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業種›輸送用機器›愛三工業
愛三工業

愛三工業 7283

愛知県大府市に本社を置く自動車部品の製造・販売会社。p.61938年設立。2026年3月期の売上高 3,308億円。

輸送用機器自動車・輸送機TOPIX Small 1配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
愛三工業株式会社(AISAN INDUSTRY CO., LTD.)p.1
法人番号
1180001092357 国税庁
設立
1938年12月(資本金50万円をもって軍需品の製造を目的に名古屋市瑞穂区に設立)p.4
資本金
10,870 百万円p.3
代表者
社長経営役員加藤貴己p.1
本店
愛知県大府市共和町一丁目1番地の1p.1
電話番号
0562-47-1131p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
有限責任監査法人 トーマツp.47
従業員数
8,712人(連結)p.22,580人(単体)p.3
関係会社
子会社25社、関連会社・共同支配企業1社p.6
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7283JPX
市場区分
東証プライムJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Small 1JPX
EDINETコード
E02162p.1
上場
1980年11月p.4
発行済株式総数
63,406 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月11日)p.1
配当
80.00円配当性向 29.5%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.6–7

事業の内容

当社グループ(当社および当社の関係会社)は、愛三工業株式会社(当社)、連結子会社25社、非連結子会社2社および関連会社1社より構成されており、自動車部品の製造・販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。 p.6

当社グループの事業内容およびセグメントとの関連は、おおむね次のとおりであります。 p.6

(自動車部品) p.6

燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタなどの自動車部品の製造・販売を行っております。 p.6

[主要な関係会社] p.6

日本 テイケイ気化器㈱、㈱ニチアロイ、愛三熊本㈱、泰凱通用化油器(宁波)有限公司アジア 玄潭産業㈱、玄潭テック㈱、愛三(天津)汽車部件有限公司、愛三(佛山)汽車部件有限公司、愛三貿易(広州)有限公司、沈陽玄潭汽車部件有限公司、㈱アイサンナスモコインダストリ、アイサンコーポレーションアジアパシフィック㈱、アイサンインダストリーインディア㈱、アイサンセールスインディア㈱、IHDインダストリーズ㈱、ヒョンタンアメリカ㈱、ヒョンタンスロバキア㈲米州 フランクリンプレシジョンインダストリー㈱、アイサンインダストリーケンタッキー㈲、アイサンコーポレーションオブアメリカ、アイサンオートパーツメキシコ㈱欧州 アイサンインダストリーチェコ㈲、アイサンコーポレーションヨーロッパ㈱(自動車部品以外) p.6

自動車運送取扱業務、土木建設業、コンピュータシステムおよびプログラムの開発・販売等を行っております。 p.6

[主要な関係会社] p.6

日本 愛協産業㈱、アイサンコンピュータサービス㈱ p.6

[事業系統図] p.6

当社グループの事業系統図および主要な会社名は次のとおりであります。 p.7

※ その他の関係会社であります。 p.7

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.6–7

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
330,834
2026年3月期
-1.9%+14.3%p.2
経常利益
百万円
19,229
2026年3月期
-0.3%+17.0%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
13,074
2026年3月期
-1.2%+17.6%p.2
包括利益
百万円
21,035
2026年3月期
+299.1%+8.3%p.2
純資産額
百万円
146,329
2026年3月期
+4.3%+9.7%p.2
総資産額
百万円
311,476
2026年3月期
+3.5%+11.4%p.2
1株当たり純資産額
円
2,487.4
2026年3月期
+14.5%+12.7%p.2
1株当たり当期純利益
円
227.6
2026年3月期
+7.4%+20.4%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
45.5
2026年3月期
+0.9%-1.3%p.2
自己資本利益率
%
9.4
2026年3月期
-4.1%+5.8%p.2
株価収益率
倍
8.1
2026年3月期
-18.4%+4.6%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
7,204
2026年3月期
-74.5%-14.6%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-11,574
2026年3月期
+42.5%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
4,133
2026年3月期
-62.3%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
87,620
2026年3月期
+4.1%+15.8%p.2
従業員数
人
8,712
2026年3月期
-0.8%+1.0%p.2
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提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
130,216
2026年3月期
+4.0%+12.6%p.3
経常利益
百万円
15,947
2026年3月期
-5.6%+23.4%p.3
当期純利益
百万円
15,573
2026年3月期
-5.6%+26.3%p.3
資本金
百万円
10,870
2026年3月期
+0.0%+0.4%p.3
発行済株式総数
千株
63,406
2026年3月期
+0.0%+0.1%p.3
純資産額
百万円
82,367
2026年3月期
-0.3%+6.9%p.3
総資産額
百万円
202,692
2026年3月期
+6.6%+10.6%p.3
1株当たり純資産額
円
1,444.3
2026年3月期
+9.3%+9.6%p.3
1株当たり配当額
円
80.00
2026年3月期
+17.6%+28.9%p.3
1株当たり当期純利益
円
271.1
2026年3月期
+2.7%+29.2%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
40.6
2026年3月期
-6.5%-3.3%p.3
自己資本利益率
%
18.9
2026年3月期
-11.7%+17.0%p.3
株価収益率
倍
6.8
2026年3月期
-14.7%-2.5%p.3
配当性向
%
29.5
2026年3月期
+14.3%-0.3%p.3
従業員数
人
2,580
2026年3月期
+1.7%-0.8%p.3
株主総利回り
%
313.4
2026年3月期
-7.9%+29.0%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

