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業種›輸送用機器›デンソー
デンソー

デンソー 6902

愛知県刈谷市に本社を置くパワトレインシステムメーカー。p.61949年設立。2026年3月期の売上収益 7.5兆円。

  • 東証プライム
  • 3月決算
  • IFRS
  • 従業員 154,716人
  • www.denso.com
輸送用機器自動車・輸送機TOPIX Large70配当あり従業員1万人以上

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
株式会社デンソー(DENSO CORPORATION)p.1
法人番号
9180301014251 国税庁
設立
1949年12月(トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、資本金1,5)p.4
資本金
187,457 百万円p.3
代表者
取締役社長林 新之助p.1
本店
愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地p.1
電話番号
0566-25-5511p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月IFRSp.1
監査法人
有限責任監査法人トーマツp.66
従業員数
154,716人(連結)p.243,889人(単体)p.3
関係会社
子会社190社、関連会社・共同支配企業62社p.6
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
6902JPX
市場区分
東証プライムJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Large70JPX
EDINETコード
E01892p.1
上場
1951年12月p.4
発行済株式総数
2,910,980 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月11日)p.1
配当
67.00円配当性向 25.98%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.6–8

事業の内容

連結会社は、当社(株式会社デンソー)及び子会社190社、関連会社62社により構成されています。連結会社の事業内容及び連結会社各社の当該事業における位置付けは、次のとおりです。 p.6

「日本」、「北米」、「欧州」、「アジア」、「その他」の各セグメントで以下製品を製造・販売しています。 p.6

区分 主要製品 p.6

サーマルシステム [エアコンシステム] HVAC、ベルト駆動コンプレッサ、キャビンエアフィルタ、シート空調 [サーマルコンポーネント] コンデンサ、ラジエータ、熱マネジメント製品(チラー、水冷コン)、インバータ冷却器 [サーマルマネジメントシステム] 電動コンプレッサ、ホース配管、熱マネジメント製品(ヒートポンプシステム) p.6

[サーマル社会ソリューション] バス・農建機用エアコン、トラック用冷凍機、小型モバイル冷凍機 p.6

パワトレインシステム [インジェクションコンポーネント] ディーゼル製品(コモンレールシステム、列型・分配型ポンプ、ノズル、フューエルフィルタ、尿素SCRインジェクタ) ガソリン製品(ポート噴射インジェクタ、直噴インジェクタ、直噴ポンプ) p.6

[エンジンコンポーネント] 点火製品 (点火コイル、点火プラグ) 排気製品 (排気センサ、排気温センサ、NOxセンサ、排ガス浄化用基材) 可変動弁製品(可変カムタイミング、オイルコントロールバルブ) 吸排気弁製品(EGRバルブ、スロットルボデー) 二輪製品 (二輪車用回転機、二輪車用エンジンECU) フィルタ (エアクリーナ、オイルフィルタ) p.6

[トラクション&アクセサリーモータ] 発電始動製品(スタータ、オルタネータ)、MG、ISG p.6

[シャシーコントロールコンポーネント] 機電一体型2系統駆動電動パワーステアリング、制御ブレーキECU p.6

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[パワーエレクトロニクスコンポーネント] PCU、インバータ、パワーモジュール p.6

[パワーサプライコントロール] 電池ECU、充電ECU、ジャンクション・ブロック、ESU、高電圧リレー、低電圧リレー、電池パック p.6

モビリティエレクトロニクス [エレクトロニクス] エンジンECU、ハイブリッドECU、BEV ECU、e-VCT、トランスミッションECU、SBW ECU、フューエルポンプECU、スマートキーシステム、エアコンECU、ボデーECU、エアバッグ用センサ&ECU、コンビネーションメータ、車載インフォテインメントシステム、テレマティクスコントロールユニット、ETC車載器、これら製品に搭載されるソフトウェア p.6

[セーフティシステム] AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、ソナーセンサ&ECU、周辺監視カメラ&ECU、ドライバーステータスモニタ、HMIコントロールユニット、路車間・車車間通信機、これら製品に搭載されるソフトウェア p.6

[音] 車両接近通報装置、ブザー p.6

区分 主要製品 p.6

システムコンポ [メカトロニクスシステム] CASE領域製品(シフトバイワイヤアクチュエータ、マルチコントロールバルブ) エバポ製品 (エバポリークチェックモジュール、パージバルブ) 駆動制御製品(A/Tモジュール、A/Tソレノイドバルブ) センサ類 (エアフロメータ、アクセルペダルモジュール) p.6

