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業種›輸送用機器›ダイハツインフィニアース
ダイハツインフィニアース

ダイハツインフィニアース 6023

大阪市北区大淀中一丁目1番30号に本社を置く舶用・陸用ディーゼル機関の製造販売会社。p.61966年設立。2026年3月期の売上高 881億円。

  • 東証スタンダード
  • 3月決算
  • 日本基準
  • 従業員 1,476人
  • www.d-infi.com
輸送用機器自動車・輸送機配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
ダイハツインフィニアース株式会社(DAIHATSU INFINEARTH MFG.CO.,LTD.)p.1
法人番号
3120001083145 国税庁
設立
1966年5月(ダイハツ工業株式会社から、船舶用および汎用ディーゼル機関の製造・販売を行っていた)p.4
資本金
2,434 百万円p.3
代表者
取締役社長 堀田佳伸p.1
本店
大阪市北区大淀中一丁目1番30号p.1
電話番号
06-6454-2332p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
EY新日本有限責任監査法人p.48
従業員数
1,476人(連結)p.2940人(単体)p.3
関係会社
子会社-社、関連会社・共同支配企業-社
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
6023JPX
市場区分
東証スタンダードJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
EDINETコード
E01477p.1
上場
1977年11月p.4
発行済株式総数
31,850 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月25日)p.1
配当
69.00円配当性向 31.1%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.6–7

事業の内容

当社グループは、当社および子会社等18社より構成され、内燃機関・産業機器の製造販売事業および不動産賃貸事業等を展開しています。 p.6

事業内容と当社および関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 p.6

区 分 主要製品(事業) 主要な会社 p.6

内 燃 機 関 部 門 舶用・陸用 機 関 関 連 船舶用ディーゼル機関 陸用ディーゼル機関 ガスタービン 同上の部品の製造 当社、ダイハツインフィニアース姫路㈱ p.6

船舶用ディーゼル機関 陸用ディーゼル機関 ガスタービン 同上の部品の販売 当社、ダイハツインフィニアース東日本㈱、ダイハツインフィニアース中日本㈱、ダイハツインフィニアース四国㈱、ダイハツインフィニアース西日本㈱ DAIHATSU INFINEARTH (ASIA PACIFIC)PTE.LTD. DAIHATSU INFINEARTH (EUROPE)LTD. DAIHATSU INFINEARTH (AMERICA) ,INC. DAIHATSU INFINEARTH (SHANGHAI)CO.,LTD. p.6

運送業 倉庫内管理請負業 ディーエス商事㈱ p.6

ダイハツインフィニアース部品サービス㈱ p.6

そ の 他 の 部 門 産業機器関連 アルミホイールの販売 当社 p.6

不動産賃貸関連 貸事務所業 当社、ダイハツインフィニアース梅田シティ㈱ p.6

売電関連 太陽光発電事業 当社 p.6

精密部品関連 精密部品 日本ノッズル精機㈱ p.6

以上の関連を概要図に示すと、次のとおりであります。 p.7

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.6–7

業績指標

連結 16指標単体 16指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
88,066
2026年3月期
-0.8%+11.2%p.2
経常利益
百万円
7,959
2026年3月期
+4.7%+33.5%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
5,920
2026年3月期
+3.6%+31.7%p.2
包括利益
百万円
6,728
2026年3月期
+12.4%+30.4%p.2
純資産額
百万円
49,432
2026年3月期
+11.8%+3.5%p.2
総資産額
百万円
110,498
2026年3月期
+15.0%+5.5%p.2
1株当たり純資産額
円
1,941.7
2026年3月期
+11.7%+9.4%p.2
1株当たり当期純利益金額
円
232.9
2026年3月期
+28.7%+39.2%p.2
自己資本比率
%
44.7
2026年3月期
-2.6%-1.9%p.2
自己資本利益率
%
12.7
2026年3月期
+5.8%+28.2%p.2
株価収益率
倍
8.8
2026年3月期
-7.1%+1.8%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
9,113
2026年3月期
-2.6%+3.7%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-13,517
2026年3月期
-107.5%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
3,523
2026年3月期
+132.6%+154.5%p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
20,996
2026年3月期
-0.1%-5.5%p.2
従業員数
人
1,476
2026年3月期
+7.2%+4.1%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
77,027
2026年3月期
-1.4%+11.2%p.3
経常利益
百万円
6,552
2026年3月期
+17.7%+35.6%p.3
当期純利益
百万円
5,640
2026年3月期
+19.4%+26.7%p.3
資本金
百万円
2,434
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
31,850
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
純資産額
百万円
37,735
2026年3月期
+12.3%+1.6%p.3
総資産額
百万円
94,559
2026年3月期
+14.2%+3.9%p.3
1株当たり純資産額
円
1,483.8
2026年3月期
+12.1%+7.4%p.3
1株当たり配当額
円
69.00
2026年3月期
+11.3%+46.5%p.3
1株当たり当期純利益金額
円
221.9
2026年3月期
+48.4%+33.9%p.3
自己資本比率
%
39.9
2026年3月期
-1.7%-2.2%p.3
自己資本利益率
%
15.8
2026年3月期
+25.4%+25.8%p.3
株価収益率
倍
9.2
2026年3月期
-19.4%+5.8%p.3
配当性向
%
31.1
2026年3月期
-25.1%+9.3%p.3
従業員数
人
940
2026年3月期
+5.5%+3.4%p.3
株主総利回り
%
452.8
2026年3月期
+21.8%+44.4%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

