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業種›輸送用機器›今仙電機製作所
今仙電機製作所

今仙電機製作所 7266

愛知県犬山市に本社を置く自動車用シート機構・電装製品製造会社。p.51939年設立。2026年3月期の売上高 871億円。

  • 東証スタンダード
  • 3月決算
  • 日本基準
  • 従業員 2,596人
  • www.imasen.co.jp
輸送用機器自動車・輸送機配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
株式会社今仙電機製作所(Imasen Electric Industrial Co., Ltd.)p.1
法人番号
1180001080700 国税庁
設立
1939年2月(電気機械器具及び諸機械の製造販売を目的として、愛知県名古屋市東区に株式会社今仙電)p.4
資本金
7,289 百万円p.3
代表者
代表取締役社長執行役員 長谷川健一p.1
本店
愛知県犬山市字柿畑1番地p.1
電話番号
0568-67-1211p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
有限責任 あずさ監査法人p.44
従業員数
2,596人(連結)p.21,167人(単体)p.3
関係会社
子会社14社、関連会社・共同支配企業2社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7266JPX
市場区分
東証スタンダードJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
EDINETコード
E02231p.1
上場
2001年9月p.4
発行済株式総数
22,775 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月19日)p.1
配当
27.00円配当性向 40.7%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5–6

事業の内容

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社14社及び関連会社2社で構成され、自動車用のシート機構・電装製品及び電子製品の製造販売を主な内容とし、さらにワイヤーハーネス、福祉機器の製造販売等にも事業活動を展開しております。 p.5

当グループの事業に関わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 p.5

(1)日本 p.5

(シート・電装事業、電子事業) p.5

シート機構・電装製品及び電子製品……当社が製造販売しております。Mazda Imasen Electric Drive㈱が電子製品の技術開発及び生産技術開発をしております。 p.5

(その他事業) p.5

無動力歩行支援機…………………………㈱今仙技術研究所が製造販売するほか、当社が製造販売しております。 p.5

電動車いす・義手・義足…………………㈱今仙技術研究所が製造販売しております。 p.5

航空機用ワイヤーハーネス………………東洋航空電子㈱が製造販売しております。 p.5

工作機械用ワイヤーハーネス……………㈱岐阜東航電が製造販売しております。 p.5

画像・映像処理装置………………………㈱シーマイクロが製造販売を行っております。 p.5

従業員に対する福利厚生サービス………非連結子会社㈱ナイトが行っております。 p.5

(2)北米 p.5

(シート・電装事業) p.5

シート機構製品……………イマセン ビュサイラス テクノロジー インクが製造販売し、イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイが販売しております。 p.5

(電子事業) p.5

電子製品……………………イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイが販売しております。 p.5

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(3)アジア p.5

(シート・電装事業) p.5

シート機構製品……………広州今仙電機有限公司、武漢今仙電機有限公司、イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッド、イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーション、イマセン マニュファクチュアリング インディア プライベート リミテッドが製造販売し、ピーティー・イマセン パーツ インドネシアが販売しております。 p.5

電装製品……………………今仙電機股份有限公司が製造販売しております。 p.5

(電子事業) p.5

電子製品……………………広州今仙電機有限公司が製造販売しており、武漢今仙電機有限公司、イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッドが販売しております。 p.5

イマセン ランドホールディング コーポレーションは、イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーションの土地保有会社として設立された会社であります。 p.5

非連結子会社㈱ナイトは2026年3月31日付で解散し清算手続中であります。 p.5

事業の系統図は次のとおりであります。 p.6

(注)※は、連結子会社を表しております。○は、持分法適用会社を表しております。△は、非連結子会社を表しております。なお、非連結子会社㈱ナイトは2026年3月31日付で解散し清算手続中であります。 p.6

