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業種›輸送用機器›フジオーゼックス
フジオーゼックス

フジオーゼックス 7299

静岡県菊川市に本社を置くエンジンバルブ製造会社。p.51951年設立。2026年3月期の売上高 291億円。

  • 東証スタンダード
  • 3月決算
  • 日本基準
  • 従業員 1,261人
  • www.oozx.co.jp
輸送用機器自動車・輸送機配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
フジオーゼックス株式会社(FUJI OOZX Inc.)p.1
法人番号
4080401014950 国税庁
設立
1951年12月(エンジンバルブの製造、販売を目的として東京都品川区に園池バルブ株式会社を設立)p.4
資本金
3,018 百万円p.3
代表者
代表取締役社長執行役員 杉江郁夫p.1
本店
静岡県菊川市三沢1500番地の60p.1
電話番号
0537-35-5873p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
有限責任監査法人 トーマツp.54
従業員数
1,261人(連結)p.2544人(単体)p.3
関係会社
子会社8社、関連会社・共同支配企業-社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7299JPX
市場区分
東証スタンダードJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
EDINETコード
E02225p.1
上場
1994年12月p.4
発行済株式総数
10,279 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月17日)p.1
配当
54.00円配当性向 26.6%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5–6

事業の内容

当社グループは当社(提出会社)と親会社、子会社8社(2026年3月31日現在)で構成されており、自動車部品製造事業とその他の2つのセグメントに分かれて事業を行っております。各セグメントの事業内容と、当社および主要な関係会社の位置付けは以下のとおりであります。 p.5

なお、このセグメント区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の連結財務諸表注記事項に掲げるセグメントをはじめ、本有価証券報告書の当連結会計年度に関するセグメントの区分と全て同一であります。 p.5

(自動車部品製造事業) p.5

当社と子会社である富士气門(広東)有限公司、PT. FUJI OOZX INDONESIA、FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V. はエンジンバルブ等の製品の製造、販売を行い、子会社であるオーゼックステクノ株式会社は金型等の製造および当社の生産工程に付帯する業務を行っております。 p.5

関連当事者の大同興業株式会社は親会社である大同特殊鋼株式会社の特殊鋼鋼材を当社へ販売しております。 p.5

また、当社は富士气門(広東)有限公司、PT. FUJI OOZX INDONESIA、FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V.等へは機械設備・治工具等の販売、技術供与を行っております。 p.5

当社および国内子会社の従業員の福利厚生については、子会社である株式会社テトスが行っております。また、当社関連製品の輸送・梱包については、子会社である株式会社ジャトスが行っております。 p.5

(その他) p.5

「その他」は子会社の株式会社マルヨシ製作所および株式会社ピーアンドエムの事業で構成されております。 p.5

株式会社マルヨシ製作所は、リチウムイオン電池等に使用されるセパレータフィルムの製造装置に組み込まれる金属ロール、シャフト等の製造を手掛けており、セパレータフィルム製造装置メーカー等に製品を販売しております。 p.5

また、株式会社ピーアンドエムは、ファクトリーオートメーション機器等の精密部品を製造・販売しており、主に半導体やEVバッテリー製造等で使用される空気圧機器用に使用されております。 p.5