40件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4–5

  1. 1966年5月ダイハツ工業株式会社から、船舶用および汎用ディーゼル機関の製造・販売を行っていた大阪事業部を分離し、新たに「ダイハツディーゼル株式会社」を設立。 p.4
  2. 1968年8月九州地区の内燃機関販売代理店として長崎マリンサービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース西日本株式会社・連結子会社) p.4
  3. 1969年8月滋賀県守山市に守山工場を建設、操業開始。 p.4
  4. 1970年4月株式額面金額を変更するため会社合併を行った。(登記上の設立年月日:1939年4月29日) p.4
  5. 1970年4月四国地区の内燃機関販売代理店としてダイハツディーゼル今治サービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース四国株式会社・連結子会社) p.4
  6. 1972年12月近畿・中国・山陰地区の内燃機関販売代理店として中日本ダイハツディーゼル販売株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース中日本株式会社・連結子会社) p.4
  7. 1977年11月大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。 p.4
  8. 1979年1月滋賀県守山市に守山第二工場を建設、操業開始。 p.4
  9. 1979年1月関東・東北・北海道地区の内燃機関販売代理店として東日本ダイハツディーゼル販売株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース東日本株式会社・連結子会社) p.4
  10. 1981年9月米国に北・中米総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (U.S.A.) ,INC.を設立。(現DAIHATSU INFINEARTH (AMERICA) ,INC.・連結子会社) p.4
  11. 1981年12月内燃機関の塗装・梱包・運送を目的としてダイハツディーゼル輸送株式会社を設立。(現ディーエス商事株式会社・連結子会社) p.4
  12. 1982年1月中国の安慶中船柴油機有限公司および陜西柴油機重工有限公司とディーゼル機関に関する技術提携契約を締結。 p.4
  13. 1982年8月シンガポールにアジア総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (SINGAPORE) PTE. LTD.を設立。(現DAIHATSU INFINEARTH (ASIA PACIFIC) PTE. LTD.・連結子会社) p.4
  14. 1983年8月守山第二工場に部品センター、研究工場を建設。 p.4
  15. 1983年10月英国に欧州総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (EUROPE) LTD.設立。 (現DAIHATSU INFINEARTH (EUROPE) LTD.・連結子会社) p.4
  16. 1986年9月近畿地区の部品販売会社としてディー・ディー部品サービス株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース部品サービス株式会社・連結子会社) p.4
  17. 1986年11月守山第二工場に精機メカトロ工場を建設、精機メカトロの生産開始。 p.4
  18. 1990年9月大阪市中央区に本社移転。 p.4
  19. 1991年11月旧本社跡地に積水ハウス株式会社他2社と再開発事業を行うにあたりダイハツディーゼル梅田シティ株式会社を設立、貸事務所および駐車場業を開始。(現ダイハツインフィニアース梅田シティ株式会社・連結子会社) p.4
  20. 1993年12月中国に上海事務所を開設。 p.4
  21. 1994年1月英国LRQAから国際品質標準規格のISO9001の認証を取得。 p.4
  22. 2000年5月中国に中国総販売代理店としてDAIHATSU DIESEL (SHANGHAI) CO.,LTD. (現DAIHATSU INFINEARTH (SHANGHAI) CO.,LTD.・連結子会社)を設立。 p.4
  23. 2000年12月守山工場に国際環境基準ISO14001の認証を取得。 p.4
  24. 2001年10月守山第一工場に技術開発センター、史料館を建設。 p.4
  25. 2004年4月台湾に台湾事務所を開設。 p.4
  26. 2004年10月三井造船株式会社(現・株式会社三井E&S)とガスエンジンに関する技術提携契約を締結。 p.4
  27. 2005年7月大阪市北区に本社移転。 p.4
  28. 2005年9月守山工場に中国船級社(CCS)工場認定を取得。 p.4
  29. 2007年7月安慶中船柴油機有限公司との共同出資による合弁会社DAIHATSU DIESEL ANQING IRONWORKS.CO.,LTD.(現DAIHATSU INFINEARTH ANQING IRONWORKS.CO.,LTD.)を設立。 p.4
  30. 2008年5月守山第二工場に研究開発センターを建設。 p.4
  31. 2010年9月三井造船株式会社(現・株式会社三井E&S)との共同出資による合弁会社「MDエンジニアリング株式会社」を設立。(現・非連結子会社) p.4
  32. 2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第二部は、東京証券取引所市場第二部に統合。 p.4
  33. 2015年7月日本ノッズル精機株式会社の株式を取得。(現・連結子会社) 姫路工場開設に向け、ダイハツディーゼル姫路株式会社を設立。(現ダイハツインフィニアース姫路株式会社・連結子会社) p.5
  34. 2017年11月守山第一工場に総合棟を建設。 p.5
  35. 2018年8月姫路工場竣工および操業開始。 p.5
  36. 2018年9月ドイツのMTU Friedrichshafen GmbH社(現・Rolls-Royce Solutions GmbH)との技術提携契約を締結。 p.5
  37. 2018年12月OFFICINE MECCANICHE TORINO S.p.Aの株式を取得。 p.5
  38. 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行。 p.5
  39. 2023年7月OFFICINE MECCANICHE TORINO S.p.Aの全株式を譲渡し、同社を持分法適用関連会社から除外。 p.5
  40. 2025年5月ダイハツインフィニアース株式会社へ商号変更。 p.5