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5–6

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
87,149
2026年3月期
-7.6%+0.6%p.2
経常利益
百万円
2,122
2026年3月期
+315.3%+36.2%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失
百万円
2,480
2026年3月期
+19.0%-p.2
包括利益
百万円
4,281
2026年3月期
+87.6%+58.1%p.2
純資産額
百万円
56,098
2026年3月期
+5.8%+3.0%p.2
総資産額
百万円
81,111
2026年3月期
+3.5%+0.3%p.2
1株当たり純資産額
円
2,624.5
2026年3月期
+8.4%+5.1%p.2
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失
円
115.6
2026年3月期
+21.4%-p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
68.7
2026年3月期
+2.1%+2.7%p.2
自己資本利益率
%
4.6
2026年3月期
+15.0%-p.2
株価収益率
倍
7.2
2026年3月期
+9.1%-p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
1,948
2026年3月期
-29.6%-13.7%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-1,724
2026年3月期
-138.3%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
1,282
2026年3月期
+125.7%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
17,045
2026年3月期
+18.3%-2.0%p.2
従業員数
人
2,596
2026年3月期
-8.2%-9.4%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
43,481
2026年3月期
-6.2%+0.5%p.3
経常利益
百万円
1,322
2026年3月期
+58.9%+26.0%p.3
当期純利益又は当期純損失
百万円
1,424
2026年3月期
-56.8%-p.3
資本金
百万円
7,289
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
22,775
2026年3月期
-3.0%-0.8%p.3
純資産額
百万円
35,529
2026年3月期
+2.7%+0.5%p.3
総資産額
百万円
49,088
2026年3月期
+1.1%-2.4%p.3
1株当たり純資産額
円
1,672.6
2026年3月期
+5.3%+2.5%p.3
1株当たり配当額
円
27.00
2026年3月期
+35.0%+15.8%p.3
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失
円
66.39
2026年3月期
-55.9%-p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
72.4
2026年3月期
+1.7%+3.0%p.3
自己資本利益率
%
4.1
2026年3月期
-57.3%-p.3
株価収益率
倍
12.5
2026年3月期
+197.6%-p.3
配当性向
%
40.7
2026年3月期
+206.0%-p.3
従業員数
人
1,167
2026年3月期
-2.6%-6.3%p.3
株主総利回り
%
117.1
2026年3月期
+32.3%+10.5%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

