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業種›輸送用機器›フタバ産業
フタバ産業

フタバ産業 7241

愛知県岡崎市に本社を置く自動車等車両部品の製造販売会社。p.51935年設立。2026年3月期の売上高 6,779億円。

輸送用機器自動車・輸送機TOPIX Small 1配当あり従業員1万人以上

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
フタバ産業株式会社(FUTABA INDUSTRIAL CO., LTD.)p.1
法人番号
3180301001916 国税庁
設立
1935年3月(軍需品、自動車及び航空機部品その他金属器の製造販売を目的として、東京市において関)p.4
資本金
16,820 百万円p.3
代表者
代表取締役社長 魚住吉博p.1
本店
愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地p.1
電話番号
0564-31-2211p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
PwC Japan有限責任監査法人p.45
従業員数
10,104人(連結)p.24,036人(単体)p.3
関係会社
子会社17社、関連会社・共同支配企業2社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7241JPX
市場区分
東証プライムJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Small 1JPX
EDINETコード
E02195p.1
上場
1968年11月p.4
発行済株式総数
89,580 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月17日)p.1
配当
43.00円配当性向 34.9%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5

事業の内容

当社の企業集団は、当社及び連結子会社17社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用関連会社1社により構成され、事業内容は自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売であります。 p.5

上記事業の自動車等車両部品・外販設備の事業については、当社が製造販売するほか当社製品の一部を子会社及び関連会社に製造を委託しております。なお、子会社及び関連会社においても得意先への直接販売を行っております。また、主要な販売先であるトヨタ自動車株式会社は、当社を関連会社とする「その他の関係会社」であります。 p.5

当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 p.5

日本 p.5

自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売 p.5

(主な関係会社) 当社及び㈱フタバ九州 p.5

北米 p.5

自動車等車両部品の製造販売 p.5

(主な関係会社) フタバノースアメリカE&M㈱、FICアメリカ㈱及びFIOオートモーティブカナダ㈱欧州自動車等車両部品の製造販売(主な関係会社) フタバマニュファクチャリングUK㈱及びフタバチェコ㈲中国自動車等車両部品の製造販売(主な関係会社) 双叶(天津)企業管理㈲、天津双叶協展機械㈲及び広州双叶汽車部件㈲アジア自動車等車両部品の製造販売(主な関係会社) FMIオートモーティブコンポーネンツ㈱及び㈱フタバインダストリアルインドネシア事業の系統図は次のとおりであります。 p.5

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
677,919
2026年3月期
-4.1%+4.3%p.2
経常利益
百万円
20,840
2026年3月期
+56.9%+27.8%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
16,026
2026年3月期
+158.2%+48.4%p.2
包括利益
百万円
26,252
2026年3月期
+741.4%+18.2%p.2
純資産額
百万円
145,851
2026年3月期
+18.4%+12.8%p.2
総資産額
百万円
334,332
2026年3月期
+6.5%+1.9%p.2
1株当たり純資産額
円
1,555.2
2026年3月期
+18.3%+13.4%p.2
1株当たり当期純利益金額
円
179.3
2026年3月期
+158.5%+48.4%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
41.5
2026年3月期
+10.7%+11.1%p.2
自己資本利益率
%
12.5
2026年3月期
+145.1%+32.1%p.2
株価収益率
倍
5.3
2026年3月期
-52.7%-14.5%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
38,287
2026年3月期
+54.5%+1.9%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-26,429
2026年3月期
-14.0%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-6,377
2026年3月期
+38.4%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
20,226
2026年3月期
+52.3%+31.7%p.2
従業員数
人
10,104
2026年3月期
-3.6%-1.4%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
319,861
2026年3月期
-2.5%+6.7%p.3
経常利益
百万円
15,094
2026年3月期
+21.2%+24.1%p.3
当期純利益
百万円
11,011
2026年3月期
-14.9%+17.7%p.3
資本金
百万円
16,820
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
89,580
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
純資産額
百万円
99,096
2026年3月期
+10.6%+14.3%p.3
総資産額
百万円
218,282
2026年3月期
+5.8%+5.8%p.3
1株当たり純資産額
円
1,109.7
2026年3月期
+10.8%+14.4%p.3
1株当たり配当額
円
43.00
2026年3月期
+13.2%+44.0%p.3
1株当たり当期純利益金額
円
123.2
2026年3月期
-14.8%+17.8%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
45.4
2026年3月期
+4.6%+8.1%p.3
自己資本利益率
%
11.7
2026年3月期
-20.9%+3.0%p.3
株価収益率
倍
7.8
2026年3月期
+44.4%+8.2%p.3
配当性向
%
34.9
2026年3月期
+32.7%+22.3%p.3
従業員数
人
4,036
2026年3月期
+5.9%+2.1%p.3
株主総利回り
%
185.3
2026年3月期
+25.5%+30.9%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