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.30

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1今治造船株式会社5,00019.66%p.30
2PERSHING-DIV.OF DLJ SECS.CORP.2,66910.50%p.30
3株式会社三菱UFJ銀行7402.91%p.30
4BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS6712.64%p.30
5株式会社りそな銀行5902.32%p.30
6楽天証券株式会社共有口5322.10%p.30
7STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5051034641.83%p.30
8JAPAN ABSOLUTE VALUE FUND3801.49%p.30
9DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO3671.45%p.30
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING3651.44%p.30
残り9名の株主名と持株比率は無料登録で表示されます無料登録して表示
持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 13名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

13名男性12名 女性1名2026年6月25日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.43–45

  • 代表取締役社長堀田佳伸代表取締役p.43
  • 代表取締役 副社長森本国浩代表取締役p.43
  • 取締役 専務執行役員佐長利記p.43
  • 取締役 専務執行役員浅田英樹p.43
  • 取締役 常務執行役員水科隆志p.43
  • 取締役 常務執行役員早田陽一p.43
  • 取締役竹田千穂p.44
  • 取締役佐藤宏明p.44
  • 取締役酒井田浩之p.44
  • 取締役菅野秀夫p.44
  • 常勤監査役正田敦己p.45
  • 監査役松原佳弘p.45
  • 監査役小堀孝一p.45

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.54 ほか

連結従業員数
1,476 人
単体従業員数
940 人
平均年齢
40.3 歳
平均勤続年数
13.6 年
平均年間給与
7,000,000 円
女性管理職比率
1.9 %
男性育児休業取得率
51.3 %
男女賃金差異(全体)
80.7 %
同(正社員)
80.5 %
同(パート・有期)
88.5 %
役員の女性比率
8 %(女性1名/13名)
自己資本比率(連結)
44.7 %
ROE(連結)
12.7 %
EPS
232.9 円
BPS
1,941.7 円
株主総利回り
452.8 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
その他の部門168p.54
全社(共通)99p.54

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

(1)会社の経営の基本方針 p.9

当社は「たくましい創造性とすぐれた技術を磨きあげ、社会を豊かにする価値を提供し、人々との共生を願い、限りなく前進する」ことを企業理念として掲げております。 p.9

この企業理念のもと、『①お客様に満足いただける新しい商品とサービスの提供、②地球環境との調和のとれたグローバルな事業展開、③企業環境の変化に迅速に対応して適正な利益を確保できる、強靱で柔軟性のある企業体質と、活力に満ちた明るい企業風土の確立』を経営方針としております。この経営方針を実践することで、グループ各社が一体となった事業活動を展開し、顧客、株主、取引先そして従業員等当社に関わる皆様にとって大きな存在価値を認めていただける企業グループとして、さらなる発展・繁栄を目指していく所存であります。 p.9

(2)目標とする経営指標 p.9

当社グループでは、収益性と資本効率を重視する観点から、売上高営業利益率、自己資本利益率(ROE)を経営数値目標として掲げて企業経営に取り組んでおります。 p.9

現状評価で認識した当社課題を踏まえ2028年3月期までに営業利益90億円、ROE12.0%以上の達成、2031年3月期までに営業利益120億円、ROE12.0%以上の達成を目指します。 p.9

(3)中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題 p.9

当社グループは、2023年11月に公表した中長期ビジョン「POWER! FOR ALL beyond 2030」のもと、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでおります。 p.9

当連結会計年度においては、受注残高の増大やDX推進基盤の整備など、将来の成長に向けた進展がありました。一方で、受注を着実に収益へ転換し、持続的な成長につなげていくためには、安全、品質、収益力および生産性をより高い水準で実現していくことが不可欠であることも、一層明確になりました。また、地政学リスクの高まりをはじめ、事業環境の不確実性は増しており、外部環境の変化に左右されにくい事業基盤と経営基盤の確立がこれまで以上に重要となっております。 p.9

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こうした認識のもと、当社グループは、事業基盤の強化を土台に、成長領域への対応を着実に進めるとともに、収益体質の改善とそれを支える経営基盤の強化を通じて、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。そのため、以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 p.9