44件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1939年2月電気機械器具及び諸機械の製造販売を目的として、愛知県名古屋市東区に株式会社今仙電機製作所を設立 p.4
  2. 1947年2月犬山工場建設 p.4
  3. 1954年6月自動車用ランプの生産開始 p.4
  4. 1955年3月自動車用リレーの生産開始 p.4
  5. 1958年6月自動車用ウインドレギュレータの生産開始 p.4
  6. 1960年11月水島工場建設 p.4
  7. 1962年9月今仙工業株式会社を設立(株式会社ナイトビームに商号変更) p.4
  8. 1962年11月水島工場を分離独立させ、子会社水島電装株式会社を設立(ナイト電装株式会社に商号変更) p.4
  9. 1963年12月名古屋工場建設 p.4
  10. 1965年11月自動車用リクライニングアジャスタの生産開始 p.4
  11. 1966年11月自動車用スライドアジャスタの生産開始 p.4
  12. 1967年6月子会社東洋航空電子株式会社設立(現・連結子会社) p.4
  13. 1968年9月海外子会社今仙電機股份有限公司設立(現・連結子会社) p.4
  14. 1970年6月株式会社ナイト設立(ナイト精機株式会社に商号変更) p.4
  15. 1971年8月広島工場建設 p.4
  16. 1979年2月本社を愛知県犬山市に移転 p.4
  17. 1979年12月子会社東洋航空電子株式会社が株式会社岐阜東航電設立(現・連結子会社) p.4
  18. 1982年1月ナイト精機株式会社を吸収合併(現・可児工場) p.4
  19. 1982年4月子会社株式会社今仙技術研究所設立(現・連結子会社) p.4
  20. 1985年11月自動車用パワーシートアジャスタの生産開始 p.4
  21. 1993年10月子会社ナイト電装株式会社を吸収合併(現・岡山工場) p.4
  22. 1995年4月八百津工場建設 p.4
  23. 1996年7月海外子会社イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーション設立(現・連結子会社) p.4
  24. 1996年12月株式を店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録 p.4
  25. 1997年4月海外子会社イマセン ビュサイラス テクノロジー インク設立(現・連結子会社) p.4
  26. 1999年5月岡山新工場建設 p.4
  27. 2001年9月名古屋証券取引所市場第二部に上場 p.4
  28. 2001年12月海外子会社広州今仙電機有限公司設立(現・連結子会社) p.4
  29. 2002年9月名古屋証券取引所市場第一部指定 p.4
  30. 2002年1月環境管理の国際規格ISO14001:1996取得 p.4
  31. 2003年1月海外子会社イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッド設立(現・連結子会社) p.4
  32. 2003年2月東京証券取引所市場第一部に上場 p.4
  33. 2004年2月世界共通の品質管理・保証規格 ISO/TS16949:2002取得 p.4
  34. 2004年4月子会社株式会社ナイトビームを吸収合併(現・春里工場) p.4
  35. 2005年10月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第一回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 p.4
  36. 2007年4月子会社株式会社九州イマセン設立 p.4
  37. 2007年11月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第二回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 p.4
  38. 2007年11月海外子会社イマセン マニュファクチュアリング インディア プライベート リミテッド設立(現・連結子会社) p.4
  39. 2011年3月中国湖北省武漢市に武漢今仙電機有限公司設立(現・連結子会社) p.4
  40. 2011年11月株式会社シーマイクロの株式を取得(現・連結子会社) p.4
  41. 2012年7月海外子会社イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイ設立(現・連結子会社) p.4
  42. 2012年9月株式会社今仙電機製作所130%コールオプション条項付第三回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行 p.4
  43. 2014年8月海外子会社ピーティー・イマセン パーツ インドネシア設立(現・連結子会社) IMASENグローバル開発・研修センター開設 ドイツ支店開設 p.4
  44. 2020年11月テイ・エス テック株式会社と資本業務提携 マツダ株式会社とMazda Imasen Electric Drive株式会社を設立 東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.27

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1テイ・エス テック株式会社7,98137.58%p.27
2IMASEN取引先持株会1,0074.74%p.27
3今仙電機従業員持株会6042.85%p.27
4株式会社三十三銀行5052.38%p.27
5INTERACTIVE BROKERS LLC4262.01%p.27
6水元公仁3451.63%p.27
7株式会社日本カストディ銀行(信託口)3241.53%p.27
8日本発條株式会社3101.46%p.27
9松山保臣1690.80%p.27
10森田成之1670.79%p.27
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 12名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

12名男性11名 女性1名2026年6月19日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.35–37

  • 代表取締役社長執行役員 最高経営責任者 内部統制推進室、シナジープロジェクト統括長谷川健一代表取締役p.35
  • 取締役常務執行役員 電子事業本部 本部長宮本秀幸p.35
  • 取締役常務執行役員 管理本部 本部長 コンプライアンスオフィサー、ESG統括萩元達也p.35
  • 取締役執行役員 シート・電装事業本部 本部長 リスクマネジメントオフィサー堀部修一p.36
  • 取締役執行役員 管理本部 副本部長 経理・経営企画、関係会社統括井上達嗣p.36
  • 取締役亀山恭一p.36
  • 取締役村山隆平p.36
  • 取締役浜崎佳子p.37
  • 常勤監査役奥田朋近p.37
  • 常勤監査役岩本靖雄p.37
  • 監査役久志本修一p.37
  • 監査役岡野英生p.37