65件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4–5

  1. 1938年12月資本金50万円をもって軍需品の製造を目的に名古屋市瑞穂区に設立 p.4
  2. 1939年5月堀田工場操業開始 p.4
  3. 1945年10月キャブレタ、燃料ポンプなど自動車部品の製造に着手 p.4
  4. 1948年6月紡織機部品生産開始(~58年) p.4
  5. 1953年11月自転車用アイサンモータ生産、発売(~54年) p.4
  6. 1954年12月家庭用プロパンガスレギュレータ生産、発売(~60年) p.4
  7. 1957年11月本社および工場を現在の大府市に移転 p.4
  8. 1958年12月社内ダイカスト開始 p.4
  9. 1960年8月エンジンバルブ生産開始 p.4
  10. 1962年9月LPGレギュレータ生産開始 p.4
  11. 1965年9月PCVバルブ生産開始 p.4
  12. 1966年2月テイケイ気化器㈱(現・連結子会社)を子会社化 p.4
  13. 1971年3月安城工場を新設 p.4
  14. 1971年6月キャニスタ生産開始 p.4
  15. 1976年8月メカニカル燃料ポンプ生産開始 p.4
  16. 1980年5月愛協産業㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  17. 1980年7月樹脂キャニスタ生産開始 p.4
  18. 1980年11月名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 p.4
  19. 1981年8月スロットルボデー生産開始 p.4
  20. 1982年3月ミヤマ精工㈱に資本参加 p.4
  21. 1982年8月米国に現地法人アイサンコーポレーションオブアメリカ(現・連結子会社)を設立 p.4
  22. 1983年4月電動燃料ポンプ生産開始 p.4
  23. 1984年9月インジェクタ生産開始 p.4
  24. 1984年10月アイサンコンピュータサービス㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  25. 1988年2月日本超硬㈱(現社名㈱ニチアロイ・連結子会社)に資本参加 p.4
  26. 1989年4月米国に現地法人フランクリンプレシジョンインダストリー㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  27. 1990年5月豊田工場を新設 p.4
  28. 1992年11月デミング賞実施賞を受賞 p.4
  29. 1996年6月エンジン適合事業開始 p.4
  30. 1997年1月インドネシアに㈱アイサンナスモコインダストリ(現・連結子会社)を設立 p.4
  31. 1997年3月韓国の玄潭産業㈱(現・連結子会社)に資本参加 p.4
  32. 1998年4月燃料ポンプモジュール生産開始 p.4
  33. 1998年8月チタンエンジンバルブ生産開始 p.4
  34. 2000年3月東京証券取引所市場第二部に株式上場 p.4
  35. 2000年4月吸気モジュール生産開始 p.4
  36. 2000年5月電子スロットルボデー生産開始 p.4
  37. 2000年9月チェコにアイサンビトロンチェコ㈲(現社名アイサンインダストリーチェコ㈲・連結子会社)を設立 p.4
  38. 2000年12月EGRバルブ生産開始 p.4
  39. 2001年3月東京証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部に株式上場 p.4
  40. 2002年4月中国に沈陽玄潭汽車部件有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  41. 2002年6月インドにIHDインダストリーズ㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  42. 2002年9月小型二輪車用燃料噴射システムを開発 p.4
  43. 2002年9月樹脂インテークマニホールド生産開始 p.4
  44. 2003年7月中国に愛三(天津)汽車部件有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  45. 2004年3月ベルギーにアイサンコーポレーションヨーロッパ㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  46. 2004年4月米国にヒョンタンアメリカ㈱(現・連結子会社)を設立 p.4
  47. 2004年5月中国に愛三(佛山)汽車部件有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  48. 2005年8月中国に泰凱通用化油器(宁波)有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  49. 2006年5月スロバキアにヒョンタンスロバキア㈲(現・連結子会社)を設立 p.4
  50. 2006年8月中国に愛三貿易(広州)有限公司(現・連結子会社)を設立 p.4
  51. 2007年11月韓国の㈱D&H(現社名玄潭テック㈱・連結子会社)およびその子会社に資本参加し子会社化 p.4
  52. 2008年7月愛三熊本㈱(現・連結子会社)を設立 p.5
  53. 2011年12月タイにアイサンコーポレーションアジアパシフィック㈱(現・連結子会社)を設立 p.5
  54. 2013年2月メキシコにアイサンオートパーツメキシコ㈱(現・連結子会社)を設立 p.5
  55. 2014年12月燃料電池自動車(FCV)向け水素インジェクタ生産開始 p.5
  56. 2017年10月LPGハイブリッド燃料系システム生産開始 p.5
  57. 2018年3月インドにアイサンセールスインディア㈱(現・連結子会社)を設立 p.5
  58. 2018年6月インドにフィエムインダストリーズ㈱との合弁会社としてアイサンフィエムオートモーティブズインディア㈱(現社名アイサンインダストリーインディア㈱・連結子会社)を設立 p.5
  59. 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 p.5
  60. 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプレミア市場へ移行 p.5
  61. 2022年6月FIEM社との合弁会社の合弁契約を解消し株式を取得、社名を「アイサン インダストリー インディア」に変更 p.5
  62. 2022年9月㈱デンソーから燃料ポンプモジュール事業を譲受 米国のキョウサンデンソーマニュファクチュアリングケンタッキー㈲(現社名アイサンインダストリーケンタッキー㈲・連結子会社)を子会社化 p.5
  63. 2023年6月マグネクス㈱を子会社化 p.5
  64. 2023年11月㈱アイエムアイを子会社化 p.5
  65. 2026年4月トライス㈱を子会社化 p.5