[センシングシステム] 各種半導体センサ(圧力センサ、電流・磁気センサ、光センサ、温度センサ) p.7

[モータ] ワイパシステム、ウォッシャシステム、パワーウィンドモータ、パワーシートモータ、エンジン制御用モータ、ブロワモータ、電動ファンモータ p.7

セミコンダクタ [セミコンダクタ] 特定用途向けIC、パワー半導体 p.7

非車載事業 [FA関連] 自動化設備、各種ロボット、プログラマブルコントローラ、バーコード/QRコードスキャナ&ハンディターミナル、ICカードリーダ&ライタ、RFIDリーダ&ライタ、物流合理化システム、在庫管理システム [冷却・空調関係] スポットクーラ&ヒータ [フードバリューチェーン関連] 大規模向け農業ハウス及び施設園芸関連製品、種苗 [生活関連] 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式給湯機、V2H充放電設備、住宅用空調、地域情報配信システム [その他] ナンバー検知おもてなしシステム、高速逆走防止システム p.7

[事業系統図] p.7

連結会社の事業系統図及び主要な会社名は次のとおりです。 p.8

なお、当社は製造・販売・研究開発及び子会社・関連会社の統括の各機能を有しています。 p.8

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.6–8

主な製品 p.6

[エアコンシステム] HVACベルト駆動コンプレッサキャビンエアフィルタシート空調 [サーマルコンポーネント] コンデンサラジエータ熱マネジメント製品(チラー水冷コン)インバータ冷却器 [サーマルマネジメントシステム] 電動コンプレッサホース配管熱マネジメント製品(ヒートポンプシステム)[メカトロニクスシステム] CASE領域製品(シフトバイワイヤアクチュエータマルチコントロールバルブ) エバポ製品 (エバポリークチェックモジュールパージバルブ) 駆動制御製品(A/TモジュールA/Tソレノイドバルブ) センサ類 (エアフロメータアクセルペダルモジュール)

業績指標

連結 19指標単体 18指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(IFRS)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上収益
百万円
7,539,975
2026年3月期
+5.3%+8.1%p.2
営業利益
百万円
552,538
2026年3月期
+6.5%+12.8%p.2
当期利益
百万円
487,512
2026年3月期
+4.8%+14.0%p.2
親会社の所有者に帰属する当期利益
百万円
443,755
2026年3月期
+5.9%+13.9%p.2
当期包括利益
百万円
1,001,678
2026年3月期
+833.5%+11.2%p.2
親会社の所有者に帰属する持分
百万円
5,492,689
2026年3月期
+10.3%+6.3%p.2
資産合計
百万円
8,730,854
2026年3月期
+7.5%+4.1%p.2
1株当たり親会社所有者帰属持分
円
2,040.4
2026年3月期
+15.5%+9.7%p.2
基本的1株当たり当期利益
円
163.0
2026年3月期
+12.4%+17.4%p.2
希薄化後1株当たり当期利益
円
-
2026年3月期
--p.2
親会社所有者帰属持分比率
%
62.9
2026年3月期
+2.7%+2.1%p.2
親会社所有者帰属持分当期利益率
%
8.5
2026年3月期
+6.4%+7.1%p.2
株価収益率
倍
12.0
2026年3月期
-6.1%-15.0%p.2
親会社所有者帰属持分配当率
%
3.5
2026年3月期
+0.9%+3.2%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
511,025
2026年3月期
-32.6%+6.6%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-16,886
2026年3月期
-113.9%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-355,003
2026年3月期
+47.6%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
1,189,126
2026年3月期
+20.5%+8.2%p.2
従業員数
人
154,716
2026年3月期
-2.1%-2.0%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
3,878,849
2026年3月期
+3.9%+5.8%p.3
経常利益
百万円
416,832
2026年3月期
+16.0%+18.4%p.3
税引前当期純利益
百万円
814,621
2026年3月期
+14.7%+34.4%p.3
当期純利益
百万円
702,141
2026年3月期
+15.3%+36.6%p.3
資本金
百万円
187,457
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
2,910,980
2026年3月期
+0.0%+38.6%p.3
純資産額
百万円
2,892,884
2026年3月期
+9.6%+3.6%p.3
総資産額
百万円
4,934,365
2026年3月期
+3.9%+1.9%p.3
1株当たり純資産額
円
1,074.6
2026年3月期
+14.7%+6.9%p.3
1株当たり配当額
円
67.00
2026年3月期
+4.7%-20.2%p.3
1株当たり当期純利益金額
円
257.9
2026年3月期
+22.4%+40.9%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
58.6
2026年3月期
+5.5%+1.7%p.3
自己資本利益率
%
25.4
2026年3月期
+20.1%+32.7%p.3
株価収益率
倍
7.6
2026年3月期
-13.7%-29.2%p.3
配当性向
%
26.0
2026年3月期
-14.5%-19.9%p.3
従業員数
人
43,889
2026年3月期
+0.2%-0.7%p.3
株主総利回り
%
120.9
2026年3月期
+8.3%+2.6%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

