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業種›輸送用機器›三菱自動車工業
三菱自動車工業

三菱自動車工業 7211

東京都港区に本社を置く自動車メーカー。p.51970年設立。2026年3月期の売上高 2.9兆円。

輸送用機器自動車・輸送機TOPIX Mid400配当あり従業員1万人以上

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
三菱自動車工業株式会社(MITSUBISHI MOTORS CORPORATION)p.1
法人番号
7010401029044 国税庁
設立
1970年4月(三菱重工業株式会社の全額出資により当社設立)p.4
資本金
284,382 百万円p.3
代表者
代表執行役CEO 加藤隆雄p.1
本店
東京都港区芝浦三丁目1番21号p.1
電話番号
03-3456-1111p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
EY新日本有限責任監査法人p.66
従業員数
27,695人(連結)p.213,498人(単体)p.3
関係会社
子会社35社、関連会社・共同支配企業16社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7211JPX
市場区分
東証プライムJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Mid400JPX
EDINETコード
E02213p.1
上場
1988年12月p.4
発行済株式総数
1,460,476 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月16日)p.1
配当
10.00円配当性向 29.41%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5–6

事業の内容

当社グループは、当社、連結子会社 35社、持分法適用関連会社 16社(2026年3月31日現在)で構成されております。当社グループは自動車及びその部品の開発、生産、販売、金融事業を行っており、開発は当社が中心となって行っております。 p.5

なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」のセグメント区分と同一であります。 p.5

自動車 p.5

国内においては、普通・小型乗用車、軽自動車を当社が生産し、東日本三菱自動車販売株式会社や西日本三菱自動車販売株式会社等の当社製品販売会社が販売を行っております。このほか三菱自動車エンジニアリング株式会社が当社製品の開発の一部を、三菱自動車ロジテクノ株式会社が当社純正部品等の販売、新車点検や整備及び部品などの物流業務等を行っております。 p.5

海外においては、Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd.(タイ)等が生産及び販売事業、PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia(インドネシア)等が生産事業を行っております。 p.5

また、2016年5月に日産自動車株式会社との戦略的アライアンスを締結し、購買、車両プラットフォームの共用、新技術の開発分担、生産拠点の共用等の面で協力しております。 p.5

金融 p.5

金融事業としては、国内において三菱自動車ファイナンス株式会社が自動車のリース事業、販売金融等の事業を、海外においては、Mitsubishi Motors Finance Philippines Inc.(フィリピン)が販売金融事業を行っております。 p.5