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.31

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1トヨタ自動車株式会社18,10731.75%p.31
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5,2299.16%p.31
3株式会社豊田自動織機4,7678.36%p.31
4株式会社日本カストディ銀行(信託口)2,4684.32%p.31
5愛三工業従業員持株会1,7032.98%p.31
6STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5052231,2072.11%p.31
7RE FUND 107-CLIENT AC1,1822.07%p.31
8株式会社三井住友銀行7801.36%p.31
9DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO7661.34%p.31
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 1400426921.21%p.31
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 14名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

14名男性11名 女性3名2026年6月11日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.41–42

  • 代表取締役副社長 副社長経営役員中根徹代表取締役p.41
  • 取締役副社長 副社長経営役員加藤茂和p.41
  • 取締役副社長 副社長経営役員山中章弘p.41
  • 取締役野村得之p.41
  • 取締役上原隆史p.41
  • 取締役大井祐一p.41
  • 取締役柘植里恵p.41
  • 取締役入部百合絵p.42
  • 取締役高山直士p.42
  • 取締役船引英子p.42
  • 常勤監査役古田祐二p.42
  • 常勤監査役中村秀昭p.42
  • 監査役矢崎信也p.42
  • 監査役西松真人p.42

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.52–53 ほか

連結従業員数
8,712 人
単体従業員数
2,580 人
平均年齢
44.6 歳
平均勤続年数
21.7 年
平均年間給与
7,645,998 円
女性管理職比率
2.5 %
男性育児休業取得率
85.9 %
男女賃金差異(全体)
74.1 %
同(正社員)
73.6 %
同(パート・有期)
53.0 %
役員の女性比率
21.4 %(女性3名/14名)
自己資本比率(連結)
45.5 %
ROE(連結)
9.4 %
EPS
227.6 円
BPS
2,487.4 円
株主総利回り
313.4 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
米州1,363p.52