45件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4–5

  1. 1949年12月トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、資本金1,500万円をもって日本電装株式会社設立 p.4
  2. 1951年12月株式を名古屋証券取引所に上場 p.4
  3. 1953年1月株式を東京・大阪の各証券取引所に上場 p.4
  4. 1953年11月ロバートボッシュ社(ドイツ)と電装品に関する技術導入契約を締結 p.4
  5. 1959年7月愛知電装株式会社を吸収合併 p.4
  6. 1961年11月品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞 p.4
  7. 1965年5月刈谷市に池田工場建設(2018年4月 閉鎖) p.4
  8. 1967年7月安城市に安城製作所建設 p.4
  9. 1968年10月IC研究室開設(現 セミコンダクタ事業グループに内包) p.4
  10. 1970年8月西尾市に西尾製作所建設 p.4
  11. 1970年11月株式会社日本自動車部品総合研究所(現 株式会社SOKEN:連結子会社)を設立 p.4
  12. 1971年3月米国に初の海外現地法人ニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルス株式会社(現 デンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ株式会社:連結子会社)を設立 p.4
  13. 1972年8月タイにニッポンデンソー・タイランド株式会社(現 デンソー・タイランド株式会社:連結子会社)を設立 p.4
  14. 1973年2月オランダにニッポンデンソー・ヨーロッパ(現 デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ株式会社:連結子会社)を設立 p.4
  15. 1974年6月安城市に高棚製作所建設 p.4
  16. 1978年10月小型モータを田中計器工業株式会社(現 当社)に生産委託 p.4
  17. 1982年4月三重県員弁郡大安町(現 三重県いなべ市)に大安製作所建設 p.4
  18. 1984年3月社会福祉法人太陽の家と合弁でデンソー太陽株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  19. 1985年12月米国にニッポンデンソー・アメリカ株式会社(現 デンソー・インターナショナル・アメリカ株式会社:連結子会社)を設立 p.4
  20. 1987年2月豊橋市に豊橋製作所建設 p.4
  21. 1987年5月愛知県額田郡幸田町に幸田製作所建設 p.4
  22. 1990年2月愛知県知多郡阿久比町に阿久比製作所建設 p.4
  23. 1990年11月愛知県愛知郡日進町(現 愛知県日進市)に基礎研究所建設(現 先端技術研究所) p.4
  24. 1993年7月北九州市八幡西区に北九州製作所(現 株式会社デンソー九州:連結子会社)建設 p.4
  25. 1996年10月株式会社デンソーに商号変更 p.4
  26. 1998年5月オーストラリアにデンソー・インターナショナル・オーストラリア株式会社(現 連結子会社)を設立し、オーストラリアの関係会社を統括 p.4
  27. 1998年9月西尾市に善明製作所建設 p.4
  28. 1998年12月シンガポールにデンソー・インターナショナル・アジア株式会社(シンガポール)(現 連結子会社)を設立し、東南アジアの関係会社を統括 p.4
  29. 1999年4月イタリアのマニェティ・マレッリ社の回転機器事業部門(現 デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア株式会社:連結子会社)を買収 p.4
  30. 2001年3月イタリアのマニェティ・マレッリ社の空調機器事業部門(現 デンソー・サーマルシステムズ株式会社:連結子会社)を買収 p.4
  31. 2001年3月サウジアラビアにデンソー・アブドゥル・ラティフ・ジャミール有限会社(現 持分法適用会社)を設立 p.4
  32. 2001年7月チェコ共和国にデンソー・マニュファクチュアリング・チェコ有限会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  33. 2002年11月国内全14事業所で埋立廃棄物をゼロとする「ゼロエミッション」を達成 p.5
  34. 2003年2月中国に電装(中国)投資有限公司(現 連結子会社)を設立し、中国の関係会社を統括 p.5
  35. 2005年5月南アフリカ共和国のスミス・マニュファクチュアリング株式会社(現 持分法適用会社)に資本参加 p.5
  36. 2007年2月タイにアジアの統括拠点としてデンソー・インターナショナル・アジア株式会社(タイランド)(現 連結子会社)を設立 p.5
  37. 2009年8月ロシアにデンソー・セールス・ロシア有限会社を設立(2024年3月 清算) p.5
  38. 2010年3月大阪証券取引所(現 大阪取引所)(市場第一部)への上場を廃止 p.5
  39. 2010年11月アラブ首長国連邦にデンソー・セールス・ミドルイースト&ノースアフリカ株式会社(現 連結子会社)を設立 p.5
  40. 2011年5月カンボジアにデンソー・カンボジア株式会社(現 連結子会社)を設立 p.5
  41. 2017年11月富士通テン株式会社(現 株式会社デンソーテン:連結子会社)を買収 p.5
  42. 2018年4月アスモ株式会社を吸収合併 p.5
  43. 2020年4月トヨタ自動車株式会社より主要な電子部品事業を譲り受け、広瀬製作所として始動 p.5
  44. 2022年4月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場にそれぞれ移行 p.5
  45. 2023年8月オランダの施設園芸事業者セルトングループの親会社であるBelua Beheer B.V.(現 連結子会社)を買収 p.5