事業の系統図は、次のとおりであります。 p.6

※1 関連当事者の大同興業株式会社は親会社である大同特殊鋼株式会社の特殊鋼鋼材を当社へ販売しております。 p.6

※2 株式会社マルヨシ製作所は2026年9月に解散決議する事を予定しております。 p.6

※3 株式会社ジャトスは2026年4月1日を効力発生日として、株式会社テトスを消滅会社とする吸収合併を行っております。 p.6

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5–6

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
29,092
2026年3月期
+13.9%+6.9%p.2
経常利益
百万円
2,743
2026年3月期
+17.2%+11.4%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
2,144
2026年3月期
+38.6%+21.5%p.2
包括利益
百万円
2,882
2026年3月期
+99.6%+11.1%p.2
純資産額
百万円
32,566
2026年3月期
+5.1%+4.5%p.2
総資産額
百万円
38,155
2026年3月期
+3.0%+2.4%p.2
1株当たり純資産額
円
3,254.5
2026年3月期
+9.0%+5.6%p.2
1株当たり当期純利益
円
212.9
2026年3月期
+40.5%+22.0%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
83.9
2026年3月期
+2.1%+2.0%p.2
自己資本利益率
%
6.9
2026年3月期
+32.7%+16.1%p.2
株価収益率
倍
8.5
2026年3月期
-5.6%+6.1%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
5,027
2026年3月期
+74.0%+6.2%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-2,116
2026年3月期
+20.3%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-3,114
2026年3月期
-267.9%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
6,507
2026年3月期
+1.1%+4.0%p.2
従業員数
人
1,261
2026年3月期
+1.2%+3.2%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
22,230
2026年3月期
+11.3%+6.9%p.3
経常利益
百万円
2,599
2026年3月期
-13.0%+22.2%p.3
当期純利益
百万円
2,042
2026年3月期
-22.1%+23.6%p.3
資本金
百万円
3,018
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
10,279
2026年3月期
+0.0%+49.5%p.3
純資産額
百万円
28,473
2026年3月期
+2.7%+3.8%p.3
総資産額
百万円
32,333
2026年3月期
+2.0%+2.9%p.3
1株当たり純資産額
円
2,895.8
2026年3月期
+6.6%+4.9%p.3
1株当たり配当額
円
54.00
2026年3月期
+3.8%-19.7%p.3
1株当たり当期純利益
円
202.8
2026年3月期
-21.1%+24.2%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
88.1
2026年3月期
+0.8%+0.9%p.3
自己資本利益率
%
7.3
2026年3月期
-25.5%+19.3%p.3
株価収益率
倍
8.9
2026年3月期
+67.9%+4.4%p.3
配当性向
%
26.6
2026年3月期
+31.7%-3.4%p.3
従業員数
人
544
2026年3月期
-1.1%-0.5%p.3
株主総利回り
%
359.6
2026年3月期
+20.1%+27.9%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