47件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1935年3月軍需品、自動車及び航空機部品その他金属器の製造販売を目的として、東京市において関東重工業株式会社を設立(1935年から1945年までの間は戦災により一切の記録を失いましたので詳細は不明であります。) p.4
  2. 1946年2月社名をフタバ産業株式会社に変更し、愛知県岡崎市中町において漁網機の製作及びパイプ製家具の生産 p.4
  3. 1948年5月自動車部品の生産及び溶接機の生産 p.4
  4. 1959年9月自動車部品の生産拡大に伴い緑工場を新設 p.4
  5. 1961年8月新分野開拓 事務機器部品の生産 p.4
  6. 1966年10月本社及び岡崎工場を現在地に移転拡充 p.4
  7. 1968年11月名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 p.4
  8. 1971年6月事務機器部品の専門工場として六ッ美工場を新設 p.4
  9. 1980年3月自動車部品の生産拡大に伴い田原工場を新設 p.4
  10. 1980年12月東京証券取引所市場第二部に株式上場 p.4
  11. 1981年11月金型、治具溶接機の専門工場として高橋工場を新設 p.4
  12. 1986年9月東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に株式上場 p.4
  13. 1991年4月佐賀県伊万里市に株式会社フタバ伊万里(現 連結子会社 株式会社フタバ九州)を設立 p.4
  14. 1993年5月自動車マフラー専門工場として幸田工場を新設 p.4
  15. 1994年11月米国イリノイ州にFICアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  16. 1997年3月本社社屋完成 p.4
  17. 2000年2月岩手県西磐井郡平泉町に株式会社フタバ平泉(現 連結子会社)を設立 p.4
  18. 2000年12月英国ランカシャー州にフタバ・テネコUK株式会社(現 連結子会社 フタバマニュファクチャリングUK株式会社)を設立 p.4
  19. 2001年3月香港に雙葉科技有限公司を設立 p.4
  20. 2001年10月米国インディアナ州にフタバインディアナアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  21. 2002年2月中華人民共和国天津市西青区に天津双協機械工業有限公司を設立 p.4
  22. 2002年3月カナダオンタリオ州にFIOオートモーティブカナダ株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  23. 2002年12月チェコハブリチコフブラッド市にフタバチェコ有限会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  24. 2004年1月中華人民共和国天津開発区に天津双叶協展機械有限公司(現 連結子会社)を設立 p.4
  25. 2004年3月愛知県知立市の菱和金属工業株式会社を買収 p.4
  26. 2004年4月菱和金属工業株式会社の社名を株式会社フタバ知立に変更 p.4
  27. 2004年10月中華人民共和国広東省広州市に広州双叶汽車部件有限公司(現 連結子会社)を設立 p.4
  28. 2004年11月英国ダービシャー州にフタバインダストリアルUK株式会社を設立 p.4
  29. 2005年2月米国テキサス州にフタバインダストリアルテキサス株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  30. 2005年8月中華人民共和国広東省東莞市に東莞双叶金属制品有限公司(現 連結子会社)を設立 p.4
  31. 2006年4月株式会社フタバ知立を吸収合併し知立工場として再編 p.4
  32. 2007年12月インドハリヤーナー州にFMIオートモーティブコンポーネンツ株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  33. 2011年10月米国イリノイ州にフタバノースアメリカE&M株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  34. 2011年12月インドネシアブカシ県に株式会社フタバインダストリアルインドネシア(現 連結子会社)を設立 p.4
  35. 2012年1月中華人民共和国湖南省長沙市に長沙双叶汽車部件有限公司を設立 p.4
  36. 2012年12月中華人民共和国重慶市に重慶福達巴汽車部件有限公司を設立 p.4
  37. 2017年2月第三者割当増資を実施し、資本金が16,820百万円となる p.4
  38. 2017年2月フタバインダストリアルグジャラート株式会社(現 連結子会社)を設立 p.4
  39. 2018年3月重慶福達巴汽車部件有限公司を売却 p.4
  40. 2019年1月フタバマニュファクチャリングUK株式会社とフタバインダストリアルUK株式会社を経営統合 p.4
  41. 2020年7月中華人民共和国天津開発区に双叶(天津)企業管理有限公司(現 連結子会社)を設立 p.4
  42. 2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 p.4
  43. 2024年3月情報機器事業からの撤退 p.4
  44. 2024年8月雙葉科技有限公司を清算 p.4
  45. 2025年4月株式会社フタバ須美を吸収合併し須美工場として再編 p.4
  46. 2025年7月長沙双叶汽車部件有限公司を清算 p.4
  47. 2026年2月天津双協機械工業有限公司を売却 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.25