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.43

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1トヨタ自動車株式会社598,92722.24%p.43
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)351,06313.04%p.43
3株式会社豊田自動織機157,7065.85%p.43
4トヨタ不動産株式会社133,2354.94%p.43
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)128,5704.77%p.43
6日本生命保険相互会社86,6543.21%p.43
7デンソー従業員持株制度会55,3432.05%p.43
8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 50500132,0511.19%p.43
9全国共済農業協同組合連合会30,6221.13%p.43
10明治安田生命保険相互会社28,6811.06%p.43
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 役員 12名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

12名男性10名 女性2名2026年6月11日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.56–59

  • 取締役会長有馬浩二p.56
  • 取締役社長 代表取締役林新之助代表取締役p.56
  • 取締役副社長 代表取締役松井靖代表取締役p.56
  • 取締役副社長 代表取締役山崎康彦代表取締役p.56
  • 取締役豊田章男p.56
  • 取締役櫛田誠希p.57
  • 取締役三屋裕子p.57
  • 取締役Joseph P.Schmelzeis, Jr.(ジョセフ・シュメルザイス)p.57
  • 常勤監査役丹羽基実p.58
  • 常勤監査役林克憲p.58
  • 監査役後藤靖子p.58
  • 監査役喜多村晴雄p.59

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.78–80 ほか

連結従業員数
154,716 人
単体従業員数
43,889 人
平均年齢
44.8 歳
平均勤続年数
22.9 年
平均年間給与
9,152,532 円
女性管理職比率
2.2 %
男性育児休業取得率
99.5 %
男女賃金差異(全体)
66.4 %
同(正社員)
68.2 %
同(パート・有期)
76.5 %
役員の女性比率
16.7 %(女性2名/12名)
自己資本比率(連結)
62.91 %
ROE(連結)
8.48 %
EPS
163.0 円
BPS
2,040.4 円
株主総利回り
120.92 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
日本76,417p.78
北米22,878p.78
欧州12,939p.78
アジア39,195p.78
その他3,287p.78

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において連結会社が判断したものです。 p.13

(1) 会社の経営の基本方針 p.13

① 魅力ある製品で、お客様に満足を提供する。 p.13

② 変化を先取りし、世界の市場で発展する。 p.13

③ 自然を大切にし、社会と共生する。 p.13

④ 個性を尊重し、活力ある企業をつくる。 p.13

を経営の方針としています。 p.13

(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 p.13

連結会社は売上収益、営業利益及びROE(自己資本利益率)を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いています。 p.13

(3) 対処すべき課題 p.13

事業を取り巻く環境は、かつてないスピードで変化しています。高度運転支援や自動運転等、クルマの知能化は加速し、モビリティはエネルギー事情や産業政策、人々の暮らし方等、それぞれの国や地域の特性に根差しながら多様な進化を遂げています。また、AI技術は劇的に進化し、ロボット等、実世界の機器と融合しながら、デジタル領域からフィジカル(物理)領域へと広がりを見せています。この流れは、人が持つ可能性や社会の機能を拡張し、価値創出の質とスピードを向上させています。 p.13

当社は、変わりゆく事業環境の中でも、創業以来一貫してお客様や社会が求める課題解決に挑み続けてきました。会社設立から7年後の1956年に制定された「社是」の中にも、すべての社員がお客様や市場の声に真摯に向き合い、その時代の先端技術とモノづくりの力でより良い製品・サービスを作り、お客様や社会に届けることで、社会課題を解決する企業姿勢が刻まれています。 p.13

この変わらぬ「デンソーらしさ」を大切にしながら、さらに進化していくために、これまで培ってきた先端研究開発力と、メカ・エレクトロニクス・ソフトウェアを融合するシステム提案力、高効率・高品質なモノづくりの力に磨きをかけていきます。そして、15万人を超えるグローバル人財と、長年に亘り築き上げてきたお客様やパートナーの皆様との共創の力で、変化する社会課題の解決に挑み続けます。 p.13

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2026年3月31日に、2030年に向けた中期経営計画「CORE 2030」を発表しました。変わらぬデンソーらしさを礎として、成長戦略における3つの柱で事業成長を力強く加速させ、価値創出を果たして参ります。 p.13

<成長戦略の3つの柱> p.13

① モビリティの多様化に応える「商品づくりの強化」: p.13

半導体の高性能化や材料開発等の基盤技術を深化させ、お客様や社会のニーズに最適な形でシステム統合し、エネルギーマネジメントや高信頼ADASシステム等、車両全体の価値へと拡張します。 p.13

② 現場に宿る実践知とAIを融合した「モノづくりの革新」: p.13

現場に現存する膨大で模倣困難な知見・ノウハウのデータをAIと融合することで、飛躍的な生産性向上と、高付加価値業務へのシフトを実現します。 p.13

③ 新たな価値創出をけん引する「人づくり・パートナーとの共創」: p.13

お客様やパートナーの皆様、政府や業界団体との強いつながりを活かし、社会課題の解決に取り組みます。自動車の技術を応用し、FAや農業、半導体の領域でも、労働力不足の解決や生産性向上に挑みます。 p.13

中期経営計画「CORE 2030」の詳細はこちらをご参照ください。 p.13

https://www.denso.com/jp/ja/about-us/corporate-info/policy/mid-term_management_plan2030/ p.13