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.49 ほか

連結従業員数
2,596 人
単体従業員数
1,167 人
平均年齢
45.4 歳
平均勤続年数
22.0 年
平均年間給与
6,263,000 円
女性管理職比率
2.7 %
男性育児休業取得率
76.2 %
男女賃金差異(全体)
69.9 %
同(正社員)
72.7 %
同(パート・有期)
92.5 %
役員の女性比率
8.33 %(女性1名/12名)
自己資本比率(連結)
68.7 %
ROE(連結)
4.6 %
EPS
115.6 円
BPS
2,624.5 円
株主総利回り
117.1 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 p.9

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.9

(1)経営方針 p.9

当社グループを取り巻く事業環境は、依然として続く物価高騰や、中東・ウクライナ情勢などの地政学リスク、中国における成長鈍化などにより、先行き不透明な状況が続いております。 p.9

こうした環境下において、中期経営計画も最終年度を迎え、様々な環境変化に対応できるよう体制強化に取り組んでおります。 p.9

さらには長期での事業成長に向けても基盤作りが進んでおり、今後も長期目標の達成に向け、攻めと守りの両面でスピード感を持って取り組んでまいります。 p.9

(2)中長期経営計画 p.9

1.長期目標を達成するための3年間の中期経営計画を策定 p.9

2.シート電装事業・電子事業の主要2事業に集中 p.9

3.資本コスト・株価を意識した経営の実現 p.9

足元の事業環境におきましては、 p.9

・中国における日系OEM不振による生産減少 p.9

・米国でのEV車戦略の方針転換 p.9

・アジアにおける生産台数伸び悩み など p.9

想定以上の事業環境の変化が売上に影響しております。 p.9

それらを考慮し、中期の最終年度である2026年度中期収益目標は、当初目標として掲げた売上高910億円、営業利益4.0%を売上高860億円、営業利益3.5% に見直しましたが、ROE「4.0%以上」とした目標は維持し、達成に向けて引き続き、取り組んでまいります。 p.9

中期経営計画の達成に向けては、以下の「9つの重点施策」を掲げ取り組みを進めてまいります。 p.9

①意思決定のスピードアップと権限移譲の促進 p.9

②営業機能の強化 p.9

③メガサプライヤーを超える競争力の強化 p.9

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④北米・中国再編による収益強化 p.9

⑤調達構造の再構築による材料費率の改善 p.9

⑥稼ぐ力の再構築 p.9

⑦ROEと資本コストを意識した資本政策 p.9

⑧グループシナジーによる将来製品開発 p.9

⑨ESG経営の推進 p.9

(3)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後の当社グループを取り巻く事業環境については、中東情勢に起因するエネルギー・資源価格の高騰、米国における通商政策の動向、為替相場の不安定な推移等により、先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想されます。 p.10

当社グループが関連する自動車業界においては、競争力の高いメガサプライヤーの参入や海外ローカルメーカーの台頭により競争が激化しております。また、EV車戦略に関するOEMメーカーの方針転換などの状況を踏まえ、こうした事業環境の変化にスピード感をもって対応していかなければならないと認識しております。 p.10

当社グループにおきましては、中期会社目標で掲げる9つの重点施策を「倍速の経営スピード」で実行し、安定した収益基盤を確立するべく、以下の施策に取り組んでまいります。 p.10

(収益基盤のさらなる強化) p.10

業績回復に向けて取り組んだ北米再編、中国・タイでの人員最適化などの構造改革に加え、さらなる競争力強化や事業成長に向けて、国内工場再編、調達構造の再構築、自動化・省人化等の合理化投資を推進します。これにより、外部環境の変化に左右されにくい収益基盤の構築を目指します。 p.10

(成長市場・成長分野への展開) p.10

インド市場における生産能力の拡大及び現地ローカルメーカー向け拡販を継続するとともに、テイ・エス テックとの協働によるグローバル拡販を通じて、事業規模の拡大を図ります。また、電子事業においては、次世代インバータ製品をはじめとする高付加価値製品への投資を継続し、中長期的な成長ドライバーとしての競争力強化に取り組みます。 p.10