以上述べた内容の系統図は次のとおりとなります。(主な会社のみ記載) p.5

続きを読む(残り約600字)閉じる

(主要な製品) p.5

商品名 OEM受け 車種 p.5

国内向 海外向 p.5

電動車 アウトランダー(PHEV) 同左 - p.6

エクリプス クロス(PHEV) 同左 - p.6

- エクスフォース (HEV)/ アウトランダースポーツ(HEV) - p.6

- エクスパンダー(HEV) - p.6

- エクスパンダー クロス(HEV) - p.6

eKクロス EV - - p.6

ミニキャブ EV L100 EV - p.6

- エクリプス クロス(EV) ● p.6

- グランディス(HEV) ● p.6

- ASX (HEV) ● p.6

- コルト(HEV) ● p.6

SUV・ピックアップ - RVR/アウトランダースポーツ/ASX - p.6

エクリプス クロス 同左 - p.6

- アウトランダー - p.6

トライトン トライトン/L200 - p.6

- パジェロスポーツ/モンテロスポーツ - p.6

- デスティネーター - p.6

- エクスフォース/ アウトランダースポーツ - p.6

- グランディス ● p.6

- ASX ● p.6

乗用車・ミニバン - ミラージュ/スペーススター - p.6

- アトラージュ/ミラージュG4 - p.6

デリカD:5 - - p.6

- エクスパンダー - p.6

- エクスパンダー クロス - p.6

デリカD:2 - ● p.6

- コルト ● p.6

軽自動車 eKクロス - - p.6

eKワゴン - - p.6

eKスペース - - p.6

デリカミニ - - p.6

タウンボックス - ● p.6

ミニキャブ トラック - ● p.6

ミニキャブ バン - ● p.6

商用車 - L300 - p.6

- ヴァーサ バン ● p.6

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5–6

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
2,896,536
2026年3月期
+3.9%+9.2%p.2
経常損益
百万円
78,908
2026年3月期
-20.0%-6.0%p.2
親会社株主に帰属する当期純損益
百万円
10,015
2026年3月期
-75.6%-39.4%p.2
包括利益
百万円
64,047
2026年3月期
+236.9%-12.0%p.2
純資産額
百万円
963,318
2026年3月期
-1.1%+11.2%p.2
総資産額
百万円
2,418,145
2026年3月期
+7.7%+5.8%p.2
1株当たり純資産額
円
687.0
2026年3月期
-1.6%+13.9%p.2
1株当たり当期純損益金額
円
7.48
2026年3月期
-73.9%-37.7%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
7.48
2026年3月期
-73.9%-37.7%p.2
自己資本比率
%
38.0
2026年3月期
-8.6%+4.8%p.2
自己資本利益率
%
1.1
2026年3月期
-74.4%-46.6%p.2
株価収益率
倍
41.1
2026年3月期
+188.1%+57.6%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
35,755
2026年3月期
-79.5%-25.8%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-122,444
2026年3月期
-6.7%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
46,900
2026年3月期
+117.1%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
438,860
2026年3月期
-2.5%-3.8%p.2
従業員数
人
27,695
2026年3月期
-3.1%-1.0%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
2,320,961
2026年3月期
+1.5%+9.5%p.3
経常損益
百万円
51,665
2026年3月期
+41.9%-0.2%p.3
当期純損益
百万円
45,509
2026年3月期
+157.7%+3.2%p.3
資本金
百万円
284,382
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
1,460,476
2026年3月期
+0.0%-0.5%p.3
純資産額
百万円
615,881
2026年3月期
+5.0%+18.0%p.3
総資産額
百万円
1,248,502
2026年3月期
+7.4%+6.1%p.3
1株当たり純資産額
円
460.2
2026年3月期
+5.0%+21.1%p.3
1株当たり配当額
円
10.00
2026年3月期
-33.3%-p.3
1株当たり当期純損益金額
円
34.01
2026年3月期
+175.2%+5.9%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
34.00
2026年3月期
+175.1%+6.0%p.3
自己資本比率
%
49.3
2026年3月期
-2.3%+11.2%p.3
自己資本利益率
%
7.6
2026年3月期
+166.5%-13.5%p.3
株価収益率
倍
9.0
2026年3月期
-72.7%-7.4%p.3
配当性向
%
29.4
2026年3月期
-75.8%-p.3
従業員数
人
13,498
2026年3月期
-0.5%-0.6%p.3
株主総利回り
%
110.2
2026年3月期
-20.9%+1.2%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