① 安全・品質・生産性の向上による事業基盤の強化 p.9

安全および品質は、事業継続と競争力を支える基盤であり、お客様からの信頼を維持し、安定した供給責任を果たしていくうえでも不可欠です。そのため、これらの徹底を最優先で進めてまいります。あわせて、大型設備投資を着実に実行し、生産台数の増加や製品ミックスの変化に的確に対応できる体制を整備してまいります。さらに、開発、生産、営業および管理の各領域が一層緊密に連携し、全社横断で業務の効率化と生産性の追求を進めることにより、安定した事業運営と将来の成長を支える事業基盤の強化を図ってまいります。 p.9

② 成長領域への対応と収益体質の改善 p.9

カーボンニュートラル社会の実現に向けた潮流は、当社グループにとって中長期的な成長機会であると捉えております。この成長機会を着実に取り込むため、次世代燃料対応機関の開発および市場投入に向けた取り組みを進めてまいります。あわせて、機関の提供にとどまらず、メンテナンスや各種ソリューションの提供を通じて、お客様への新たな付加価値の創出を図ってまいります。 p.9

そのうえで、持続的な企業価値向上に向け、受注の拡大を着実に収益の増大へ結びつけることを重要課題と位置づけ、原価構造の見直し、内製化の推進および調達の最適化を進めるとともに、生産性をより高い水準で実現することにより、収益体質の改善を進めてまいります。加えて、成長投資の成果を着実に収益力の向上へつなげることにより、成長性と収益性を両立できる事業運営の確立を目指してまいります。 p.9

メンテナンス分野では、AIやIoTの活用により、これまで営業活動への活用が中心であった機関別データ統合基盤を生産・調達・販売・財務・アフタサービスの各プロセスにも拡張し、再構築することで、バリューチェーン全体の競争力向上を図ってまいります。さらに、このデータ基盤を活用し、包括メンテナンス契約等を通じて、お客様への価値提供の機会を増やし、サービタイゼーション事業の拡大につなげてまいります。 p.9

③ DX・人材・ガバナンスを通じた経営基盤の強化 p.10

持続的成長を実現するためには、事業面の取り組みに加え、それを支える経営基盤の強化が不可欠であると考えております。DXについては、単なるデジタル化ではなく、業務の仕組みそのものの変革へとつなげることで、経営革新を進めてまいります。また、次世代を担う人材の育成と成長支援を進めるとともに、従業員一人ひとりが自律的に考え、挑戦できる職場環境を整え、その実践を支えてまいります。 p.10

さらに、監査機能を核としたガバナンス体制の強化に取り組み、経営の透明性および意思決定の質を高めるとともに、事業環境の変化に的確に対応できる経営基盤を構築することで、持続的成長と健全な企業統治の両立を実現してまいります。 p.10

これら3つの取り組みを着実に実行することにより、当社グループは、事業基盤、収益体質および経営基盤を一段と強固なものとし、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上につなげてまいります。 p.10

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.9–10

事業等のリスク

当社グループの事業の状況および経理の状況等に関する事項のうち、経営者がリスクとなる可能性があると認識している主要な事項(事業等のリスク)は以下のとおりであります。 p.14

事業等のリスクの洗い出しに際して、事業遂行上に起こりうるリスクの発生要因に基づき、ビジネスリスクとオペレーションリスクに分類し、各リスクに応じた対策を立案・遂行し、リスク管理の実効性を検証し、対応しております。 p.14

ビジネスリスク (Business) 事業環境の不確実性がある中、事業戦略を策定・遂行することで、事業成果を獲得するために、意思決定を通じ健全な範囲で負担することを選択したリスク p.14

オペレーションリスク (Operation) 外生的事象が生起することから事業オペレーション上で発生可能性がある事象および損失であり、対策を講じて一定水準以下になるよう管理するリスク p.14

主要なビジネスリスク、オペレーションリスクの内容と対策は以下のとおりです。 p.14

リスク 内容 対応 p.14

Business(1) カーボンニュートラルに向けた開発リスク ・国際海運の2050年の温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロ(実質ゼロ)が求められ、削減目標は前倒しされています。 ・海運・造船業界におけるカーボンニュートラルは、舶用機関の開発を中心に実現されるというのが主流の見方ではあるものの、どの次世代燃料が主流となるかについては見解が分かれています。 ・開発リソースの投入・開発時期次第では、当社の研究開発テーマが実用化されず、新製品の開発が著しく遅延または断念される場合には、競争力が低下し、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・舶用機関メーカーとしてどの燃料にも対応できるよう、研究開発を進めていますが、選択肢が多岐に渡る中、次世代燃料の技術開発には一定の投資が必要であるため、動向を見ながら開発テーマの絞込みや優先順位付けを今後進めております。 ・次世代燃料対応機関の組立・試運転工程の追加に向け、姫路工場のエリア拡張を行い、既存燃料機関と次世代燃料機関(メタノール・アンモニア等)の生産に対応できるよう設備投資を行っております。 ・自前主義にこだわらず、産官学との連携を通じ、研究リソースの適正な配分に努めてまいります。 p.14