40件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1951年12月エンジンバルブの製造、販売を目的として東京都品川区に園池バルブ株式会社を設立 p.4
  2. 1952年6月商号を富士バルブ株式会社に変更、東京都大田区に工場を完成し、操業開始 p.4
  3. 1953年7月大同製鋼株式会社(現・大同特殊鋼株式会社)が資本参加 p.4
  4. 1960年1月米国TRW社と技術提携(エンジンバルブ) p.4
  5. 1970年9月本社工場の藤沢移転・集約 p.4
  6. 1972年1月新韓バルブ工業株式会社(持分法適用関連会社)〈韓国〉へ資本参加 p.4
  7. 1979年7月TRW社〈米国〉、セリワタナ社〈タイ〉、当社の合弁会社フジセリナバルブ社〈TRW Fuji Serina Co.,Ltd.(持分法適用関連会社)〉をタイ国に設立 p.4
  8. 1985年11月有限会社富士バルブ興業〈現・株式会社テトス(現・連結子会社)〉を当社の全額出資により設立 p.4
  9. 1988年6月TRW社〈米国〉との合弁会社TRW Fuji Valve Inc.(持分法適用関連会社)を米国に設立 p.4
  10. 1989年6月物流を専門に行う湘南物流株式会社〈現・株式会社ジャトス(現・連結子会社)〉を当社全額出資で設立 p.4
  11. 1992年6月本店を神奈川県藤沢市に移転 p.4
  12. 1992年12月富士バルブ株式会社からフジオーゼックス株式会社に商号変更 p.4
  13. 1994年1月OOZX USA Inc.(連結子会社)を当社全額出資にて米国に設立 p.4
  14. 1994年12月株式を東京証券取引所市場第二部(現スタンダード市場)へ上場 p.4
  15. 1998年10月株式会社フジテクノ〈現・オーゼックステクノ株式会社(現・連結子会社)〉を当社全額出資により設立 p.4
  16. 2001年7月藤沢工場・静岡工場ISO14001認証取得 p.4
  17. 2003年7月本店の所在地を現在の静岡県菊川市に移転 p.4
  18. 2006年10月新韓(北京)汽車配件系統有限公司(持分法適用関連会社)〈中国〉へ資本参加 p.4
  19. 2010年8月TRW社〈米国〉、新韓バルブ工業〈韓国〉との合弁会社富士气門(広東)有限公司(現・連結子会社)を中国(広東省)に設立 p.4
  20. 2011年5月OOZX USA Inc.(連結子会社)を清算 p.4
  21. 2013年9月PT. Prospect Motor〈インドネシア〉との合弁会社PT. FUJI OOZX INDONESIA(現・連結子会社)をインドネシア共和国に設立 p.4
  22. 2014年8月大同興業株式会社との合弁会社FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V.(現・連結子会社)をメキシコ合衆国に設立 p.4
  23. 2015年7月TRW社〈米国〉との技術提携解消によりTRW Fuji Serina Co.,Ltd.およびTRW Fuji Valve Inc.の全株式を売却。また富士气門(広東)有限公司(現・連結子会社)の全株式を取得し完全子会社化 販売会社FUJI OOZX AMERICA Inc.(現・連結子会社)をアメリカ合衆国に設立 p.4
  24. 2016年2月フジホローバルブ株式会社(連結子会社)を静岡県菊川市に設立 p.4
  25. 2016年5月三菱重工工作機械株式会社と業務提携を行い、フジホローバルブ株式会社(連結子会社)において、両社の中空バルブ事業における中空製造工程の製造事業をそれぞれ吸収分割により継承、中実バルブ事業について当社で譲り受け p.4
  26. 2016年8月新韓バルブ工業株式会社(持分法適用関連会社)〈韓国〉の全株式を売却 p.4
  27. 2016年11月新韓(北京)汽車配件系統有限公司(持分法適用関連会社)〈中国〉の全株式を売却 p.4
  28. 2017年4月ドイツ連邦共和国に駐在事務所FUJI OOZX Inc., Europe Representative Officeを設立 p.4
  29. 2018年11月静岡工場 品質マネジメントシステム規格IATF16949認証取得 p.4
  30. 2020年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行 p.4
  31. 2021年3月三菱重工工作機械株式会社との事業提携を解消、フジホローバルブ株式会社(連結子会社)の全株式を取得し完全子会社化 p.4
  32. 2021年7月フジホローバルブ株式会社(連結子会社)を吸収合併 p.4
  33. 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行 p.4
  34. 2023年7月セパレータフィルム製造用の金属ロール、シャフト等の金属部品を製造・販売する株式会社マルヨシ製作所の全株式を取得し連結子会社化 p.4
  35. 2024年7月ファクトリーオートメーション機器等の精密部品を製造・販売する株式会社ピーアンドエムの全株式を取得し連結子会社化 p.4
  36. 2024年10月西日本支社を大阪市へ開設 p.4
  37. 2025年3月FUJI OOZX AMERICA Inc.を清算 p.4
  38. 2026年1月FUJI OOZX Inc., Europe Representative Officeを閉鎖 p.4
  39. 2026年2月連結子会社である株式会社マルヨシ製作所の解散・清算を決定(2026年9月解散決議予定) p.4
  40. 2026年4月連結子会社である株式会社ジャトス(存続会社)が株式会社テトス(消滅会社)を吸収合併 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.27

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1大同特殊鋼株式会社4,71047.90%p.27
2大同興業株式会社5425.51%p.27
3ジェイアンドエス保険サービス株式会社3283.33%p.27
4フジオーゼックス従業員持株会1621.65%p.27
5中根精工株式会社1131.15%p.27
6高橋憲昭730.74%p.27
7明治安田生命保険相互会社500.51%p.27
8日本パーカライジング株式会社500.51%p.27
9大同DMソリューション株式会社480.48%p.27
10辻本敏390.39%p.27
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 12名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