(資本コストや株価を意識した経営の実現) p.10

中期経営計画で掲げる9つの重点施策を着実に実行することで収益力の向上を図るとともに、資産の有効活用を通じてキャッシュを創出し、事業成長に向けた投資や株主還元に充当することで、資本効率の向上を進めていきます。 p.10

(ESG経営を基軸とした持続的成長) p.10

環境負荷低減への取り組み、人的資本への投資、コーポレート・ガバナンスの強化に加え、サプライチェーンを含めたサステナビリティ向上の取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現と企業価値向上の両立を図ります。 p.10

当社グループは、これらを着実に推進することにより、さらなる業績回復と事業成長の実現を目指してまいります。 p.10

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.9–10

事業等のリスク

当グループではリスク管理の統括責任者として、取締役よりリスクマネジメントオフィサーを任命するとともに、経営審議会の諮問機関として「リスクマネジメント委員会」を設置し、事業を運営するうえで顕在化する可能性のある、あらゆるリスクの低減に取り組んでいます。 p.13

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 p.13

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.13

(1) 経済状況の変化について p.13

国内における物価高騰、欧州、中東における地政学的なリスクや米国をはじめとする追加関税などのリスクの高まりは、当社グループが製品を製造・販売している国や地域の経済情勢の変動を招いているとともに、石油・天然ガスなどの資源価格の高騰や、金融市場にも大きな影響を与えています。加えて、SDGsやTCFDなど、人権や環境に対する社会的な意識の高まりや、自動車業界における、完成車メーカーの電動車戦略に関する方針転換などは、今後の経済動向に大きな変化をもたらすとみられ、当社グループの経営成績、財政状態も影響を受ける可能性があります。 p.13

当社グループは、欧州、中東における地政学的なリスク、米国の関税リスクについては、そのリスクによって引き起こされる資源価格の高騰、金融市場の混乱、関税対応の混乱等について、影響度合いを注視しながら、個別に対応を検討してまいります。また、SDGsについては、当社のサステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を設定し、これに基づく取り組みを21年度から推進・展開するとともに、気候関連問題も重要な社会課題のひとつとして認識しており、2023年3月にTCFD提言に賛同を表明しております。加えて、電動車市場への対応では、完成車メーカーとの協業体制により、電動駆動ユニットの開発・生産に関する取り組みを行っております。 p.13

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(2) 為替レートの変動について p.13

当社グループの主要基盤である自動車部品関連事業については、引き続き海外売上高が一定の比率を占めるものと予想されます。他国の通貨に対する日本円の為替レートの変動は、販売価格面での競争力に影響を及ぼし、延いては経営成績に大きな影響を与える可能性があります。 p.14

また、当社の外貨建取引による外貨換算額及び連結財務諸表作成に用いる海外グループ会社の財務諸表は、決済、換算時の為替レートにより円換算の価値に影響を与えることから、当社グループの経営成績、財政状態が影響を受ける可能性があります。 p.14

当社グループは、為替変動に対しては社内基準に基づき為替予約を実施するとともに、外貨建取引については、その影響を抑えるべく、地産地消に向けた現地調達、現地生産の検討、実施を進めております。 p.14

(3) 特定得意先への依存について p.14

当社グループは自動車部品関連事業を主たる事業とし、グループ総売上高に占める当該事業の売上高の割合は、当連結会計年度において94.2%となっております。自動車部品関連事業の売上高のうち、本田技研工業㈱系列に対する売上高39.4%、マツダ㈱系列に対する売上高19.5%、三菱自動車工業㈱系列に対する売上高9.8%と高い割合になっており、各社の事業方針、経営施策、各社及び各社取引先における品質問題等が発生した場合の販売影響等により当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 p.14

(4) 製品の不具合が生じた場合の責任について p.14

自動車部品関連事業において、当社グループが製造・販売した製品に何らかの不具合が生じた場合、得意先自動車メーカーが実施する改修費用のうち、責任割合に対応する負担が発生することとなり、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 p.14