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.13

事業等のリスク

連結会社の事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しています。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しています。連結会社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めていきます。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月11日)現在において連結会社が判断したものです。 p.30

(1) 事業環境に関するリスク p.30

① 経済状況 p.30

連結会社の全世界における営業収入のうち、重要な部分を占める自動車関連製品の需要は、連結会社が製品を販売している国又は地域の経済状況の影響を受けます。従って、日本、北米、欧州、アジアを含む連結会社の主要市場における景気後退及びそれに伴う自動車需要の縮小は、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.30

また、連結会社の事業は、競合他社が製造を行う地域の経済状況から間接的に影響を受ける場合があります。例えば、競合他社が現地でより低廉な人件費の労働力を雇用した場合、連結会社と同種の製品をより低価格で提供できることになり、その結果、連結会社の売上が悪影響を受ける可能性があります。さらに、部品や原材料を製造する地域の現地通貨が下落した場合、連結会社のみならず他のメーカでも、製造原価が下がる可能性があります。このような傾向により、輸出競争や価格競争が熾烈化し、いずれも連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになります。 p.30

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② 為替レートの変動 p.30

連結会社の事業には、全世界における製品の生産と販売が含まれています。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されています。換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。一般に、他の通貨に対する円高(特に連結会社の売上の重要部分を占める米ドル、ユーロ及び元に対する円高)は連結会社の事業に悪影響を及ぼし、円安は連結会社の事業に好影響をもたらします。 p.30

連結会社が日本で生産し、輸出する事業においては、他の通貨に対する円高は、連結会社製品のグローバルベースでの相対的な価格競争力を低下させ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。連結会社は、為替相場や金利の変動リスクを軽減するために、現地生産や通貨ヘッジ取引を行い、主要通貨間の為替レートの短期的な変動による悪影響を最小限に止める努力をしていますが、中長期的な為替レートの変動により、計画された調達、製造、流通及び販売活動を確実に実行できない場合があるため、為替レートの変動は連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.30

③ 原材料や部品の供給による影響 p.30

連結会社は、製品の製造に使用する原材料や部品を複数のグループ外供給元から調達しています。これらのグループ外供給元とは、基本取引契約を締結し、安定的な取引を行っていますが、市況の変化、並びに通商課題による価格の高騰や品不足、さらには供給元の不慮の事故、地政学的要因等による原材料や部品の不足が生じないという保証はありません。その場合、連結会社製品の製造原価の上昇、さらには生産停止を招く等、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.30

(2) 事業内容に関するリスク p.30

① 新製品開発力 p.30

連結会社は、直近売上収益の9%台を目安として研究開発投資を行う等、積極的な研究開発活動を実施しており、継続して斬新で魅力ある新製品を開発できると考えていますが、新製品の開発と販売のプロセスは、その性質から複雑かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクが含まれます。 p.30

ⅰ) 新製品や新技術への投資に必要な資金と資源を、今後十分充当できる保証はありません。 p.30

ⅱ) 長期的な投資と大量の資源投入が、成功する新製品又は新技術の創造へつながる保証はありません。 p.30

ⅲ) 連結会社が顧客からの支持を獲得できる新製品又は新技術を正確に予想できるとは限らず、また、これらの製品の販売が成功する保証はありません。 p.30

ⅳ) 新たに開発した製品又は技術が、独自の知的財産権として保護される保証はありません。 p.30

ⅴ) 技術の急速な進歩と市場ニーズの変化により、連結会社製品が時代遅れになる可能性があります。 p.30

ⅵ) 現在開発中の新技術の製品化遅れにより、市場の需要について行けなくなる可能性があります。 p.30

上記のリスクをはじめとして、連結会社が業界と市場の変化を十分に予測できず、魅力ある新製品を開発できない場合には、将来の成長と収益性を低下させ、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.30

② 価格競争 p.30

自動車業界における価格競争は極めて厳しい状況が継続しています。 p.31

競合先は新興自動車部品メーカも含めグローバルに存在し、その一部は連結会社よりも低コストで製品を提供しています。さらに、自動車のカーエレクトロニクス化を背景に、民生用エレクトロニクス製品メーカやAI技術を活用した新興企業の参入、並びに既存競合先間での合従連衡が進展する可能性があります。 p.31

また、物価高騰や米国関税影響等のコスト上昇が利益を圧迫する要因にもなっています。 p.31

これらの競争環境の変化により、連結会社の競争優位性が低下した場合には、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

連結会社は、高品質かつ高付加価値な自動車関連製品を世界各国に提供するグローバルリーディングメーカであり、今後も継続した研究開発投入による競争優位性の確保に努めますが、競合他社の技術力・生産能力の急速な進展や市場構造の変化により、将来においても有効に競争できるという保証はありません。コスト上昇局面における価格競争力の低下による顧客離れは、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