12名男性11名 女性1名2026年6月17日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.39–41

  • 代表取締役社長 執行役員杉江郁夫代表取締役p.39
  • 取締役 執行役員浜田章宏p.39
  • 取締役 執行役員海野信一p.39
  • 取締役 執行役員岩本順司p.39
  • 取締役 執行役員茨木徹p.39
  • 取締役山下敏明p.40
  • 取締役飯塚嘉津美p.40
  • 取締役(常勤監査等委員)福岡聡p.41
  • 取締役(監査等委員)竹鶴隆昭p.41
  • 取締役(監査等委員)山田剛己p.41
  • 取締役(監査等委員)川﨑健司p.41
  • 取締役(監査等委員)東島香織p.41

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.61 ほか

連結従業員数
1,261 人
単体従業員数
544 人
平均年齢
39.5 歳
平均勤続年数
15.3 年
平均年間給与
7,034,000 円
女性管理職比率
2.1 %
男性育児休業取得率
73.7 %
男女賃金差異(全体)
61.1 %
同(正社員)
70.2 %
同(パート・有期)
82.4 %
役員の女性比率
8 %(女性1名/12名)
自己資本比率(連結)
83.9 %
ROE(連結)
6.9 %
EPS
212.9 円
BPS
3,254.5 円
株主総利回り
359.6 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.8

(1)経営方針 p.8

当社の経営理念は次のとおりです。 p.8

① 技術を極め、顧客の高い満足と強い信頼を頂く商品を提供する。 p.8

② 地球環境を守り、企業責任を全うし、社業を通じて社会に貢献する。 p.8

③ 世界を視野に高い目標に挑戦し、企業の発展と個人の成長を実現する。 p.8

当社グループとして経営理念に基づき、ものづくりを本業とするメーカーとしてPQCD(Productivity 生産性、Quality 品質、Cost 価格、Delivery 納期)について世界最高の体制を構築し、高いCS(顧客満足)を得ることを目標に、製品の開発・生産・販売から廃棄までの全工程で地球保護に積極的に取り組みます。また、個人を尊重し、相手の立場で考え、意欲・能力を最大限に発揮することで、世界に飛躍する製品・技術・人を創造することに挑戦します。エンジンバルブの専門メーカーとして低燃費技術の進化を通じて社会に貢献してまいります。 p.8

(2)経営環境と対処すべき課題 p.8

当社グループを取り巻く経営環境は、エネルギーおよび原材料価格の高騰、地政学リスクに伴う海外情勢の混迷、為替相場の変動に加え、米国による関税政策の影響など、依然として不透明な状況が続くものと予想されます。 p.8

エンジン搭載車を含む自動車業界においては、電気自動車(EV)の普及が一時的に鈍化する一方で、ハイブリッド車(HV、PHEV)への需要が世界的に高まっております。また、カーボンニュートラル(CN)燃料等の新エネルギーへの対応や、生成AIを活用した情報化・自動化といった百年に一度と言われる多様な変革への対応が求められております。 p.8

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このような状況のなか、当社グループは、2024年3月に公表しました「2026中期経営計画」の重要テーマに基づき、既存事業である自動車部品事業の収益力強化と新規事業の拡大を両輪に持続的な企業価値向上に向けた基盤構築を図るとともに、時代のニーズである資本コスト・株価を意識した経営や人的資本経営等の課題へ取り組んでまいります。 p.8