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Business(2) 中国市場リスク ・中国の造船所では建造能力を拡大しながら受注を伸ばし、世界シェアを近年急拡大しています。当社機関も納入を伸ばしておりますが、市況の急激な変化による反動により、機関納入が落ち込む可能性があります。 ・当社は中国ライセンシー2社と技術提携関係を40年以上継続しており、連結販売子会社・ライセンシーを通じ、中国市場での当社ブランドの拡販施策を実施しております。しかし、想定外の事情で中国市場が縮小し、中国ライセンシーのエンジン生産量が急減した場合、当社の成長戦略に齟齬が生じる可能性があります。 ・当社との関係の深い船主が発注する新造船案件での、当社機関の受注確保に注力しております。また、当社は中国の造船所との長期に亘る関係をこれまで構築してきており、主要造船所からの受注確保に取り組んでおります。 ・中国での市場性を想定したライセンス機種の検討や生産・品質面での支援を含めた技術供与のあり方をライセンシーと適宜協議しながら進めております。 ・中国ライセンシーの機関生産の原価低減に向けた支援を行っております。 p.14

リスク 内容 対応 p.14

Business(3) 調達リスク ・当社製品の開発・生産は、仕入先からの一定数の部材やサービスの供給に依存しており、当社事業において、これらが必要に応じて、適正なコストでタイムリーに入手可能なことが重要となります。自然災害や事故、または仕入先の経営悪化、後継者不在による廃業など様々な要因での供給の遅滞や停止、コストアップ等で当社製品に関する開発や生産に遅滞や停止が発生した場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・仕入先との良好な取引関係の確立・維持に努め、また、調達の停止リスク回避を考慮した仕入先の複数確保、必要在庫の保有等の対策を講じてまいります。 仕入先の事業継続に関しても定期的に精査し、適宜代替となる仕入先の検討を実施してまいります。取引先の状況次第では事業継続へ向けた支援等も検討してまいります。 ・当社グループでは最適な部材やサービスをグローバルに調達しておりますが、リスク回避検討の一つとして、付加価値取り込みも視野に入れた内外製の検討も進めております。 p.15

Business(4) 一部調達先への技術依存がもたらすリスク ・主要な部品の一部には、特定の高度な技術を有し、調達先に依存するため調達先の供給不足、納入遅延等の発生により、販売機会損失発生や、適正な在庫水準を維持できない状況が想定されます。また、特定材料の値上げ要請を受ける状況があった場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・基幹部品の内製化投資および生産能力増強や調達先の多様化により、調達の安定化を図るとともに、原価低減に結びつけてまいります。 ・次世代燃料対応機関開発において、調達先を見極めるとともに、知財戦略に基づき重要技術の自社保有を目指してまいります。 p.15

Business(5) 知財リスク ・当社グループは、製品開発の中で技術あるいはノウハウを蓄積し、それらを保護するための知的財産権の取得に努めておりますが、第三者が当社グループの知的財産権を使用して類似製品を製造、販売することを防止できない可能性があり、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループでは他社の権利を侵害しないように製品の開発を進めておりますが、意図せず、または見解の相違等により第三者の知的財産権を侵害することにより、訴訟その他解決に係る費用の増加、製品差し止めによる事業損失、損害賠償責任、当社グループの評判、ブランド価値の毀損を引き起こす可能性があります。 ・現在当社グループがライセンスを受けている第三者の知的財産権の使用が将来差し止められる、あるいは不当な条件に変更される可能性があります。 ・当社グループでは、知財専門部門を設置し、新規製品開発時には要件として、他社の知的財産権を侵害していないことの調査実施を規定に定め、チェック機能を働かせております。 ・パテントマップに基づく戦略の立案等、知財戦略を当社グループの競争力の維持、成長戦略の牽引役として強化に努めてまいります。 ・次世代燃料対応の機関開発では委託契約の内容を充分に精査し、知的財産権の保全に努めてまいります。 p.15

Business(6) 為替変動のリスク ・以下の2点で当社グループの財政状態・経営成績に影響を及ぼしています。 ①当社の連結財務諸表は日本円で表示のため、為替換算による差損益が生じます。 ②外貨建ての製品販売、材料等の調達では、為替変動の影響により販売・仕入額の円貨額が変動します。 特に海外調達が増加する中、為替変動が材料費等に影響を与える可能性があります。 ・円建取引を基本とし、外貨建の取引については以下の方法でリスクヘッジを行っております。 ①事業活動を通じて得た外貨を、同一の外貨建ての支払いに充当。 ②事業計画や事業見通しに基づき、通貨ごとに外貨建て為替予約枠を設定。 ③国内調達や内製化投資により為替変動リスクを低減。 p.15