当社グループは、法律上の損害賠償責任が発生した場合に備えて製造物賠償責任保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する補償額を十分カバーできる保証はないことから、世界に通用する品質保証体制を確立し、お客様に満足いただける製品を提供することを目的として、自動車産業における世界共通の品質管理・保証規格であるIATF16949:2016の認証を取得しており、品質管理・品質保証体制を構築して、製品不具合リスクの軽減を図っております。また、品質重視の環境を整備するべく、品質本部を設置し、品質管理体制の強化、見直しなどにより、グローバル全体で製品の品質向上に取り組みます。 p.14

(5) コンプライアンス違反について p.14

近年、モノ造り企業において品質に関連する不適切行為の報告が増加しております。当社グループにおいても、品質管理・保証規格であるIATF16949:2016の認証を取得し、品質保証体制を構築しておりますが、それだけでリスクを消し去るものではなく、ひとたびコンプライアンス違反が発生した場合は、当社グループの経営成績に影響を受けるばかりでなく、社会的信用も失墜する可能性があります。 p.14

当社グループでは、取り巻くリスクの変化およびコンプライアンス事案への迅速かつ的確な対応を行うため、取締役よりコンプライアンスオフィサーを任命するとともに、「倫理コンプライアンス委員会」を設置して、啓発活動や、メールによる目安箱の設置など、風通しの良い企業風土の醸成に取り組んでおります。加えて、定期的な従業員満足度アンケートにより従業員の満足度、エンゲージメント数値を確認して、働きやすい職場を実現していくとともに、倫理、コンプライアンスを含む緊急事態発生に対するレポートラインを整備し、迅速な対応ができる体制整備に取り組んでおります。 p.14

(6) 原材料、部品の供給状況による影響について p.14

当社グループにて消費する原材料、部品の調達については、市況変化、関税政策変動、資源エネルギーの供給不安による価格高騰の影響を受けており、当事業年度においては、中東情勢の影響も加わり、先行きが不透明な状況にあります。今後、事態がさらに悪化した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

当社グループは、日頃より原価低減活動に取り組むとともに、世界的な供給状況の混乱を受けて、調達先の複数化、在庫日数の延長や需給変動と調達期間のギャップ等、環境や調達先起因によるリスクを分析し、生産変動、供給維持に向けた対応や、現地調達への切り替えなどを進めております。 p.14

(7) 自然災害、感染症等について p.15

当社グループの国内及び海外の生産拠点において、地震、洪水等の自然災害、感染症等が発生した場合、当社グループの操業に直接的又は間接的に影響を受ける可能性があります。 p.15

当社グループは、災害、感染症拡大等の有事に備え、被害を最小限に抑え、事業の継続を図るべく、事業継続計画(BCP)を整備しその対応に努めるとともに、緊急事態発生に対するレポートラインを整備し、迅速な対応ができる体制整備に取り組んでおります。 p.15

(8) 固定資産の減損損失について p.15

当社グループが保有する有形固定資産、無形固定資産において、資産の価値が著しく下落した場合や事業の損失が継続するような場合には、固定資産の減損損失の計上により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、減損の兆候を捉えた場合、適時に減損損失額の把握を行い、業績及び財務状況に及ぼす影響を最小限とするよう、対応を行います。 p.15

(9) 情報漏洩、サイバー攻撃について p.15

当社グループが行う生産、販売活動及び各種事業活動は、ITシステム及びシステム間を繋ぐ通信ネットワークを利用しており、通信ネットワークにおける障害や、ランサムウェアに代表されるサイバー攻撃、ハードウェアの故障等のリスクに晒されており、その影響を受けた場合は、事業活動に支障が出る可能性があるとともに、社会的信頼を損ない、多額の費用負担が発生する可能性があります。当社グループでは、様々なITリスクへの対応と、変革するデジタル社会に適応するために、「従業員が どこでも 安全に ストレスフリーに仕事ができるIT環境」を目指したロードマップを作成し、ビジネスツール、セキュリティ基盤の整備を推進するとともに、「今仙情報セキュリティハンドブック」を社内WEB上で公開し、従業員のセキュリティ意識向上に活用しております。 p.15