2026年中期経営計画基本方針 p.8

1.自動車部品事業の安定収益確保 p.8

2.新規事業領域の育成および拡大 p.8

3.効率経営推進による社会貢献 p.8

定量目標 p.8

●エンジンバルブ事業の合理化推進による利益率向上 p.8

●新規事業、ESG関連中心の積極的な投資 p.8

●株主への利益還元目標は総還元性向40%、株主資本配当率1.7%を目安に実施中期経営指標と実績(単位:億円) p.8

経営指標 2024年度 2025年度 2026年度 2026年中期 p.9

計画/実績 計画 実績 計画 実績 計画 予想 計画 実績見込 p.9

売上高 265 255 275 291 280 280 820 826 p.9

営業利益 25.5 26.2 26.5 25.1 28.0 26.0 80.0 77.3 p.9

売上高営業利益率 9.6% 10.2% 9.6% 8.6% 10% 9.3% 9.8% 9.4% p.9

(社業について) p.9

自動車業界において世界的なEV化の波が転換期を迎えており、一部地域で補助金終了に伴う需要の減退、充電インフラ整備の遅れ、航続距離や充電時間に対する課題等からEV普及の進展は一時的な停滞状態にあります。一方でHV車の需要が再評価されており、内燃機関(エンジン)の重要性は短中期的には維持、あるいは増大する傾向にあり、長期的にはEV化が進展することは不可避ではありますが、この過程で競業他社の撤退や事業縮小による市場の淘汰が進むことが予想され、当社はこれを機に「残存者利益」を享受する好機と捉えて市場シェア拡大を目指します。 p.9

このような状況のなか、当社は2030年のあるべき姿として、「The Best Survivor」をスローガンに自動車部品事業においてはグローバルシェアを現状の8%から12%に拡大することで生き残りを図り、同時に新規事業で売上高100億円体制を確立することを目標として掲げております。当社は国内及び海外拠点の生産体制を見直し、エンジンバルブ市場の残存者利益を獲得すべくグローバルシェア拡大を図ってまいります。また、環境規制の強化に伴う燃費向上のニーズに応えるべく、高機能エンジンバルブの開発・製品化を進めてまいります。 p.9

新規事業については、M&Aの取り組みとして、2023年7月および2024年7月に計2社を子会社化し、今後もシナジーを見込める企業への投資を積極的に検討してまいります。 p.9

また、子会社の新事業展開についても順調に進んでおり、本社工場の余剰地を活用したブランドミニトマト事業は安定生産体制を構築し販路拡大を図り安定的な収益の柱を育成してまいります。 p.9

(CO2削減について) p.10

2013年度と比較して2030年度までにCO2排出量50%削減をすることを目標に、2026年中期経営計画では35%削減を目指して全グループで太陽光発電システムを導入し省エネ活動に取り組んでおります。 p.10

2026年については、2024年度に導入した電力見える化システムの活用により更なる省エネ対策を継続して実施してまいります。 p.10

(2026年度の取り組み) p.10

2026年度はスローガンと基本方針を以下のように定め、それぞれの重点課題への取り組みの具体化による年度目標の実現を目指してまいります。 p.10

スローガン p.10

『自分のためにチャレンジしよう。皆のために助け合おう』 p.10

~個人の成長=会社の成長~ p.10

基本方針 p.10

1.自動車部品事業の安定収益確保 p.10

グローバルでの最適生産体制を定着させるとともに、カーボンニュートラル燃料対応や高機能エンジンバルブの新技術確立を推進いたします。これにより内燃機関の高度化と環境対応の両立を図り、収益性の最大化に邁進してまいります。 p.10

2.新規事業領域の育成および拡大 p.10

M&Aにより新たにグループに加わった企業とのシナジー創出を加速させるとともに、当社が保有する技術の活用による新規事業の立ち上げを推進し、次代を担う新たな収益の柱を育成してまいります。 p.10

3.効率経営推進による社会貢献 p.10

資本コストを意識した経営管理を徹底し、企業価値および株価の向上を目指します。また、ESG経営の要として「人的資本経営」を推進し、従業員のエンゲージメント向上と安全・安心な職場環境の構築に取り組むことで、持続的な成長基盤を強固なものにしてまいります。 p.10