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1トヨタ自動車株式会社28,11631.48%p.25
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8,96110.03%p.25
3フタバ協力会持株会3,3933.79%p.25
4株式会社三井住友銀行3,0633.43%p.25
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)2,5512.85%p.25
6フタバ従業員持株会1,6671.86%p.25
7STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5052231,5411.72%p.25
8みずほ信託銀行株式会社退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者株式会社日本カストディ銀行1,4591.63%p.25
9株式会社三菱UFJ銀行1,2901.44%p.25
10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO1,1401.27%p.25
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 役員 11名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

11名男性9名 女性2名2026年6月17日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.36–39

  • 代表取締役社長魚住吉博代表取締役p.36
  • 代表取締役横田利夫代表取締役p.36
  • 取締役今井英樹p.36
  • 取締役市川昌好p.37
  • 取締役宮部義久p.37
  • 取締役山本英男p.37
  • 取締役末永久美子p.38
  • 常勤監査役鳥山圭一p.38
  • 常勤監査役中井浩之p.38
  • 監査役林繁雄p.38
  • 監査役櫻井由美子p.39

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.52–53 ほか

連結従業員数
10,104 人
単体従業員数
4,036 人
平均年齢
38.9 歳
平均勤続年数
16.0 年
平均年間給与
6,821,000 円
女性管理職比率
2.3 %
男性育児休業取得率
78.0 %
男女賃金差異(全体)
74.0 %
同(正社員)
72.8 %
同(パート・有期)
83.6 %
役員の女性比率
18.2 %(女性2名/11名)
自己資本比率(連結)
41.5 %
ROE(連結)
12.5 %
EPS
179.3 円
BPS
1,555.2 円
株主総利回り
185.3 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
中国1,126p.52

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.7

(1) 会社の経営の基本方針 p.7

1945年の創業時、戦禍による厳しい環境の下、命をつなぐために、当時の技術者の持つ成型・複合技術を活かし、魚網編機やパイプ製家具等のモノづくりを開始しました。その後、自動車部品製造へ技術を応用し、鉄やステンレスを主体とした製品を提供し続けてきました。 p.7

外部環境が複雑化し著しく変化する時代の中でも、フタバグループが「環境」「安心」「豊かな生活」の分野で価値を提供していくためには、従業員一人ひとりが働きがいを感じ、その能力を発揮しグループ一丸となって取り組む、『全員活躍』の実現が必要です。 p.7

その実現のためにフタバグループは、パーパス・ミッション・バリューに基づき、共に働く仲間が皆共感し新しい価値の創出に挑戦しています。 p.7

(2) 目標とする経営指標 p.7

当社グループでは、企業価値の向上を目指すに当たり、売上高、営業利益率、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでおります。その一環として、2025年度から2027年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、2027年度営業利益率(対支給品を除く売上高)5.0%及びROE10.0%以上を設定しております。当該KPIの各数値については有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 p.7

(3) 中長期的な会社の経営戦略 p.8

自動車産業はいま、過去に例のない大変革期を迎えています。社会が大きく変わる中で、フタバグループも大胆な変革に向け取り組んでおります。10年後、20年後も“選ばれる会社”“勝ち抜く会社”であるために、創造力、提案力、スピードを一段と改善し、「環境」「安心」「豊かな生活」の実現を通じて、持続可能な社会に向けて貢献していきます。 p.8

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2025年度から2027年度の中期経営計画は、成長投資の期間と位置付け、2030年におけるグローバルでの安定的成長を見据えた活動を進めてまいります。中長期的な重要課題として、以下の取り組みを推進していきます。 p.8