(10) 人的資源の流失について p.15

当社グループの主力事業である自動車部品関連事業では、業界各社がデジタル人材の獲得に動いています。加えてこれまでの年功序列型賃金制度からジョブ型給与への移行が進んでおり、ライフスタイルの変化とともに労働力の流動化が加速する中、魅力的な仕事、ライフスタイルにマッチした賃金、福利厚生制度に対応できなければ、人財が流出し、事業の継続に影響を及ぼす事態になる可能性があります。 p.15

当社グループでは、環境の変化に対応し、会社と従業員の持続的成長に向けた事業変革として、2024年4月より従来の年功序列型賃金から脱却し、どの世代でも高い目標にチャレンジし活躍している社員を評価する新人事制度に移行しました。今後も引き続き新人事制度を浸透させることにより、従業員とのエンゲージメントを高めて、当該リスクに対応してまいります。 p.15

(11) 国家間協定・条約等の影響について p.15

世界経済は、グローバル経済から、保護主義的な経済活動に移ってきており、資源エネルギーを取り巻く環境や、半導体製造や電動車などの電池製造などに関わる国家政策は、電機産業、自動車産業に留まらず、全ての経済活動に影響を及ぼしています。米国をはじめとする追加関税や輸出入規制の強化などは、各社及び各社取引先の事業方針、経営施策を含め、当社グループの事業計画が影響を受ける可能性があります。 p.15

当社グループでは、国家間協定・条約等の影響を最小限に抑えるべく、各国、各地域の協定・条約の締結動向を注視するとともに、地産地消に向けた現地調達、現地生産の検討、実施を進めております。 p.15

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.13–15

研究開発活動

当社グループは、企業の競争力維持のため、また将来的な成長のため、研究開発を最重要経営課題であると認識し、これに取り組んでおります。「よい品を より安く より速く」顧客に提供するために、常に「世界的な視野に立ったハイエスト・クオリティー、ローエスト・コスト」を理念として、独創技術の開発に努め、新技術及び新製品を提案できる開発型の企業として、先端技術、現行技術の革新・改良と、それらを量産に結びつけるための研究開発を行っております。 p.20

当連結会計年度における研究開発活動に係る費用の総額は3,170百万円であります。なお、当該金額には既存製品の改良、応用等に関する費用が含まれており、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会)に規定する「研究開発費」は163百万円であります。 p.20

セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。 p.20

なお、研究開発活動は主に日本国内において、以下の分野で行っております。 p.20

日本 p.20

(シート・電装事業) p.20

主力製品であるシートアジャスタについては、「安全」「環境」「快適・利便」をキーワードとした製品開発を最重要テーマとして、『お客様のニーズにあった製品』の研究開発に取り組み、世の中の移動に貢献しています。 p.20

「安全」:衝突時の乗員保護をより高い次元で達成する製品や適正な姿勢を確保する製品の開発に取り組むとともに、各々の強度ごとのバリエーションに適応した製品開発を行っております。 p.20

「環境」:低燃費及び将来の電動化を見据え、機能集約による部品の削減ならびに、新加工・新固定方法による小型・薄型にて軽量製品の開発に取り組んでおります。またリサイクル材の採用や海外生産拠点における材料からの現地調達および現地生産の促進に取り組んでおります。 p.20

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「快適・利便」:お客様の感性領域まで考慮し、心地よい操作・作動を提供できるシートアジャスタの開発に取り組んでおります。 p.20