リスク 内容 対応 p.15

Business(7) 通商政策による 海運市場リスク ・米国の通商政策の影響による海上荷動き停滞が当面は予想されており、船主の船舶メンテナンス支出予算の削減により当社のメンテナンス売上への影響を受ける可能性があります。 また、海上市況の不安定化により、新造船発注の抑制や一部造船所による建造時期の延期等が発生する可能性があります。 ・さらに、船主の意向により建造造船所が中国から他国の造船所に変更する場合もあり、当社機関販売の営業活動に影響を及ぼす可能性があります。 ・当面、米中間貿易で影響を受ける船舶は、コンテナ船や自動車運搬船等になると想定しており、これらに関するメンテナンス需要にも一定の影響が見込まれます。ただし、当社製の機関を搭載し、世界で稼働中の船舶数(稼働隻数)は、ばら積み船等を中心に現在約9,000隻あり、当該影響は限定的と想定しております。 ・舶用業界は地政学的影響により、新規受注船舶の船種構成が年々変化し、それを受け当社の船舶用機関の大型、中小型の受注構成も年々変化します。当社は大型、中小型の機関受注の構成変化にフレキシブルに対応できる生産体制を構築し、稼働隻数を年々増加させることで安定的なメンテナンス売上に繋がるよう営業活動を推進しております。 p.16

Operation(1) 自然災害による操業リスク ・当社グループの主要製品である機関製造工場は守山工場と姫路工場の2拠点があります。加えて子会社である日本ノッズル精機㈱には埼玉工場と加古川工場の2拠点があります。巨大地震や風水害等の自然災害や火災等が発生した場合に、当該工場での直接被害により生産活動が阻害される可能性があります。さらに、これらの災害・事故等が、部品等の供給業者や製品納入先等といった当社グループのサプライチェーンにおいて発生した場合には、供給業者からの部品等の供給不足・中断、製品納入先における生産活動の休止または低下等により当社グループの生産活動・販売活動等が大きな影響を受ける可能性があります。 ・以下の対策を実施して、速やかな事業復旧をはかります。 ①避難訓練の実施、安否確認システムの運用、帰宅困難者用備品の拡充、防災マニュアルの見直しと教育の実施を通じ、従業員の安全を確保。 ②危機管理体制やBCP整備による、緊急時の被災状況等の情報収集体制の確立、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築。 ③賠償責任保険、企業財産包括保険等の付保。 ④建物・構築物・製造設備の耐性診断および補強、被災拠点機能の代替体制構築、本社機能不全時の代替体制構築。 ⑤供給業者の複社発注化によるサプライチェーン寸断による被害拡大抑止。 p.16

Operation(2) 人材確保・流出リスク ・当社グループの競争力は、研究・開発・技術・製造・管理等各職種における優れた専門的知識や技能を持った従業員により支えられています。グローバルな事業活動を進める中で、優秀な人材確保における競争は高まっております。また、在籍している従業員の退職や有能な人材の獲得ができない場合は、当社グループの将来の業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・専門性の高い多様な人材の採用を進めております。 ・人事制度の見直しや業績連動賞与の導入など、従業員のやりがいを促進する人事施策を実施しております。 ・人材投資をおこない、社員のリスキリングをはかってまいります。 ・幹部人材を確保、育成するプロセスの強化を進めております。 ・その他、社員のエンゲージメントを高める諸施策を検討、実行してまいります。 p.16

Operation(3) 資金調達リスク ・当社グループは資金調達を現行は間接金融としているため、様々な外的要因により金融市場が不安定化もしくは悪化した場合に、資金調達が制約されたり、資金調達コストが上昇するなど、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・自己資金の創出を図るべく、事業計画時点で資金計画を策定し、キャッシュ・フローを見極めます。 ・資金予測精度を高め、必要資金確保のための方策を検討します。 ・コミットメントラインを設定し、万が一の場合の流動性を確保しております。 ※コミットメントライン: 金融機関との間で、期間・融資枠の範囲内で融資を受けることを可能とする旨、予め約定する契約 p.16

リスク 内容 対応 p.16

Operation(4) 情報セキュリティ ー面のリスク ・当社グループは事業活動を通じて、お客様や取引先から営業機密・個人情報を入手することがあります。また、当社グループの事業活動でも営業機密・個人情報を作成・保管しております。これらの機密情報に対する悪意を持った行為や過失によりグループ外に流出する可能性や改竄・利用不可状態に陥ることにより事業活動が制限される可能性があります。 ・当社グループとしては、保有する機密情報を台帳等により記録・管理すると共に、サイバー攻撃・不正行為から守るためセキュリティー対策に取り組んでおります。しかし、IT機能の不備や予期せぬ侵入・窃盗、不正操作などにより、グループ外への情報流出、製造・開発・エンジニアリングサービスの停止などが発生した場合には、お客様や関係者に対して損害賠償責任を負うことや、インシデント対応費用の発生、社会的信用の毀損等で当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループは機密管理委員会を通じて、機密管理活動に取り組んでおります。具体的には、役員、従業員、取引先に対し、機密管理教育を徹底しております。 ・事業活動を支えるIT機能に対しても万全な防御機能を整備運用するとともに、外部からの不正アクセスと外部への不正 流出を常時監視する機能を運用し、有事の際の検知と迅速な初動対応を開始しております。 ・情報セキュリティー委員会を発足させ、セキュリティー対策、インシデント対応に特化した組織的対応を図っております。 p.16