引き続き、会社全体の構造改革を推進するとともに、企業の社会的責任(CSR)を果たし、世界のなかで存在価値のある会社として認められる、理想を追求して行くことができる企業体質を目指します。 p.10

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.8–10

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 p.16

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.16

(1)自動車市場の電動化シフトに伴うリスクについて p.16

当社グループの主軸製品であるエンジンバルブは、内燃機関(エンジン)を搭載した車両向けの部品であります。現在、世界的なカーボンニュートラルの潮流により、自動車産業では電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCEV)への移行(電動化)が急速に進展しております。 p.16

今後、想定を上回るスピードで電動化が加速し、内燃機関車の生産台数が大幅に減少した場合、当社グループの主力製品に対する需要が減少し、売上高および収益性が著しく低下するリスクがあり、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 p.16

当社グループの取り組み p.16

・専門部署(構造改革部)を設置し、保有技術を活用した新規事業を模索・検討 p.16

・自動車業界に拘らない広い視野での事業の拡大の検討(M&A含む) p.16

(2)自然災害等のリスクについて p.16

地球規模の気候変動に伴い、超大型台風や集中豪雨、極度の渇水等の自然災害が激甚化、頻発化しており、これらにより社会インフラやライフライン、サプライチェーンが寸断されるリスクが高まっております。また、当社グループの主要な国内生産拠点である静岡県西部は、南海トラフ地震の想定震源域に位置しており、大規模地震発生時のリスクを内包しております。 p.16

当社グループでは、人命救助を最優先とし、建物・設備の耐震化や防災訓練、事業継続計画(BCP)の策定など、資産の損傷や業務停止を最小限に抑えるための対策を講じております。しかしながら、想定を上回る大規模な自然災害や火災等の事故が発生した場合、長期間の操業停止や製品供給の滞り、多額の復旧費用の発生を招く恐れがあります。このような事態は、当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 p.16

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当社グループの取り組み: p.16

・自然災害に対するBCPの見直しと防災訓練の継続的実施、防災備蓄品の定期的な整備 p.16

・自家発電設備の稼働訓練と定期メンテナンスの実施 p.16

(3)子会社の業績動向に関するリスクについて p.16

当社グループは、国内5社、海外3社の連結子会社により構成されており、グループ一体となった事業展開を推進しております。これら子会社のうち、設立または子会社化から10年未満の一部子会社において、収益基盤安定化の途上にあり、当初の事業計画を大幅に下回る可能性があります。 p.16

これら子会社の販売活動や生産体制、あるいは資金繰り等において問題が生じた場合、連結業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、グループ管理体制の強化や経営指導を通じて早期の収支安定化に努めておりますが、諸外国の市場環境や規制の変化等により、期待通りの成果が得られないリスクを内包しております。 p.16

当社グループの取り組み: p.16

・海外子会社に対し、事業内容・経営内容を把握するため、毎月経営者への報告会議を実施 p.16

・国内および海外子会社について、主管部署が収支状況や資金繰りをモニタリングし、課題が認められた場合には速やかに改善の指示・支援実施 p.16

(4)人材の定着と確保に関するリスクについて p.17

当社グループの持続的な成長には、人材の確保および育成が不可欠であります。しかしながら人材獲得競争の激化により、必要な人材を計画通りに採用できないリスク、あるいは既存の人材が社外へ流出するリスクがあります。このような事態が生じた場合、当社グループの事業継続、経営成績および財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.17

当社グループの取り組み: p.17

・定期的な従業員意識調査(エンゲージメントサーベイ)を実施し、組織課題の抽出とそれに基づく職場環境改善を継続的に実施 p.17

・WEBサイトやSNS等の多角的な採用ブランディングの推進、および選考プロセスの迅速化による中途人材の確保 p.17

・新入社員から管理職に至るまでの階層別研修プログラムを整備 p.17

(5)カーボンニュートラルへの対応に関するリスクについて p.17

当社グループは、持続可能な社会の実現に向けCO2排出量の削減活動を推進しております。しかしながら、設定した削減目標を計画通りに達成できない(施策が未実施・不十分)となることによる周辺環境の悪化、企業イメージの低下を起こすリスクがあります。 p.17