30件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1970年4月三菱重工業株式会社の全額出資により当社設立 p.4
  2. 1970年6月三菱重工業株式会社の自動車部門を譲受け、三菱自動車工業株式会社として営業開始 これに伴い、同社から京都製作所の一部(現、「京都製作所」 京都工場)、名古屋自動車製作所(現、「岡崎製作所」。以下同じ)、水島自動車製作所(現、「水島製作所」)、他1製作所を移管受け p.4
  3. 1977年8月名古屋自動車製作所 岡崎工場新設 p.4
  4. 1979年12月京都製作所 滋賀工場新設 p.4
  5. 1980年10月三菱商事株式会社と共同出資で Mitsubishi Motors Australia Ltd. 設立(2001年12月に同社の全株式を取得) p.4
  6. 1981年12月三菱商事株式会社と共同出資で Mitsubishi Motor Sales of America, Inc. 設立 p.4
  7. 1984年10月三菱自動車販売株式会社(1964年10月に発足)の営業を譲受け p.4
  8. 1985年10月米国の Chrysler Corporation と合弁会社 Diamond-Star Motors Corporation を設立(1991年10月に同社の全株式を取得、1995年7月に「Mitsubishi Motor Manufacturing of America, Inc.」と社名変更) p.4
  9. 1988年12月東京・大阪・名古屋各証券取引所の市場第一部に株式上場(名古屋証券取引所は2003年11月に上場廃止、大阪証券取引所は2009年11月に上場廃止) p.4
  10. 1995年3月株式会社東洋工機の株式の過半数を取得(1995年7月に「パジェロ製造株式会社」と社名変更、2003年3月に同社の全株式を取得) p.4
  11. 1996年11月十勝研究所新設 p.4
  12. 1997年8月タイの MMC Sittipol Co., Ltd. の株式の過半数を取得(2003年11月に「Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd.」と社名変更、2008年8月に同社の全株式を取得) p.4
  13. 1999年2月オランダの Netherlands Car B.V. の株式の50%を取得(2001年3月に子会社を通じた間接保有を含め、同社の全株式を取得) p.4
  14. 2000年3月ドイツの DaimlerChrysler AG と資本参加を含む乗用車事業全般にわたる事業提携についての基本合意書を締結(2000年10月に同社は当社の株式を34%取得、2005年11月に全株式を売却) p.4
  15. 2002年12月Mitsubishi Motors Europe B.V.(1977年1月発足)が、Mitsubishi Motors Sales Europe B.V.(1993年3月発足)を吸収合併 p.4
  16. 2003年1月Mitsubishi Motor Sales of America, Inc.、Mitsubishi Motor Manufacturing of America, Inc. 他1社が合併し、統括会社 Mitsubishi Motors North America, Inc. となる。 p.4
  17. 2003年1月当社トラック・バス事業を会社分割により分社化し、三菱ふそうトラック・バス株式会社を設立 p.4
  18. 2003年3月当社が所有する三菱ふそうトラック・バス株式会社株式の43%を DaimlerChrysler AG へ、15%を三菱グループ10社へ譲渡し、その結果株式所有比率42%となる。(2005年3月に当社が所有する同社の全株式を DaimlerChrysler AG に譲渡) p.4
  19. 2003年5月当社の本店所在地を、東京都港区港南二丁目16番4号へ移転 p.4
  20. 2007年1月当社の本店所在地を、東京都港区芝五丁目33番8号へ移転 p.4
  21. 2008年3月Mitsubishi Motors Australia Ltd. における車両の生産事業を終了 p.4
  22. 2010年4月フランスの Peugeot Citroën Automobiles S.A. と合弁会社 PCMA Rus LLC をロシアに設立 p.4
  23. 2012年9月三菱商事株式会社と共同出資で広汽三菱汽車有限公司設立 p.4
  24. 2012年12月当社及び Mitsubishi Motors Europe B.V. が所有するオランダの Netherlands Car B.V. の全株式を、オランダの VD Leegte Beheer B.V. へ譲渡 p.4
  25. 2015年3月三菱商事株式会社と共同出資で PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia 設立 p.4
  26. 2015年11月Mitsubishi Motors North America, Inc. における車両の生産事業を終了 p.4
  27. 2016年5月日産自動車株式会社と資本業務提携に関する戦略提携契約を締結(2016年10月に同社は第三者割当の引受により当社の株式を34%取得、2024年11月に一部株式を当社へ売却) 当社の本店所在地を、現在地(東京都港区芝浦三丁目1番21号)へ移転 指名委員会等設置会社へ移行 パジェロ製造株式会社の生産事業を終了、工場を閉鎖 p.4
  28. 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行 p.4
  29. 2023年12月PCMA Rus LLC における車両の生産事業を終了 p.4
  30. 2024年2月広汽三菱汽車有限公司における車両の生産事業を終了 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.44

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1日産自動車株式会社357,59226.67%p.44
2三菱商事株式会社298,01222.23%p.44
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)84,3426.29%p.44
4STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 50500136,6302.73%p.44
5三菱重工業株式会社21,5721.60%p.44
6BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN FOR ARCUS FUND SICAV - ARCUS JAPAN FUND18,7701.40%p.44
7THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT18,1361.35%p.44
8株式会社三菱UFJ銀行14,8781.10%p.44
9株式会社日本カストディ銀行(信託口)12,6920.94%p.44
10MAN INTERNATIONAL ICVC - MAN JAPAN COREALPHA FUND12,0640.90%p.44
残り9名の株主名と持株比率は無料登録で表示されます無料登録して表示
持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 大株主 上位10名
  • 役員 12名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

12名男性19名 女性3名2026年6月16日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.56–59

  • 取締役平工奉文p.56
  • 取締役加藤隆雄p.56
  • 取締役稲田仁士p.56
  • 取締役宮永俊一p.56
  • 取締役幸田真音p.57
  • 取締役佐々江 賢一郎p.57
  • 取締役坂本秀行p.57
  • 取締役中村嘉彦p.58
  • 取締役田川丈二p.58
  • 取締役垣内威彦p.58
  • 取締役三毛兼承p.59
  • 取締役大串淳子p.59

