8–9

事業等のリスク

有価証券報告書に記載された事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性がある主要なリスクは、以下のとおりであります。当グループでは、これらのリスクが発生する可能性を十分認識してリスク管理を行うとともに、リスクが現実化した場合に備えて損失を最小限に抑える取り組みを進めております。なお、文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当グループが判断したものであり、将来発生しうる全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません。 p.12

① 経済状況に関するリスク p.12

当グループの連結売上高の80%以上を占めるモビリティ事業が製造販売する製品の需要は、販売先の国または地域における経済状況の影響を受けます。主要販売先である日本、北米、欧州、中国、アセアン、インドにおける景気後退とそれに伴う需要の減少は、当グループの財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.12

② 為替・金利などの金融市場変動に関するリスク p.12

当グループは日本に加えて北米、欧州、アジアにおいて事業を展開しております。そのため、各国・各地域における為替相場や金利の変動は、当地における当グループの製品に対する需要のほか、取引価格や仕入価格、金融費用などを通じて当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外現地法人の損益計算書及び貸借対照表は現地通貨建てで作成されておりますが、連結財務諸表の作成に際して円換算されているため、現地通貨では変動がない場合でも換算時の為替相場によって円換算価額が影響を受ける可能性があります。 p.12

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③ 法令と規制に関するリスク p.12

当グループの中核を担うモビリティ事業は、四輪車・二輪車・汎用エンジン用燃料供給装置類及びエンジン関連機能品類の製造販売を中心としております。そのため、日本国内のみならず事業を展開する海外各国において、自動車の排出ガス規制や燃費規制、工場から排出される汚染物質に係る規制などの様々な法令や規制の影響を受けます。こうした法令や規制の予期せぬ変更は、当グループの開発生産販売活動に影響を及ぼし、当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、世界的な脱炭素化の流れに応じた内燃機関車に係る新車販売規制などにも影響される可能性があります。 p.12

④ 原材料や部品などの調達や価格変動に関するリスク p.12

当グループは製品製造に必要な原材料や部品を国内外から調達しております。安定的な調達のため、複数の調達先の確保や代替品の検討などを行っておりますが、地政学リスクの高まりや需給バランスの悪化などによって資材価格の高騰や調達難が生じた場合、当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当グループは、コスト上昇分の適切な価格転嫁に努めております。 p.12

⑤ 製品の品質に関するリスク p.12

当グループは品質を最優先にして製品を設計、生産、販売しておりますが、予期せぬ原因により製品に欠陥が生じるリスクがあります。製品の欠陥は品質保証に係る費用を増大させるほか、当グループ製品の品質に対する信頼性の低下を招き、製品需要を減退させる可能性があります。そのため、当グループは品質に関するリスクの重大性を認識し、常日頃から品質に関する意識を高めるとともに、仕入から生産、物流、販売までを一貫して見通せる仕組みを導入して製品の品質確保に努めております。 p.12

⑥ 競合に関するリスク p.12

当グループの事業は、競合先である他の部品メーカーや納入先メーカーの生産状況によって影響を受けます。また、主力であるモビリティ事業においては、パワートレインの電動化やエネルギーの多様化の進展が将来的に予想され、異業種から自動車業界に参入する機会が増えております。こうした業界の構造変化や競合の状況が当グループの想定を上回って進行した場合、当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 p.12

⑦ 大規模災害や感染症に関するリスク p.12

地震や台風などの自然災害によって、当グループ及び納入先や調達先を含めた当グループのサプライチェーンが被害を受ける可能性があります。また、当グループの国内拠点の多くが東海地震及び都市直下型地震の対象地域に所在しているため、大規模な災害が発生した場合、当グループの製造販売活動が著しく落ち込み、当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当グループは製造拠点の耐震性強化を図るほか、防災訓練の実施や防災・災害復旧マニュアルの整備など事前対策に取り組んでおります。また、新たな感染症の世界的な大流行などによっても、当グループの製造販売活動が影響を受ける可能性があります。 p.12

⑧ グローバルな事業展開に関するリスク p.13

当グループの拠点が所在する国や地域においては、次のような様々なリスクが考えられます。それぞれのリスクには適宜対応しておりますが、これらの事象が発生した場合は、当グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

・紛争の勃発 p.13

・労働環境の違いによる争議等の発生 p.13

・サイバーテロを含むテロ攻撃、戦争、財政破綻など p.13

・コピー製品等の当グループが保有する知的財産権への侵害 p.13

・予期せぬ訴訟 p.13

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.12–13

研究開発活動

当グループでは、開発部門及び各事業部に所属する技術グループにおいて研究開発活動を行っております。 p.20

当連結会計年度における当グループ全体の既存製品の改良・応用等を含む研究開発費用総額は6,166百万円であります。また、このうち「研究開発費等に係る会計基準」に規定する「研究開発費」は1,843百万円であります。当連結会計年度における各セグメントの研究開発状況と成果及び費用は次のとおりであります。 p.20

(1)モビリティ事業 p.20

モビリティ事業では、CO2削減に向けて、燃費向上および電動化に寄与する電子制御燃料噴射システムとサーマルマネージメントの開発に取り組んでおります。サーマルマネージメント技術の強化として、完成車メーカーとの提携により、電気自動車(BEV)の先行開発業務を進め、特にバッテリーやモーターの温度管理技術を強化しております。 p.20

主要製品である二輪車向けエンジンコントロールユニット、冷却水制御バルブ、電動オイルポンプ、電動ウォーターポンプを主体に、これらの基礎となる制御技術、アクチュエータ技術、センシング技術、材料技術等の研究開発を行っております。さらに、シミュレーション技術を進化させ、開発スピードと精度の向上を図ります。 p.20

当事業に係る研究開発費用は5,874百万円であります。 p.20

(2)ガステクノ事業 p.20

ガステクノ事業では、人々の安全性を守り、地球温暖化対策や暮らしの更なる利便性や快適さ向上実現に向け、立ち消え安全装置、ガス制御ユニット、ガス開閉弁など家庭用ガス機器関連製品、家庭内の水回りを中心とした水制御製品、パッケージエアコン用自然蒸発式加湿器の開発を行っております。 p.20

当事業に係る研究開発費用は262百万円であります。 p.20

(3)商社事業 p.20

該当事項はありません。 p.20

(4)その他事業 p.20

その他事業では、大・中型車両などの自動走行実証実験における操作駆動装置の開発、自律遠隔フォークリフトソフトウェア開発及び天井走行式介護リフトのロボット化の開発を行っております。 p.20

当事業に係る研究開発費用は29百万円であります。 p.20

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.20

設備投資等の概要

当グループは、モビリティ事業を中心に4,994百万円の設備投資を実施しました。なお、このうちファイナンス・リースによる機械装置等設備投資が209百万円含まれております。 p.21

モビリティ事業におきましては、新製品の開発、基礎研究、新機種の生産及び合理化等のため4,543百万円の設備投資を実施しました。 p.21

ガステクノ事業におきましては、新製品の開発、基礎研究、新機種の生産及び合理化等のため313百万円の設備投資を実施しました。 p.21

商社事業におきましては、79百万円の設備投資を実施しました。 p.21

その他事業におきましては、57百万円の設備投資を実施しました。 p.21

なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。 p.21

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.21

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革44件
大株主10名
役員13名
開示の記述5章、約6,679字
関係会社22社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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