当社グループの取り組み: p.17

(目標:CO2排出量の削減目標(2013年度比)…2026年度35%減、2030年度50%減) p.17

・国内外の生産拠点への太陽光発電パネルの設置推進 p.17

・カーボンニュートラル燃料を用いる次世代内燃機関向け高機能エンジンバルブの開発を強化 p.17

(6)ESG・サステナビリティに関するリスクについて p.17

当社グループは、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した経営を推進し、持続可能な社会への貢献と中長期的な企業価値の向上を目指しております。しかしながら、事業活動における産業廃棄物による環境汚染、サプライチェーンを含めた人権侵害や差別等の社会問題、あるいは内部統制の不備といったガバナンス上の問題が発生するリスクを完全に排除することはできません。 p.17

万一、これらに関する不適切な事態が生じた場合、法的制裁や損害賠償責任の発生のみならず、社会的信用の失墜、ブランド価値の毀損等により当社グループの業績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 p.17

当社グループの取り組み: p.17

・産業廃棄物排出量ゼロを目指し、廃棄物削減プロセスを段階的に実行 p.17

・SDGs(持続可能な開発目標)を経営戦略に統合し、中長期的な企業価値向上を推進 p.17

・ガバナンス委員会を設置し、経営陣の指名・報酬決定プロセスの客観性と透明性を担保 p.17

(7)製品の欠陥および品質保証に関するリスクについて p.17

当社グループは、製品の製造において品質の安定化を最優先課題とし、厳格な検査・品質保証管理体制を構築しております。また、万一の事態に備え、損害保険に加入するなどの対策を講じております。しかしながら、予期せぬ品質不適合等が発生する可能性があります。このような事態が生じた場合、多額の対策費用や損害賠償の発生、さらには当社グループの社会的信用の失墜を招き、当社グループの業績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 p.17

当社グループの取り組み: p.17

・自動車産業の国際規格「IATF16949」に基づき、設計から製造、出荷に至る各工程での品質不適合リスクを最小化 p.17

・品質管理委員会(年1回)および品質会議(月1回)において品質目標の進捗管理と現場課題の早期発見・対策を徹底 p.17

・クレーム等の重要事案が発生した場合には、経営会議にて原因追及と具体的な対策を報告し、組織的な再発防止措置を実施 p.17

(8)法的規制等に関するリスクについて p.18

当社グループは、国内および海外において事業活動を行っており、その遂行にあたっては、法令、規制および社会的規範を遵守(コンプライアンス)し、公正で健全な企業活動を展開しております。しかしながら、将来における法令の制定・改正、あるいは社会情勢の変化に伴う解釈の変更により発生する事態が、経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.18

当社グループの取り組み: p.18

・外部および内部による定期的な「内部統制システム監査」を継続的に実施し、業務の適正性および財務報告の信頼性を確保 p.18

・全従業員を対象としたコンプライアンス教育を年1回以上開催 p.18

・監査室を軸とした、当社各部門および国内外の全グループ会社に対する業務監査の実施 p.18

(9)新製品の開発に関するリスクについて p.18

当社グループは、市場競争力を維持・向上させるため、既存製品の新技術・新工法の開発、および次世代の新製品開発に向けた研究開発活動を継続的に推進しております。しかしながら、開発遅れや技術的な課題の発生等により、他社に対する競争優位性の低下や、顧客要求に応えられないことによる受注機会の喪失等により、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.18