③ 製品の欠陥 p.31

連結会社は、世界中の工場で世界的に認められている品質管理基準に従って各種の製品を製造しています。しかし、すべての製品について欠陥が無く、将来にリコールが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償については保険に加入していますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。さらに、引き続き連結会社がこのような保険に許容できる条件で加入できるとは限りません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストの発生や連結会社の評価が低下することに伴う売上の減少を招き、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

④ 顧客企業の業績への依存 p.31

連結会社の事業の大部分を占める自動車メーカ向け部品供給事業は、世界中の自動車メーカを対象としており、提供する製品は、自動車部品におけるサーマルシステム、パワトレインシステム、モビリティエレクトロニクス、システムコントロールコンポ―ネント、セミコンダクタ等多岐にわたります。これらの分野における顧客企業への売上は、その顧客企業の業績や連結会社が管理できない要因により影響を受ける可能性があります。また、顧客企業の価格引き下げ要請は、連結会社の利益率を低下させる可能性があります。顧客企業の業績不振、予期しない契約の打ち切り、顧客企業の調達方針の変化、大口顧客の要求に応じるための値下げは、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

連結会社の売上の約半分を、トヨタグループ向けが占めています。これらの特定の顧客グループへの売上は、その顧客企業の業績により大きな影響を受ける可能性があります。 p.31

⑤ 企業買収・資本提携 p.31

連結会社は、既存提携関係の強化又は新規提携を行うことにより、事業の拡大、機能強化又は新技術の開発を目指しています。このため、他社との提携による新会社設立や既存企業への投資を行っており、さらに、今後も投資活動を行う可能性があります。 p.31

新規投資については、幅広い視点から十分に議論を重ねた上で実行に移していますが、投資先企業の価値が低下した場合や提携企業との間で戦略性や優先順位について不一致が生じた場合には、投資に見合った効果を享受できず、投資金額の回収が困難となり、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

⑥ 国際的活動及び海外進出に潜在するリスク p.31

連結会社の生産及び販売活動において、北米や欧州、アジア等の海外市場の占める割合は、年々、高まる傾向にあります。これらの海外市場への事業進出には以下に掲げるようないくつかのリスクが内在しており、これらの事態が発生した場合には、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.31

ⅰ) 予期しない法律又は規制の変更 p.31

ⅱ) 不利な政治的又は経済的要因の発生 p.31

ⅲ) 人材の採用と確保の難しさ p.31

ⅳ) 社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる事業活動への悪影響ⅴ) 潜在的に不利な税影響ⅵ) ストライキ、テロ、戦争、疾病、その他の要因による社会的又は経済的混乱 p.31

⑦ 環境問題の重要性の高まりに係るリスク p.32

連結会社は、国内及び海外の環境法規制を遵守した上で、環境負荷の低減と高効率な移動の実現に取り組んでいます。具体的には、会社の環境方針「エコビジョン2025」に基づき、事業活動における環境負荷の削減、環境効率・資源生産性の追求及び環境規制に適合した製品開発に努めています。 p.32

しかし、世界的な人口の増加や経済発展・利便性の追求により、エネルギーや資源の消費スピードが加速していることから、地球温暖化や資源枯渇、環境汚染等のリスクへの懸念が高まっています。それに伴い環境に関する取り組みの重要性は益々高まり、今後も様々な環境規制が改正・強化され、即時の対応や将来に向けての取り組みを求められる可能性があります。その対応が不十分な場合には、製品の売上減少、生産量の限定又はレピュテーション低下等、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.32

⑧ 気候変動によるリスク p.32

国連気候変動枠組条約第21回締結国会議(COP21)において「パリ協定」が採択され、平均気温の上昇を抑えるため、温室効果ガスの削減に向けた取り組みが世界的に進められています。また直近では、主要各国政府が脱炭素を宣言、国家成長戦略の重大な政策の1つとして位置づけています。このような背景から、気候変動への対応は、経済成長を制約するものではなく、競争力の源泉になるものと考えています。 p.32

連結会社では、持続可能なモビリティ社会のあり方を模索し、長期ビジョンで掲げた、「環境」の提供価値を最大化する目標に向けて、2019年に賛同を表明した「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のフレームワークを参照し、気候変動が事業に与える影響とそれによる機会とリスクをシナリオに基づいて分析、事業戦略に反映していくように検討を進めました。 p.32

気候変動によるリスクについては、以下のとおり連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。脱炭素社会への移行リスクとして、気候変動に伴う燃費・排ガス規制や電動化の拡大に、現行製品が適切に対応できないことで、販売機会を喪失する可能性があります。また物理リスクとしてサイクロンや洪水等の異常気象の深刻化と頻度の上昇が考えられ、工場の操業停止やサプライチェーンの分断により売上が減少する可能性があります。 p.32

これらのリスクへ対処すべく、移行リスクについては、サーマルシステム事業、パワトレインシステム事業等において新たな燃費規制や電動化需要に応えるための研究開発の加速と得意先への提案をしています。また物理リスクについては、建物、構造物への気象災害対策(洪水含む)の実施のほか、部材等の購入先を複数社化することによりサプライチェーンに対するリスクマネジメントの強化に取り組んでいます。詳細については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 気候変動」をご参照ください。 p.32