①成長戦略 ・ボデー系部品事業:売上拡大に向けた開発・能力向上 p.8

・排気系部品事業:電動化ニーズに合わせた新たなシステム開発 p.8

・新規事業:開発を加速し早期事業化 p.8

・インド事業:成長市場での拠点拡大と事業基盤強化 p.8

②稼ぐ力 ・営業利益率(対支給品を除く売上高)5.0%を目指した活動強化 p.8

③人材 ・全員活躍、社員の働きがい向上 p.8

・健康経営 p.8

④カーボンニュートラル ・グローバル:工場のCO2排出量 2030年度(2019年度比) △50%以上削減 p.8

・日本:2030年カーボンニュートラル達成にチャレンジ p.8

⑤財務資本戦略 ・PBR向上にむけた資本コストや株価を意識した経営これらをもとに、グローバルで経営・収益基盤をさらに充実させるとともに、デジタル化とものづくりのイノベーションにリソーセスを投入し、強固で持続可能なグローバル企業を目指し、努力してまいります。 p.8

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.7–8

事業等のリスク

当社グループでは、組織目標の達成を阻害する要因、あるいは事業の継続に影響を与えうる要因をリスクとして識別し、分析、評価、対応を行うPDCAサイクルを回すため、各種委員会を立上げております。機密情報及び情報セキュリティに関するリスクには情報セキュリティ委員会、不正リスクには企業倫理委員会、内部統制やガバナンスには内部統制委員会など、各種委員会によりリスクアセスメントを行い、リスクの低減や回避などの適切な措置を図っております。 p.13

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 p.13

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.13

(1) 主要な得意先に関するリスク p.13

当社グループにおきましては、自動車等車両部品が連結売上高の大半を占め、なかでもトヨタ自動車株式会社向けの依存度が高く、同社の生産動向・購買政策などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(2) 資材調達に関するリスク p.13

生産に必要な資材の調達につきましては、品質・コストの維持・改善を図りつつ安定調達の確保に努めております。しかしながら、中東地域を含む地政学的緊張の高まりや紛争等に起因して、関連資材の調達遅延や調達コストの増加を招く可能性があります。これにより、製造コストの上昇や生産活動の停滞等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(3) 海外事業展開に関するリスク p.13

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海外生産拠点の拡充に伴って、法律・規制・租税制度の予期しない変更や社会的混乱など各国における諸事情の変化や、金利・為替などの市場動向により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループはロシア・ウクライナに拠点を有しておらず、同地域向けの事業も展開しておりませんので、現時点で当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性は低いと考えております。また、当社グループは、米国及びカナダに製造拠点を有し、他国から原材料等の輸入を行っていることから、関税政策の変化により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(4) 製品の欠陥に関するリスク p.13

当社グループは製品の品質の確保・向上に努めておりますが、大規模なリコール等につながる製品の欠陥が発生した場合には、当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。リスクに対して当社グループでは、各部署の役割と責任を明確にした品質保証規則に基づき、業務を実行することで品質保証を実践しております。リスクレベルに応じて工程での保証度と製品確認の保証レベルを上げて、安心な製品をお届けするように努めております。 p.13

(5) 電動化に関するリスク p.13

自動車業界は100年に一度の変革期を迎え、既存のエンジン搭載車から電気自動車への切替など、電動化への動きが急速に進んでおります。その対応の遅れは、当社グループにとって既存・新規ビジネスの機会を逸することになり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

このような環境のなか、当社グループとしては、BEV及び電動車向け関連部品の研究開発、解析能力を活用したゾーン開発によるボデー系部品の付加価値向上、複雑・大型化へ対応したボデー系部品・外販設備事業の拡大、投資・工数ミニマムで標準化された排気系部品の成熟市場(エンジン搭載車)でのシェア向上、「排気収集・浄化」の技術を活かした新規事業への取り組みを推進してまいります。 p.13

(6) 金利・為替変動に関するリスク p.13

当社グループは、業容の拡大に伴い借入調達を行っておりますが、金利変動により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの海外売上高は全体の売上高の約半分を占めており、円換算後の価値が変動するなど為替変動により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、変動金利から固定金利へのスワップや為替予約の締結等を通じて、金利・為替変動リスクを低減しております。 p.13