Operation(5) コンプライアンスリスク・訴訟リスク ・当社グループでは、世界各国に販売・サービス網を構築し事業活動を行っており、国内外の様々な法令、諸規制の適用を受けております。これらに対する違反等が発生する可能性は皆無とは言えず、発生した場合には、社会的信用を毀損する等、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループが事業活動を展開する中で、知的財産権、製造物責任、環境、労務等、様々な訴訟の当事者となるリスクがあります。重大な訴訟提起の場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社では、倫理行動基準および諸規程を整備するとともに、法令遵守に基づき、業務遂行の徹底ならびに、役員・従業員へのコンプライアンス研修を実施しております。 ・子会社等に関しましても各事案に関する内部統制や法令遵守項目について実施状況のチェック・指導を定期的に行っております。 ・当社グループでは、コンプライアンス委員会ならびに法務、内部監査等の統制部門を設置し、関連法令、規制、内部基準等の遵守状況を適宜モニタリングしております。 ・訴訟や法的な手続きが必要となる事案が発生した場合に、弁護士等の外部専門家と対策を検討することが出来る体制を構築し、社内の関連部署のスキルや専門知識の強化に努めております。また、訴訟等による予期せぬ損失に備えて保険の付保等をおこなっております。 ・社内通報ホットラインと取引先向けにコンプライアンスホットラインを開設、運用し、モニタリング機能を強化しております。 p.16

リスク 内容 対応 p.16

Operation(6) 輸出管理規制によるリスク ・当社製品ならびにアフター部品・サービスは広く世界各国へ販売されており、また、製品開発時には各国のメーカー、研究機関との共同・委託開発をおこなっております。 上記は外為法の規制を受ける為、製品・アフター部品・サービス・共同開発行為がリスト規制の対象となる可能性があり、また取引先がキャッチオール規制の対象である可能性があります。社内に輸出管理体制を構築し、対策を講じておりますが、違反等が発生する可能性が皆無とは言えず、発生した場合には、社会的信用を毀損し、当社グループの事業、業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・社内に貿易管理委員会を設け、輸出管理事務局・監査部門における定期的監査・モニタリングを実施しております。また、輸出管理業務が円滑かつ正確におこなえるよう専用の輸出管理システムを構築し、運用しております。 ・輸出管理に係る規程・マニュアルを整備し、当該業務の関係者への定期的研修を実施しております。また、役員および管理職へは別途研修実施を講じております。 ・関連法令の制定・改正等の情報を適時に事業活動に反映できる社内体制を強化しております。判断が難しい場合には政府当局やCISTEC等の関係団体に確認するなどの対応を実施しております。 ・CISTECが主催する能力検定試験制度を活用し、社員の知識向上を図っております。 ※CISTEC: 一般財団法人 安全保障貿易情報センター p.16

Operation(7) 感染症リスク ・感染症の感染地域・感染者数の拡大による、工場の操業度低下、人流や物流制限による販売や調達活動への制約、世界経済悪化に伴う受注量の停滞など、当社グループを取り巻く事業環境への影響が懸念されます。 ・今後も動向を注視しながら適宜対策を講じてまいりますが、感染拡大等、想定を超えるような事態が発生する場合には、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループでは、社会インフラを支える当社グループの製品・サービス等の提供を途切れさせることがないよう、お客様、そして地域の皆様の安心・安全を第一と考え、対策本部を設置し、対応マニュアルを定め、周知徹底をし、感染症の流行状況に応じた感染拡大防止策をはじめとする各種施策を実施してまいります。 ・従業員やその家族の健康を守る為、職場での感染予防・拡大防止策として、衛生管理の徹底や各部署における在宅勤務や時差出勤、WEB会議の活用等に取り組んでおります。 p.16

Operation(8) 環境関連リスク ・急激な気候変動、資源枯渇、有害化学物質の流出等により、大気汚染、水質汚濁等、環境における様々なリスクに対し法令に基づき社内規程を整備し発生防止に努めておりますが、事業活動を通じて環境汚染等が発生した場合には、社会的信用の棄損や浄化処理、補償等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・事業活動に伴う温室効果ガス排出量の 削減目標が未達となった場合、社会的信用の低下やペナルティー発生により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・ISO14001による環境マネジメントシステムを運用しているほか、独自に重大災害規定や各種対応マニュアルを整備し防災訓練、教育を実施しております。 ・有害物質・汚染物質の流出に向けた設備施工も実施しております。 ・今後の投資時に生産設備等に使用する危険物質等を勘案し、流出抑止の設備投資を随時検討してまいります。 ・事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減に向けて環境目標を設定し、状況を定期的にモニタリングするとともに、関連投資等を含めた対策を講じております。 p.16

リスク 内容 対応 p.16

Operation(9) 労務関連リスク ・労働環境の維持・向上が経営戦略に重要な影響を及ぼすと認識し、働きやすい職場環境の維持・向上に努めております。 しかしながら、万が一労働災害や健康被害、ハラスメント等が発生した場合には、労災補償、社会的信用の毀損等により当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・安全教育プログラムを定期的・随時実施し、リスクアセスメントの実施、設備面の維持管理ルールの設定と遵守状況の確認、変化点管理や危険予知活動を実施しております。 ・ハラスメント教育を実施し、相談窓口を設置し、外部機関の活用も行っております。ハラスメントについては就業規則への織り込みを行っております。 ・産業医面談を定期的に実施し健康管理を実施しております。 p.16