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.76 ほか

連結従業員数
27,695 人
単体従業員数
13,498 人
平均年齢
42.4 歳
平均勤続年数
16.0 年
平均年間給与
7,895,000 円
女性管理職比率
6.8 %
男性育児休業取得率
84.6 %
男女賃金差異(全体)
79.8 %
同(正社員)
78.4 %
同(パート・有期)
87.6 %
役員の女性比率
13.6 %(女性3名/22名)
自己資本比率(連結)
38.02 %
ROE(連結)
1.08 %
EPS
7.48 円
BPS
687.0 円
株主総利回り
110.22 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
自動車事業27,483p.76
金融事業212p.76

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

足許の環境変化を踏まえた経営課題の認識と、今後の経営戦略の考え方は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、将来生じうる実際の結果と異なる可能性がありますので、ご留意ください。 p.12

米国の関税率引き上げ、各国・地域での環境規制の見直し、SDV(ソフトウェア定義型車両)やAI活用による自動車の知能化の加速、中国メーカーのグローバル展開による販売競争の一層の激化等、自動車業界は、事業環境の構造的変化と不確実性の増大に直面しております。加えて、インフレによるコスト上昇、為替変動等により、足許の収益もマイナス影響を強く受けております。 p.12

当社グループは2023年3月に中期経営計画「Challenge 2025」を発表し、実施済の構造改革により強化された経営体質を基盤とし、当社グループの強みのあるアセアン地域を軸に成長と収益力の強化を図り、また、販売価格の最適化による収益性改善を推進することで、安定的な収益基盤を強化することに取り組みました。 p.12

しかしながら、外部環境が大きく変化した影響もあり、「Challenge 2025」の一部の施策は期待した進捗に達しておらず、経営戦略をアップデートし、成長力・収益力を強化していくことを重要な課題と考えております。 p.12

これらを踏まえ、当社グループは2026年5月に、2026年度から2030年代に向けた新中長期ビジョンを発表しました。 p.12

当社グループを取り巻く事業環境は、地政学リスクの拡大や環境規制対応の見直しなど、不確実性が継続的に高まっています。このような事業環境の中、従来の中期計画の延長線にとどまることなく、より中長期的な方向性として、「尖った商品・ブランドの強化でお客様満足と企業価値を向上」を掲げました。この方針のもと、ブランドを軸とした「成長戦略」と、収益体質強靭化を目的とした「構造転換」を同時に推進することで、不確実性の高い事業環境下においても本ビジョンの着実な実現を図ります。 p.12

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成長戦略においては、当社グループのブランドを体現する商品および技術の強化に加え、ブランドの優位性のある市場への重点投資、当社グループの特長を活かしたバリューチェーン事業の拡大を通じて収益力の向上を図ります。また、構造転換では、コスト競争力の強化に加え、事業規模に応じた損益分岐点の最適化と、AI/DX活用による生産性向上を推し進め、より一層の柔軟性と強靭性を備えた収益体質の構築に取り組みます。 p.12

本ビジョンのもと、当社グループは以下の施策の実現を目指します。 p.12

● 三菱自動車らしさを体現するパジェロを2026年度に投入するとともに、将来に向けたシリーズ展開を図る p.12

● 商品戦略においては、当社グループの強みを最も発揮できるアセアン商品群とオフロード商品群に経営資源を集中、2031年度までの6年間で13車種を投入 p.12

● 価値訴求の更なる進化として「収益アップ戦略2.0」を推進 p.12

● 地域戦略は、成長が著しいフィリピン、ベトナム、日本を重点国と位置付け、成長投資を重点的に配分するとともに、市場ポテンシャルの高い中東・中南米については、当社グループのブランド力を活かして育成を図る p.12

● 新車販売に加え、中古車販売、販売金融、アフターサービス、用品等のバリューチェーン事業を強化し、クルマ1台当たりの価値を最大化 p.12

● 部品・コンポーネントの共用最適化やグローバル調達戦略の推進によりコスト競争力を強化するとともに、生産能力や固定費構造の見直しを進め、損益分岐点を最適化 p.12

● 既存および新規のアライアンスや協業を活用、商品ラインナップを補完し成長を加速これらの取り組みにより、2029年度に営業利益1,600億円、営業利益率4.5%、ROE10%の達成を目標とします。また、2030年度以降に営業利益2,000~2,500億円、営業利益率5.5%以上、ROE12%以上を目指します。 p.12

そして、2029年度までの4年間で、約1兆円の成長投資を行うとともに、総額1,000億円規模の株主還元を行うことを予定しております。 p.12

今後も、「モビリティの可能性を追求し、活力ある社会をつくります」という当社グループビジョンのもと、お客様や株主様をはじめとしたすべてのステークホルダーの期待を超える価値創造を目指し、持続的な成長と企業価値向上に取り組んでまいります。 p.12