当社グループの取り組み: p.18

・将来の市場競争を維持・向上させるため、研究開発に対する人的・金銭的な経営資源を継続的に投入 p.18

・顧客との共同開発への積極的な参画 p.18

(10)IT環境・情報セキュリティに関するリスクについて p.18

当社グループは、業務遂行に際しITシステムおよびネットワークを活用しております。内部要因による情報漏洩インシデント、またはサイバー攻撃やコンピューターウイルス感染等の外部要因による重大なインシデントが発生した場合、重要データの破損・喪失、システム停止に伴う業務の停滞、さらには復旧の遅延等により、当社グループの事業遂行、経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 p.18

当社グループの取り組み: p.18

・社則の継続的なアップデートと情報管理体制の強化 p.18

・サイバー攻撃・ウイルス感染等に対するセキュリティ対策の強化 p.18

(11)原材料およびエネルギー価格の変動に関するリスクについて当社グループの主要原材料である鋼材は、親会社グループより市場実勢を反映した価格で調達しております。原材料価格の大幅な高騰が生じた際、販売先への価格転嫁の遅れ等により経営に影響を与えるリスクが生じる可能性があります。また、昨今の世界情勢の影響による電力等のエネルギー価格の高騰は、製造原価を押し上げる要因となります。急激かつ大幅な価格上昇が継続した場合には、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります当社グループの取り組み: p.18

・原材料の成分毎の価格の変動に対応し、購入・販売価格へのサーチャージ制度の導入 p.18

・電力会社との個別契約の見直し p.18

・太陽光発電による電力の活用と他の再生可能エネルギーの検討 p.18

なお、上記以外にも様々なリスクがあり、ここに記載されたものが当社グループの全てのリスクではありません。 p.18

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.16–18

研究開発活動

当社グループは新製品、新技術の研究開発を通じてカーボンニュートラルの進歩発展に寄与する事により社会に貢献すべく、自動車用から汎用に至るまで、陸用、舶用を含む内燃機関用動弁系部品の研究開発を中心に活動を続けております。 p.23

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は266百万円であり、各セグメントの研究目的、主要な研究成果および研究開発費は次のとおりであります。 p.23

(自動車部品製造事業) p.23

当社グループの属する自動車産業界はカーボンニュートラルに向けた取り組みを進める中、BEVへの移行に変化が見られ、エンジン車によるカーボンニュートラル化が再注目されています。求められる環境対応や更なる燃費向上のエンジン開発を強力に推進しており、当社もこれら社会的ニーズに応えるべく、積極的にエンジンバルブを主体とした動弁系部品の高温化及びエンジン熱効率向上およびカーボンニュートラル燃料への対応に着手し、お客様に対して迅速、的確かつ信頼性の高い製品を提供すべく、各種の研究開発に取り組んでいます。 p.23

この様な背景を踏まえつつ当連結会計年度は、製品の実証試験、各種シミュレーションの信頼性評価を活用した新製品・新工法技術開発に取り組み、カーボンニュートラル促進に向けた高機能特性エンジンバルブの研究開発に加えて、既存製造技術を活用した異分野製品の開発取組みを進めております。その結果、当連結会計年度の当事業に係る研究開発費の総額は259百万円であります。 p.23

(その他) p.23

当社グループの属する金属精密部品事業は、医療関連業務の効率化を目的とした機器の開発を行っております。医療従事者の負担軽減と患者の利便性向上が図れるよう、各種の研究開発に努力しております。当連結会計年度の当事業に係る研究開発費の総額は7百万円であります。 p.23

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.23

設備投資等の概要

当連結会計年度の設備投資については、主に自動車部品製造事業の生産合理化を目的とした継続的な設備投資を実施しております。 p.24

当連結会計年度における当社グループの設備投資額は2,281百万円であり、セグメントごとの設備投資額は次のとおりであります。 p.24

なお、下記の金額には有形固定資産以外に無形固定資産を含めて記載しており、重要な設備の除却または売却はありません。 p.24

セグメントの名称 当連結会計年度(千円) p.24

自動車部品製造事業 2,272,354 p.24

その他 8,485 p.24

合計 2,280,840 p.24

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.24

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革40件
大株主10名
役員12名
開示の記述5章、約8,812字
関係会社8社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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