(7) コンプライアンスに関するリスク p.13

当社グループにおけるコンプライアンスとは、「法令遵守はもとより、社会の構成員たる企業人として求められる価値観・倫理観をもって誠実に行動すること。それを通じて公正かつ適切な経営を実現し、市民社会との調和を図り、企業を創造的に発展させていくこと。環境問題を重視し、自らが行動を起こし、環境の保全に努めること。」と定めております。当社グループは、企業の社会的責任と公共的使命を自覚し、高い倫理観を持って企業活動を行い、社会的責任を果たし、また、国内外の文化・習慣を尊重し、環境保全に努め、地域とともに成長し、地域に喜ばれる企業であるよう様々な活動を展開しております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避できない可能性があり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの社会的信用の低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(8) 情報セキュリティに関するリスク p.14

当社グループでは、機密情報の保護・管理のため、フタバセキュリティガイドラインを策定し、従業員への機密管理意識の徹底を図っています。また、年々高度化しているサイバー攻撃に備え、サイバー保険を付保しております。しかしながら、情報セキュリティ上のリスクを完全には回避できない可能性があり、サイバー攻撃等による情報セキュリティ事故が発生した場合、当社グループの社会的信用の低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(9) 人材確保に関するリスク p.14

少子高齢化や人口減少が進行していく環境下において、人材を十分に確保できない場合や人材獲得競争の激化によりコストが大幅に増加した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

このような環境のなか、当社グループは「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン宣言」を行い、より一層の制度の整備・拡充や従業員の意識改革に積極的に取り組み、多様な属性を持つ従業員がやりがいや成長実感を持ちながら、活き活きと活躍できる環境を整えております。また、近年では、より一層現地に根差した経営を推進するために、現地人材の計画的な育成に積極的に取り組んでおります。 p.14

(10) 自然災害、感染症等に関するリスク p.14

当社グループでは、発生が予想されている南海トラフ巨大地震を最も大きなリスクと捉え、人命第一を最優先に、人的・物的被害を最小限に止め、事業活動の早期再開をはかることを目的とした事業継続計画(BCP)を策定しています。その中で、緊急地震速報や安否確認システムの導入、避難経路の安全確保や建屋の耐震補強、設備の転倒・落下防止対策など、防災・減災の取り組みとともに、定期的な教育訓練を行っています。また、感染症対策につきましても、在宅勤務制度等の基準策定や施設・備品の整備を行い、BCP発動時には災害対策本部を設置し、各生産拠点の情報をとりまとめるとともに、事業への影響を最小限に抑えられるよう対応しています。 p.14

しかしながら、大地震や大型台風、洪水等の自然災害、感染症の拡大等により、サプライチェーン、製品供給に大きな支障をきたした場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(11) 固定資産の減損に関するリスク p.14

当社グループは生産活動に使用する固定資産を多額に保有しておりますが、これら固定資産は事業採算の悪化などにより、投下資本の回収リスクを負っており、合理的な基準に基づく固定資産の減損処理を行っております。将来、事業採算悪化によりさらなる減損処理を行うことがあり、その場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(12) 税効果の変動に関するリスク p.14

当社グループは繰延税金資産の回収可能性を評価するにあたって、将来の課税所得を合理的に見積もっております。この見積りに変動があることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(13) 退職給付債務に関するリスク p.14

当社グループでは、退職給付制度を採用しておりますが、退職給付費用及び債務は数理計算上の前提条件、期待収益率により算出されており、実際の結果との相違、前提条件の変更により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.13–14

研究開発活動

当社グループは、創業以来培ってきた「技術開発力」と「モノづくり力」を通じて社会課題の解決に挑戦し続け「環境」「安心」「豊かな生活」の3分野において、世界中のお客様に価値をお届けしてまいります。 p.20

「環境」分野では、地球をクルマによる大気汚染や騒音から守ること、並びにカーボンニュートラルの実現を目指した研究開発を進めております。その実現に向けて、製品開発段階から自動車メーカー及びサプライヤーとともに、LCA(ライフサイクルアセスメント)を意識したモノづくりを推進しております。取り組み事例として、各部品の軽量化による燃費向上や、ボデー部品の一体化によるCO2排出量の削減を目指した技術開発を進めております。また、自然への負荷を低減しつつ、クルマを利用するお客様が幅広い選択肢を持てるよう、PHEV、HEVの航続距離向上につながるバッテリー容量の拡大を容易にする小型消音デバイスの開発と、その組み合わせにより多彩なレイアウトへ最適に対応可能なモジュラーマフラの開発を強化しております。BEV(電気自動車)向けには、バッテリーセルケース及びバッテリー冷却プレートの開発を強化しております。さらに、新規事業の一環として、建設機械(油圧ショベル)に後付け可能なCO2回収装置を搭載することで、エンジン稼働時に排出されるCO2を削減するだけではなく、活用を前提とした「建機CO2回収システム」の研究開発と事業化モデルの構築を目指しております。また、各種燃料の利用を想定した超小型SOFC(固体酸化物形燃料電池)システムに関する研究開発にも取り組んでおります。今後も、環境対応技術及び高効率エネルギーシステムの高度化を通じて、新たな価値創出と事業機会の獲得に取り組んでまいります。 p.20