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

(1) 会社の経営の基本方針 p.10

当社グループの経営の基本的な考え方は、以下のとおりであります。 p.10

1. お客様第一の心で商品を創り p.10

2. 知恵と技術で高品質を実現し p.10

3. 人を大切にする明るい職場を築いて p.10

企業の繁栄と豊かな環境作りで社会に貢献する p.10

(2) 中長期的な目標指標 p.10

当社グループは、中期的な経営方針として、既存事業の競争力強化と更なる成長、新規領域の事業育成を掲げております。安定的成長と持続的収益性を中期的な目標指標として掲げており、2025年2月25日に公表しました中期経営計画では、2025年度から2027年度の期間において、売上高3,500億円、営業利益率7.7%、ROE12.0%を目標として設定しております。 p.10

(3) 中長期的な会社の経営戦略 p.10

当社グループは、持続可能(サステナブル)な社会の実現に事業活動を通して貢献していくことを目指し、「VISION2030」を掲げています。企業グループの目指す姿の実現に向けた活動に全力で取り組んでまいります。 p.10

・ビジョン:「この手で笑顔の未来を」 p.10

・目指す姿:「確かな技術と品質で 豊かな社会へ新たな価値を創造」 p.10

「今をもっと快適に」 p.10

「未来の子どもたちに安心と笑顔を」 p.10

(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 p.10

① パワートレイン事業の強化 p.10

当社グループは、今後もエンジンを支え続けていくため、エンジンシステムサプライヤーを目指します。その足掛かりとして、まずはエンジン領域の重要機能部品である燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、EGRバルブを重点4製品と位置づけ、圧倒的な競争力のある世界No.1製品を目指す取り組みを開始いたしました。具体的には、重点4製品の強化に向けて部門横断で統括する製品チーフエンジニアを配置し、地域別および顧客別のニーズに対応した製品開発と拡販を進めるとともに、サブシステムの提案を行ってまいります。 p.10

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② 電動化製品事業の推進 p.10

事業拡大に向けて受注実績を積み上げており、受注した製品を確実に立ち上げるための生産準備を進めております。さらに、プロジェクトを選択してリソーセスを集中投入することで、資本効率を意識した製品開発の強化を進めてまいります。また、ものづくりを通して生産技術ノウハウを獲得するとともに、幅広い要素技術の開発や外部との連携強化を進めてまいります。 p.10

③ 未来社会への取り組みの継続 p.10

これまでモビリティ事業で培ってきたノウハウをベースに、未来社会を見据えた取り組みを強化しております。2030年代以降の非モビリティ領域の事業化に向けた技術基盤づくりのために、発電機やエネルギー供給関連事業への参入を目指し、アンモニア水素発電によるクリーンな電力供給の実用化に向けた実証実験を進めてまいります。あわせて、人手不足に課題を持つ製造業などの継続的な現場改善や生産性向上に向け、協働ロボットを始めとしたソリューションを提供することで貢献してまいります。 p.10

④ 収益体質の強化 p.11

環境変化に強い強固な収益基盤を構築するため、経営体質の強化を進めてまいります。具体的には、損益分岐点を引き下げる活動を従来以上に徹底するとともに、㈱デンソーより譲り受けた燃料ポンプモジュール事業における自社生産化を進めることで、収益力の向上を図ってまいります。 p.11

また、2026年4月に完全子会社化したトライスグループが有する要素技術と、当社の開発力およびものづくり力を最大限に融合させることにより、グループシナジーの最大化を推進してまいります。これらの取り組みを通じて、稼ぐ力の一層の向上に努めてまいります。 p.11

⑤ 全員活躍の推進 p.11

人的資本を重要な経営資源と位置づけ、多様なすべての人財がひとりひとり活躍できる環境の整備を進めてまいります。対話文化を醸成し、風通しの良い組織づくりを進めるとともに、ベテラン社員が保有する知見や技能を継承するための仕組みの整備や、若手の育成プログラムの充実を図ってまいります。これらの施策を通じて、会社全体の現場力を高めてまいります。 p.11

当社グループは、世界のお客様に感動いただける商品・サービスを提供できる企業を目指して努力する所存です。 p.11

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 p.11

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.10–11

事業等のリスク

当社グループの財政状態、経営成績、キャッシュ・フローおよび株価などに影響を及ぼす可能性のある主要なリスクとしては、以下のようなものがあります。 p.20

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 p.20

(1) 経済状況 p.20

当社グループの全世界における営業収入のうち、重要な部分を占める自動車部品の需要は当社グループが製品を販売している国または地域の自動車生産台数に影響を受けます。 p.20

従って、日本、アジアおよび米州等の当社グループの市場における景気後退、およびそれに伴う自動車生産台数の減少は当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(2) 為替レートの変動 p.20