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.12

事業等のリスク

当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況等(以下「経営成績等」という。)に重要な影響を与える可能性がある主要な事項には、以下のようなものがあります。ただし、以下はそのすべてを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスクのいずれによっても、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.21

なお、以下の記載において将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、将来生じうる実際の結果と異なる可能性がありますので、ご留意ください。 p.21

<事業等のリスクのうち現在特に影響が懸念されるリスク> p.21

後述します事業等のリスクのうち、足許で顕在化しており、今後も影響が懸念されるリスクは以下のとおりです。 p.21

(1)市場環境変化の影響 p.21

当社グループは、中東地域において販売を行っておりますが、米国とイスラエルによるイラン攻撃以来の地政学的緊張の高まりにより、販売・コスト両面で影響を受けております。さらに、中東情勢の不安定化は、エネルギー価格の上昇や物流コストの増加を通じて、当社グループ全体の調達コストや中東地域の他、エネルギー輸入依存度の高いアセアン等における需要動向にも影響を及ぼしております。 p.21

今後も情勢が長期化・深刻化した場合には、更なるサプライチェーンの混乱、原材料価格の高騰、世界的な景気減速、生産面における供給リスク等が想定され、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.21

<事業等のリスク> p.21

(1)市場及び事業に係るリスク(オペレーショナルリスク) p.21

① 部品・原材料調達の影響 p.21

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当社グループは、製品の品質、コスト競争力向上の観点からグローバルに原材料、部品等を調達しており、部品・材料により集中発注、複数発注等、最適な発注形態を取ることとしておりますが、パラジウムやロジウム等、産出量が少ないだけでなく、産出が特定の国や地域に限られる希少金属も使用しております。 p.21

そのため、原材料、部品等の需給状況の急激な変動、調達先の国における政情の変化・経済安全保障に関わる輸出入規制の強化、自然災害の発生等の理由により、それらの調達先からの供給が停止した場合、又は適時に競争力のある価格で調達ができない場合には、当社製品の生産の遅延・停止やコストの増加が生じるおそれがあります。 p.21

また、各国において、企業に対して人権の取組みを求める法規の制定が進み、サプライチェーン上の人権リスク対応の必要性が急速に高まっており、これら法規に対して適時適切な対応ができない場合には、法令違反、輸入禁止や罰金などの罰則、社会的信用の低下によるブランド・イメージの毀損等により、生産・開発・購買・営業等の事業活動に影響し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.21

これらのリスクは、当社グループの中長期的な事業計画に与える影響も大きいため、事業活動・経営成績への影響を最小化すべく、サプライチェーン上のリスク対応の強化に努めていますが、将来顕在化する可能性はあります。 p.21

② 製品の品質・安全性の影響 p.21

当社グループは、製品品質の改善のため、市場からの情報に基づき関連部門が連携して迅速に不具合原因の究明及び対策を実施すること、また、潜在リスクの検証を適切に行うことに努めております。 p.21

当社グループによる製品及びサービスの品質向上及び安全性の確保の努力にかかわらず、製品の欠陥又は不具合によるリコール又は改善対策等が大規模なものとなる場合、あるいは製品の欠陥又は不具合による大規模な賠償請求がお客様からある場合には、多額の費用負担、当社製品への評価、ブランド・イメージの毀損及び販売の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.21

③ 法規制等の影響 p.22

当社グループは、事業を展開する各国において自動車業界に関連する排出ガス、燃費、騒音、化学物質、リサイクル、水資源等の環境に係る様々な法律や政府による規制の適用を受けています。 p.22

また、消費者保護規制、事業及び投資に対する許認可、労働規制、外国為替規制、安全保障目的を含む輸出入貿易規制、各種税法(関税含む)、独占禁止法、贈収賄防止法、製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)等内外の広範な法令の適用を受けております。 p.22

これらの規制や法令に対応するため、当社グループは、規制や法令の遵守体制を整え、各担当部門が違反の未然防止の対策を講じ、コンプライアンスに係る案件を察知した場合には速やかに対応する体制を整備するよう努めております。しかしながら、将来にわたって法令違反が発生する可能性は皆無ではなく、法令違反が生じ、あるいは対応の内容、効果、迅速性等が不十分との指摘を受ける可能性があります。その場合、規制当局による行政調査の対象となったり、罰則を受けたり、あるいは関連する訴訟の当事者となるなどの可能性があります。これらの可能性が現実に生じた場合には、当社グループのコンプライアンス・レピュテーションや経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.22