「その他」:当社グループ各社のシナジーを活かした、車室空間ならびに、スマートファクトリーの研究開発に取り組んでおります。 p.20

(電子事業) p.20

電子製品領域については、以下を研究開発の重点テーマに位置付けております。 p.20

1. 高効率パワーエレクトロニクス技術開発: p.20

インバータ等の電力変換装置において、電力損失の抑制を目的とした技術開発に取り組んでおります。これらの取り組みを通じて、製品コストの低減およびエネルギー損失の抑制を図り、量産製品への移行を推進しております。 p.20

2. モデルベース開発: p.20

複雑化・大規模化する車載ソフトウエア開発に対応するため、制御モデルを活用したモデルベース開発を推進しております。先端的な開発ツールおよび開発プロセスを導入し、上流段階での機能検証や性能評価を行うことで、開発効率の向上および品質の確保に取り組んでおります。 p.20

3. EMC開発の効率化: p.20

車載電子機器が発生する電磁ノイズ抑制において、製品コストや開発期間の観点から改善が求められております。これらに対応するため、社内に測定環境を整備し、技術ノウハウの蓄積と開発の効率化に取り組んでおります。 p.20

4. E/Eアーキテクチャ開発 p.20

ソフトウエア定義車両(SDV)の実現に向け、E/Eアーキテクチャ開発の一環として、車載OSを搭載したゾーンアーキテクチャのシステム構成をはじめ、高速ネットワーク技術および無線によるソフトウエアアップデート(OTA)技術の量産製品への実装に向けた検討を進めております。 p.20

(その他の事業) p.21

その他の製品におきましては、機構・電装技術に加え、当社グループ各社のシナジーを活かした次世代モビリティの研究開発に取り組んでおります。 p.21

福祉機器の電動車いすについては、暮らしを支えるかけがえのないパートナーとして、安全性・快適性を徹底的に追求し、使われる方の快適さはもとより、介助する方や周りの環境にも優しい機能、性能、デザインであることに心を配って開発しております。 p.21

主力製品である重度障がい者を対象とした製品に加え、今後の超高齢化社会に向け、電動駆動のコア技術を活用した高齢者向け製品の研究開発を行い、販売を開始しました。そして障がい者、高齢者の方にとって唯一の自力移動手段であることを踏まえ、使いやすさと安全性を重点に、一層の軽量化、小型化、高機能化を目指しております。 p.21

義足については、「使う人の要求を、作る人の立場で考える」というコンセプトのもと、様々な日本の生活環境、体型、年齢などに合わせた最適な義足を提供するため、パーツ選択や交換、調整を容易に行えるモジュール化した義足部品の研究開発を行っております。特に膝継手においては、国内だけでなく海外輸出を考慮した耐久性と耐環境性を備え、機能美といわれるデザイン性を重視した製品を開発しており、国内外から高い評価をいただいております。 p.21

ミズノ株式会社と共同開発したスポーツ用義足は、東京パラリンピックでは、2名のパラアスリートに使用していただきました。この技術をもとに子供たちや初心者向けの製品を開発し、販売を開始しました。また、パラアスリートの山下千絵選手とスポンサー契約するなど障がい者スポーツの普及活動にも積極的に取り組んでいます。 p.21

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.20–21

設備投資等の概要

当連結会計年度の設備投資については、新製品の量産対応及び生産の合理化を目的とした生産設備投資等に総額3,805百万円の設備投資を実施いたしました。 p.22

セグメントごとの設備投資については、次のとおりであります。 p.22

(1)日本 p.22

電子事業における開発環境整備、インバータ製品立ち上げ準備、国内再編と合理化に総額2,173百万円の設備投資を行いました。 p.22

(2)北米 p.22

新規車種立ち上げ対応や、生産能力拡大、工場拡張に伴う投資を中心に総額1,223百万円の設備投資を行いました。 p.22

(3)アジア p.22

中国、タイでの新規車種立ち上げ対応や、合理化に伴う投資を中心に総額408百万円の設備投資を行いました。 p.22

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.22

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革44件
大株主10名
役員12名
開示の記述5章、約9,579字
関係会社16社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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