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「安心」分野では、クルマでの移動時の「安全」のため、衝突安全性能の向上を目指し、乗員を危険から守るボデー骨格部品の研究開発を、モノづくり全体で進めております。取り組み事例として、モノづくりとCAE解析の活用により、物流の効率化も含めた中規模組立部品における早期の構造提案を継続して実施し、2025年12月に発売されたマイナーチェンジ版bZ4Xにリヤフロアパンアッセンブリー等が引き続き採用され、生産量も増やしております。また、2026年4月に発売された新型ESにはエプロンアッセンブリーやホイルハウスインナーアッセンブリー等が旧モデルから引き続き採用されております。また、加工難易度の高い1470MPa冷間超ハイテン材を使用した部品として、北米生産のRAV4において「レールインナ」が初めて採用されております。現在は、1470MPa級冷間超ハイテン材を活用した幅広い成形工法の開発・製品展開に加え、ボデー部品・内装部品・排気系部品などを「クルマ」全体で捉えた一体的な構造提案に取り組んでおります。併せて、衝突性能解析技術の深化や新たな衝突形態への挑戦を継続し、当社部品を含む周辺部品の最適構造検討やゾーン開発を、車両開発の初期段階から実施し、お客様への提案を推進しております。早期からの参画を通じて自動車メーカーと共創し、高付加価値部品を提供するとともに、技術開発力をクルマのユーザー価値向上につなげてまいります。そして、「良い部品づくり」を「良いクルマづくり」へと深化させてまいります。 p.20

「豊かな生活」分野では、人が豊かだと感じる生活シーンを想像し、実現できるモノとサービスをお届けしてまいります。農業事業では、環境負荷物質の削減と生産性の向上を両立する持続可能な農業をサポートし、安全・安心な農作物をお届けできる製品及びシステムの開発を進めております。農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」が目指すゼロエミッション施設園芸の実現に貢献するため、「agleaf® CO2システム」のCO2回収効率向上に取り組み、さらなる改良を続けております。2025年4月に本取り組みが、農林水産省の「みどりの食料システム法に定める基盤確立事業実施計画」に認定され、さらなる普及拡大を目指してまいります。また、サーキュラーエコノミーに貢献する「エネルギー循環型農業システム」の技術検討に取り組んでおります。将来性を見据えた低リスク農業への転換に必要な、有機農業に貢献する「レーザー除草ロボット」の開発は、産学官で継続して進めており、2025年5月には農林水産省の委託プロジェクトとして採択されました。実証・開発を通じて、新たな防除技術の確立を目指し、持続可能な農業生産への貢献を図っております。今後は、新規事業などの先行開発分野に大きくリソーセスをシフトして開発スピードを上げるとともに、その前段階となるリサーチ分野や基礎技術研究についても活動を推し進め、新たな市場を創造してまいります。 p.20

研究開発活動は主に国内にて行っており、当連結会計年度における自動車等車両部品の事業を中心とした研究開発費は6,427百万円であります。 p.20

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.20

設備投資等の概要

当連結会計年度の設備投資については、自動車等車両部品事業を中心とした製品切替に伴う生産設備投資(主に組立溶接ライン、金型及び治具)及び生産性向上のための合理化・省力化投資を行った結果、セグメントごとの設備投資について示すと、日本は21,328百万円、北米は4,147百万円、欧州は785百万円、中国は1,071百万円、アジアは981百万円であり、投資総額は28,314百万円となっております。 p.21

なお、当連結会計年度において、生産能力に重要な影響を及ぼすような売却、撤去又は滅失はありません。 p.21

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.21

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革47件
大株主10名
役員11名
開示の記述5章、約7,893字
関係会社19社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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