⑨ 情報セキュリティリスク p.32

連結会社は、様々なグループ内専用ネットワークや情報技術システムを利用しています。さらに、連結会社の車載製品は、高度運転支援や自動運転等の高度な情報技術システムに使われています。 p.32

連結会社は、社内ネットワークや生産ライン等にセキュリティ対策を講じるとともに、社員へのセキュリティに対する更なるリテラシー向上教育を実施する等、情報資産の保護、技術流出への対策、安定的な供給の実現を図っているほか、車載製品をサイバー攻撃から守る技術を開発し、確実に搭載すべくグループ独自の仕組みを構築、運用の定着に取り組んでいます。 p.32

しかしながら、サイバー攻撃等の不正行為は脅威を増しており、連結会社を標的とした事象も発生しています。想定を大幅に超えるサイバー攻撃等を受けた場合、重要な業務の中断、機密情報の漏洩、車載製品の機能への悪影響等が生じる可能性もあります。その結果、競争力の喪失やレピュテーション低下を招き、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.32

(3) その他のリスク p.33

① 災害等による影響 p.33

連結会社は、大規模な自然災害、事故、疫病等の発生時に製造ラインの中断等による事業へのマイナス影響を最小化するため、すべての設備における定期的な災害防止検査と設備点検、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)や有事行動マニュアルの策定等の減災対応に取り組んでいます。 p.33

しかし、連結会社の生産施設及び連結会社の顧客企業、仕入先企業で発生する災害等による中断等の影響を完全に防止又は軽減できる保証はありません。例えば、連結会社の事業所の多くは南海トラフ地震防災対策推進地域に所在しており、この地域で大規模な地震が発生した場合、生産・納入活動が停止する可能性があります。 p.33

② 法的手続 p.33

連結会社は、ビジネス活動において、継続的なコンプライアンスの実践に努めています。それにも関わらず、様々な訴訟及び規制当局による法的手続の当事者となる可能性があり、その場合には連結会社の業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 p.33

③ 人権 p.33

連結会社は、従来「デンソーグループサステナビリティ方針」や「社員行動指針」において、人権を侵害する労働又はそれに準ずる行為の禁止を明文化し、グループで共有するとともに徹底を図っています。年々、グローバル社会でビジネスにおける人権尊重への取り組みの重要性が高まる中、人権に関する取り組みをより一層推進すべきと考え、人権に関する個別方針「デンソーグループ人権方針」に沿って対応を進めています。 p.33

しかしながら、差別やハラスメントによるコンプライアンス違反が発生した場合、社会的信頼が失墜し、連結会社の業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 p.33

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.30–33

研究開発活動

デンソーグループは、2030年に向けた中期経営計画「CORE 2030」に基づき、「モビリティの多様化に応える商品づくりの強化」「現場に宿る実践知とAIを融合したモノづくりの革新」「新たな価値創出をけん引する人づくり・パートナー共創」の3本柱を軸に、将来の競争力確保と社会課題の解決を両立する研究開発を積極的に推進しています。 p.37

(1)モビリティの多様化に応える「商品づくりの強化」では、世界各地で進展するモビリティの電動化・知能化に対応し、各国・地域の多様なエネルギー事情やニーズに応える商品開発を進めています。電動化の実績として、2025年10月には、トヨタ自動車株式会社の新型「bZ4X」に採用された新型インバータ及び電池マネジメントを担うセル電圧監視回路とシャント電流センサの3製品を開発しました。新型インバータは株式会社BluE Nexus(株式会社アイシンとの電動駆動システム事業の合弁会社)の新型eAxleに搭載され、当社独自のSiC(炭化ケイ素)パワー半導体(以下SiC)及び両面冷却技術を用い、従来比で電力損失を約70%低減、コアモジュールを約30%小型化することで、世界最高水準の出力密度を実現しています。また、電池マネジメント製品として、世界初の28チャネル対応セル電圧監視IC及び新型シャント電流センサを開発し、高精度な電池モニタリングによって充電時間の短縮と電池寿命の延長に貢献しています。こうした技術革新により、電動車の航続距離延伸、走行性能向上、充電時間短縮等実用性の向上に寄与しています。 p.37

さらに、当社は電動化時代の競争力を左右する中核技術として、SiCの高度化及び内製化に取り組んでいます。当社は、高温ガスを用いた結晶成長技術(ガス法)を開発し、従来の昇華法と比べて結晶成長速度を飛躍的に高めることで、生産性を約15倍に向上させるとともに、製造時のエネルギー消費及びCO2排出量の約90%削減を目指しています。加えて、SiCデバイスにおいては、世界初となる独自の3次元構造を採用し、デバイス内部における電流集中を抑制することで、高耐圧と低オン抵抗を両立し、電力損失の更なる低減を実現しています。当社は、ウエハからインバータまでの垂直統合型開発と国内サプライチェーンの強化を通じて、電動化の進展及び脱炭素社会の実現に貢献していきます。 p.37