当社グループの事業には、世界の各地域における製品の生産・販売が含まれております。一般に現地通貨に対する円高は当社グループの事業に悪影響を及ぼし、円安は好影響をもたらします。為替レートの大幅な変動は、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(3) 原材料や部品の価格 p.20

当社グループは、製品の製造に使用する原材料や部品を複数の供給元から調達しております。これらの供給元とは取引基本契約を締結し、安定的な取引を行っておりますが、市況の変化による価格の高騰や品不足が生じないという保証はありません。その場合、当社グループの製造原価の上昇を招き、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(4) 車の電動化に関する新製品開発 p.20

当社グループはお客様が期待される以上の品質・性能・コストの実現、安全・環境を配慮し、あらゆる動力源に対応したシステム・製品の開発を行い、電動化パワートレイン制御分野での世界トップメーカーを目指しております。 p.20

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当社グループは今後も継続して魅力あるパワートレインシステムや電動化製品を開発できると考えておりますが、当社グループが属する自動車部品業界の電動化の流れの中で、技術的な進歩をはじめとする急速な変化に対応できない場合、将来の成長と収益性を低下させ、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(5) 価格競争 p.20

自動車部品業界における価格競争は大変厳しいものとなっており、販売している各製品が各地域においてさらに厳しい価格競争に直面することが予想されます。このような価格競争に対処すべく、生産性向上などの合理化活動や最適調達などによりコスト低減を図っておりますが、全世界の競合他社との価格競争に打ち勝てない場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(6) 特定の取引先への依存 p.20

当社グループの主要な販売先として、その他の関係会社であるトヨタ自動車㈱があります。当連結会計年度における当社グループの売上高の5割程度はトヨタ自動車㈱向けであり、同社の販売動向は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 p.20

(7) 国内外グループ経営に潜在するリスク p.20

当社グループは、様々な国で製品の生産と販売を行っております。その国々における予期しない政治的要因、政府の規制(関税、輸入規制、その他の租税を含む)、テロ、戦争などの社会的混乱、経済状況の変化に加え、ストライキによる操業の中断などは、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.20

また、国内外グループ会社の経営環境の変化により、グループ事業の再編、撤退などを余儀なくされ、財務的な損失を計上せざるを得ないリスクが生じる可能性があります。 p.20

(8) 製品の欠陥 p.21

当社グループは、世界のお客様に「安心」「信頼」される品質を実現するため、設計から生産、販売をはじめ、あらゆる工程で品質の造り込みに全力をあげて活動しております。しかしすべての製品に欠陥がなく、将来においてリコール等が発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償については万が一に備え保険に加入していますが、この保険が、最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。大規模なリコール等や製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストを要するとともに、当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、製品品質の重要性を社内で継続的に周知・教育しておりますが、万が一、品質に関する重大なコンプライアンス違反等が発生した場合には、当社グループの社会的信用の失墜やブランドイメージの毀損など、当社グループの財政状態と経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.21

(9) 災害や停電、感染症等による影響 p.21

当社グループは、製造ラインの中断やサプライチェーンの分断による影響を最小化するために、定期的な災害防止検査と点検を行っております。しかしサプライチェーンを含めた生産施設で発生する災害、停電またはその他の中断事象による影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。従って大規模な地震、気候変動に伴う自然災害やその他の操業を中断する事象が発生した場合、当社グループの生産能力が著しく低下する可能性があります。 p.21

感染症の影響が長期化した場合、減産や操業停止など、当社グループ全体の事業運営および業績に影響が及ぶ可能性があります。不可抗力に関する影響は防止または軽減できるものではありませんが、対処可能な事項については、最小化できるような対策を講じます。 p.21

(10) 退職給付債務 p.21

当社グループの従業員退職給付費用および債務は、割引率等の数理計算上の前提条件や年金資産の期待収益率に基づいて算出されております。従って、実際の結果が前提条件と異なった場合、または前提条件が変更された場合は、将来の期間に認識される費用および計上される債務に影響を及ぼす可能性があります。 p.21

(11) 固定資産の減損損失 p.21

当社グループが保有する土地・建物等について、時価が著しく下落した場合や事業の損失が継続するような場合には、固定資産の減損損失の計上により、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.21

(12) 繰延税金資産 p.21

当社グループは、将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金に対して、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を判断し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得については、経営環境の変化などを踏まえ適宜見直しを行っておりますが、結果として繰延税金資産の全額または一部に回収可能性がないと判断し、繰延税金資産の取崩しが必要となった場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.21