本項に記載した予想、予見、見込み、見通し等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もあります。 p.19

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.14–19

研究開発活動

(1) 研究開発活動の概要 p.25

当社グループの研究開発活動は、主力となるディーゼル機関については、将来的な環境規制の強化を見越して環境負荷低減技術や燃費向上、新燃料対応(メタノール、アンモニア、水素)などを進めております。 p.25

特にメタノール機関については、DE-23およびDE-33型ディーゼル機関をベースに、高効率・安定燃焼が得られる直接噴射方式の機関開発を進めており、先行するIE33M(DE-33ベースのメタノールDF機関)は 2026年度の商用エンジン生産開始を予定しております。アンモニア機関については、単気筒試験での燃焼試験や、安全対策等の課題に取り組みながら、将来のゼロエミッション対応機関としての実用化を見据えた開発を進めています。 p.25

IoTやAIなどのデジタル技術活用に関しては、ディーゼル機関やデュアルフューエル機関(DF機関)等の不具合を未然に検知する異常診断技術の開発を行い、主にお客様の安心・安全な機関運用をサポートする技術開発を行っています。 p.25

また、船舶等に設置される当社製エンジンの異常診断/遠隔監視サービスの開発と提供を行っており、アフターサービス事業のさらなる充実に向けた技術開発を積極的に進めてまいります。 p.25

当連結会計年度における研究開発費は、2,875百万円であります。また、研究開発投資額は430百万円であります。 p.25

(2) 研究開発内容及び成果 p.25

・ 内燃機関部門 p.25

当部門に係る研究開発費は、2,875百万円であります。また、研究開発投資額は430百万円であります。 p.25

研究開発課題 研究期間 具体的な内容 成果 p.25

1 ディーゼル機関 p.25

新型機関の開発 継続実施 船内電力要求に適した新型ディーゼル機関の開発を進めました。 市場投入済 p.25

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燃焼改善 継続実施 法規制の強化を見越した環境低負荷技術の向上、信頼性、耐久性の向上、燃費の向上、等各種の要素試験を行いました。 現行機種の改良改善 p.25

将来燃料 継続実施 メタノールおよびアンモニア燃料による単気筒試験の実施、実機エンジンの設計および開発を進めました。 水素、アンモニア、メタノール対応開発において大学、研究機関等と連携し燃焼試験、材料試験を進めました。 研究継続中 p.25

FEM、CFD解析 (注)1 (注)2 継続実施 コンピュータによる各種解析を行い、性能、品質の向上、安定確認、新型機関の小型、軽量化および開発期間の短縮を行いました。 LNG-DFの熱効率改善、エミッション性能向上、新燃料開発における燃焼解析、性能予測を進めました。 新型機関の小型、軽量化および開発期間の短縮 p.25

研究開発課題 研究期間 具体的な内容 成果 p.25

2 ガスエンジン機関 p.26

舶用DF機関の開発 継続実施 市場のニーズにマッチした環境にやさしい舶用DF機関の開発を進めました。 市場投入済 p.26

3 ガスタービン機関 p.26

現行機種の性能改善 継続実施 非常用としてのさらなる信頼性向上に向けた性能改善および主力製品の拡大化(DFラインナップ拡充)を行いました。 性能改善継続中 p.26

4 デジタル技術 p.26

AI/IoT関連の開発 継続実施 船舶のトータルライフサイクルコストを低減する異常診断/メンテナンス支援システムの開発および、自律化船に向けた研究を進めました。 開発継続中 p.26

(注)1 有限要素法(Finite Element Methodの略)。微分方程式を近似的に解くための数値解析方法の一つ。 p.26

2 数値流体力学(Computational Fluid Dynamicsの略)を用いた計算手法。 p.26

(3) 研究開発活動の特徴等(研究開発体制、研究開発課題等) p.26

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.25–26

設備投資等の概要

当連結会計年度の設備投資については、製品のコスト低減、品質の安定、製造工程の合理化を図るための設備増強を目的とした設備投資を継続的に実施しております。 p.27

当連結会計年度における設備投資の総額は12,077百万円であり、セグメントごとの設備投資は次のとおりであります。 p.27

(1) 内燃機関部門 p.27

当連結会計年度の主な設備投資は、新燃料対応機関の製造を目的とした姫路工場の増設工事等を中心に、総額11,774百万円の投資を実施しました。 p.27

なお、重要な設備の除却または売却はありません。 p.27

(2) その他の部門 p.27

当連結会計年度の主な設備投資は、衛生設備の改修工事等を中心に、総額303百万円の投資を実施しました。 p.27

なお、重要な設備の除却または売却はありません。 p.27

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.27

企業データ

このページに載っている件数

業績指標32指標 × 5期
沿革40件
大株主10名
役員13名
開示の記述5章、約12,861字
関係会社0社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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