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(2)現場に宿る実践知とAIを融合した「モノづくりの革新」では、開発・設計プロセスにおいて、ソフトウェア開発におけるAI駆動開発の高度化を推進しています。要求定義や設計といった上流工程から、実装・検証に至るまでの開発プロセス全体を対象に、人とAIが適切に役割分担しながら開発を進める仕組みの構築を進めており、開発初期段階から品質を作り込むことで、手戻りの抑制と開発効率の向上を図っています。こうした活動の成果の一つとして、過去の仕様書、開発ルール、法規文書等を関係性のある知識として整理し、AIエージェント技術を介して活用可能とする「Knowledge Graph Agent」を開発しました。構造化されたナレッジを基に文脈を考慮した分析やレビュー支援を行うことで、要件定義の抜け漏れ検出や設計検討の高度化を可能とし、上流工程における判断の質の向上に寄与しています。 p.37

また、愛知県西尾市において着工した善明南新工場では、TPSに根差した現場力を基盤に、デジタル技術やAIを活用した次世代スマートファクトリー構想の具現化に向けた取り組みを進めています。人の判断や知見の蓄積・活用については、AIエージェントを活用することで、その高度化を図っています。また製造現場においては、センサにより実世界を捉え、判断・動作を行うフィジカルAIを活用し、付帯作業を含む生産プロセスの自動化に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、人の実践知をAIの学習に反映しながら、人と機械・AIが相互に深化・進化・新化し続けるモノづくりの実現を目指すとともに、安全・品質・生産性の維持・向上につながる持続的な製造体制の構築を図っています。 p.37

(3)新たな価値創出をけん引する「人づくり・パートナー共創」では、業界内外の多様なパートナーとの連携及び人財育成を通じた新規事業創出と社会価値創造に注力しています。モビリティ領域の新たな共創モデルとして、2026年3月に国立大学法人東京大学との間で10年間にわたる産学協創協定を締結しました。本協定は、当社にとって大規模かつ長期の産学連携枠組みであり、「走るほど、満ちる社会へ:モビリティから広がる未来の社会価値」を共通ビジョンに掲げて、モビリティを起点とするエネルギー・データ・都市インフラの統合による次世代社会システムの構築を目指すものです。特に、走行中無線給電技術の社会実装に向けた研究や、モビリティ分野で新たな価値創造を担う高度人財の育成に主眼を置き、研究と教育を一体化した実践的な取り組みを推進しています。 p.37

また、食農等拡大する貢献領域においても、パートナーとの協創を強化しています。2025年4月にはオランダの栽培コンサルティング企業Delphy Groep B.V.と、データ駆動型スマート農業の推進に向けた基本合意書を締結し、さらに同年10月には安定的な計画栽培システムの共同開発契約を正式に締結しました。加えて、同年7月にはオランダの種苗メーカAxia Vegetable Seeds B.V.の全株式を取得し、世界トップクラスの育種専門知識と当社のデジタル・自動化技術を融合することで、高品質な品種開発の加速及び栽培の自動化を推進しています。これらの連携を通じ、気候変動や就農人口減少といった農業分野の課題解決に寄与するとともに、新たな事業価値の創出を目指しています。 p.37

さらに、人財育成の観点では、トヨタグループ5社(トヨタ自動車株式会社、株式会社アイシン、豊田通商株式会社、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社、当社)により「トヨタソフトウェアアカデミー」を設立し、AI・ソフトウェア分野を中心とした次世代人財の育成を推進しています。100種類以上の実践的な研修プログラムを提供し、ソフトウェアとハードウェアの双方に精通した人財の育成を図ることで、トヨタグループ全体の技術力強化とイノベーション創出に取り組んでいます。また、当社独自の高度エンジニア認定制度「SOMRIE®」を活用し、社員の専門スキル向上とキャリア形成を支援しています。産学官連携を通じた教育体系の整備も推進しており、デンソーグループ全体の育成に加え、産業界の継続的な人財基盤の強化にも貢献していきます。 p.37

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は690,073百万円(資産計上分含む)、その内、日本セグメント608,205百万円、北米セグメント31,658百万円、欧州セグメント14,120百万円、アジアセグメント34,867百万円、その他1,223百万円となっています。日本セグメントが占める比率は約88%となっており、研究開発活動の中心を担っています。 p.37

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.37

設備投資等の概要

連結会社では、生産拡大対応、次期型化、新製品切替及び新製品開発のための研究開発投資を重点的に推進し、当連結会計年度では、日本で228,765百万円、北米で60,914百万円、欧州で19,887百万円、アジアで51,654百万円、その他で8,047百万円、総額369,267百万円の設備投資を実施しました。 p.38

また、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。 p.38

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.38

企業データ

このページに載っている件数

業績指標37指標 × 5期
沿革45件
大株主10名
役員12名
開示の記述5章、約12,486字
関係会社252社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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