(13) 訴訟および法的手続 p.21

当社グループは、ビジネス活動において、継続的な法令遵守に努めています。それにも関わらず、様々な訴訟および規制当局による法的手続の当事者となる可能性があり、その場合には当社グループの業績および財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 p.21

また、当社グループは、他社製品との差別化をはかるために、独自の技術ノウハウの蓄積と知的財産の保護に努めておりますが、当社グループの製品は広範囲にわたる技術を利用しているため、第三者の知的財産権を侵害しているとして、訴訟の当事者となる可能性があります。 p.21

(14) 情報セキュリティ p.21

当社グループは、機密情報の保護・管理等のため、情報セキュリティ推進計画に基づき、外部からのサイバー攻撃への対策や従業員への啓発・教育等を実施しております。また、万が一サイバー攻撃等による損害が発生した場合に備え、サイバー保険を付保しております。それにも関わらず、外部からのサイバー攻撃等による情報セキュリティ事故や詐欺による資金流出などが起こった場合、その被害の規模により、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.21

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.20–21

研究開発活動

当社グループは、経営ビジョン「VISION2030 この手で笑顔の未来を」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しております。 p.25

主な事業領域である「パワートレイン事業の競争力の強化」を中心に、「電動化製品事業の推進」、「クリーンエネルギーの活用技術の向上」、「ものづくりソリューションの提供」などに取り組んでおります。 p.25

「パワートレイン事業の競争力強化」としましては、競争が激化しているエンジン領域において、さらなる競争力強化に向け、エンジン領域の重要機能部品である燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、EGRバルブを重点4製品と位置づけ、それぞれで世界No.1製品を目指す取り組みを開始いたしました。具体的には、重点4製品の強化に向けて部門横断で統括する製品チーフエンジニアを配置し、地域別および顧客別のニーズに対応した製品開発と拡販を全社一丸となって進めてまいります。また、すでに保有する車両制御の適合技術を基盤にエンジンシステム開発領域への参画を目指してまいります。 p.25

「電動化製品事業の推進」としましては、事業拡大に向け、EVにおける電気的接続の安定性・安全性に貢献するバスバーエンドや、電力の供給・分配を担う分岐ボックス等の受注実績を積み上げており、バスバーエンドは2025年3月より北米拠点において量産を開始し、分岐ボックスも2026年度の量産開始に向けて準備を進めております。今後、プロジェクトを選択してリソーセスを集中投入することで、製品開発にかかるリードタイムを縮めてまいります。また、要素技術の開発や外部との連携強化を進めてまいります。 p.25

「クリーンエネルギー活用技術の向上」としましては、未来社会に貢献する技術基盤づくりのために、アンモニア水素発電によるクリーンな電力供給の実用化に向け、Aisanみらい工場内で実証実験を開始しています。また、ヤマハ発動機㈱の「FC GSM(Green Slow Mobirity)」への燃料電池システムの試作提供などを実施し、燃料電池の発電効率向上・長寿命化・排熱制御など燃料電池発電制御技術の研究開発を進めております。 p.25

あわせて、「ものづくりソリューションの提供」としましては、協働ロボットパッケージの提供などを始めとしたソリューション開発に取り組んでおり、人手不足に課題を抱える製造業などの継続的な現場改善や生産性向上に貢献してまいります。 p.25

研究開発活動は主に国内にて行っており、当連結会計年度における研究開発費は、日本で13,290百万円、アジアで668百万円、総額で13,959百万円であります。 p.25

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.25

設備投資等の概要

当社グループでは、国内新工場の建設、主力製品の生産能力増強などに、グローバルで総額25,020百万円の設備投資を行いました。そのうち17,458百万円を日本に、7,561百万円を海外に投資しました。 p.26

主力製品である燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、エンジンバルブ、EGRバルブに対する設備投資額は5,847百万円です。製品別にはそれぞれ4,283百万円、600百万円、265百万円、263百万円、436百万円といった内訳であります。地域別では日本において2,325百万円、アジアで2,169百万円、米州で1,302百万円、欧州で51百万円といった内訳であります。 p.26

また、日本では、環境や人に負荷をかけない持続可能なものづくりを目指したAisanみらい工場建設に、9,061百万円を投資しました。 p.26

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.26

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革65件
大株主10名
役員14名
開示の記述5章、約7,072字
関係会社26社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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