④ 訴訟その他の法的手続の影響 p.22

当社グループは、事業活動を行っていく中で、ユーザー、取引先、第三者などとの間で様々な訴訟その他の法的手続の当事者となる可能性があります。それらの法的手続において、あるいは現在進行中の法的手続において、当社に不利な判断がなされた場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.22

なお、法的手続きのうち製造物責任に関する損害賠償請求訴訟については、敗訴等の場合の損害賠償金等をカバーすべく一定の限度額で製造物責任保険に加入していますが、必ずしもすべての損害賠償金等が保険でカバーされるとは限らず、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。個別の製造物責任訴訟の状況については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 注記事項(連結貸借対照表関係)6 偶発債務」を参照ください。 p.22

⑤ 知的財産権侵害の影響 p.22

当社グループは、技術・ノウハウ等の知的財産の保護の対策を講じるとともに、第三者の知的財産権の侵害防止の対策を講じております。しかしながら、当社グループの知的財産権が不法に侵害されて訴訟費用が発生した場合、又は、第三者から予期せぬ知的財産権侵害の指摘を受けることに伴い、当社グループの製品の製造販売の中止、想定外のライセンス料支払、賠償金支払、当社製品への評価及び需要の低下等が生じた場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.22

⑥ 情報技術及び情報セキュリティの影響 p.22

当社グループの運営や製品・サービス等に利用する情報及びこれを保存するネットワーク、システム等の情報技術は、第三者によって管理されるものを含めて多岐にわたります。当社グループは、ハードウェア・ソフトウェアの安全管理対策を、個人情報保護対策を含めて実施するほか、当社グループ従業員への情報セキュリティ教育を実施しております。しかしながら、サイバー攻撃は攻撃手法の高度化・複雑化が進んでおり、当社グループ又は取引先へのハッカーによる不正アクセス・サイバー攻撃(コンピュータウイルス感染等)、当社グループ内部若しくは第三者での管理不備ないし人為的な過失、自然災害等の発生により、当社グループが保有する機密情報や個人情報等の漏えい、重要な業務システムやサービスの停止、当社製品の電子制御機能への悪影響、不適切な事務処理、又は重要データの破壊・改ざん等が発生することが考えられます。その結果、当社グループのブランド・イメージや社会的信用の低下による販売の減少、法的請求、訴訟、賠償責任若しくは制裁金や罰金の支払義務発生、又は生産停止等により運営に支障が生じた場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.22

(2)事業戦略や競争力維持に係るリスク(戦略リスク) p.23

① 営業戦略、競合他社動向への対応の影響 p.23

自動車業界では、市場環境や競争構造、技術革新の変化が加速する中、事業戦略や営業戦略の前提条件そのものが短期間で変化する可能性があります。また、中国メーカーを含む競合他社のグローバル展開や販売競争の激化、顧客ニーズの変化等により、当社グループが想定する販売戦略、商品投入、販売地域等の前提が変化する可能性があります。これらを踏まえ、当社グループは2026年5月に「新中長期ビジョン」を公表しました。「新中長期ビジョン」では、ブランドベースの成長戦略と、収益体質の強靭化に向けた構造転換のハイブリッド戦略に取り組む方針としております。 p.23

しかしながら、今後、市場環境や競争構造の変化、競合他社の戦略転換、顧客ニーズの変化等により、当社グループの事業戦略や営業戦略が想定のとおりに進まず、商品投入、販売力の強化、販売構成の改善、台当たり収益の向上等の施策を適時かつ十分に実行できない場合、又は競合他社に対して優位な販売施策を講じることができない場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.23

② 製品・技術開発の影響 p.23

当社グループは『環境×安全・安心・快適』を実現する技術に裏付けられた信頼感により『冒険心』を呼び覚ます心豊かなモビリティライフを提供するために、地域ごとの多様な要請、カーボンニュートラル対応等、自動車メーカーに求められる技術や姿勢が急激に変化している中において、お客様の価値観とニーズに対応した有用かつ現実的で使いやすく、「三菱自動車らしさ」を具現化した新技術や新製品をタイムリーに投入することが重要と考え、開発に日々取り組んでおります。しかしながら、きめ細かな調査に基づく研究・開発であっても、お客様の価値観とニーズを十分に捉えることができない場合、又は内部・外部的な要因により、新技術や新製品を、タイムリーに開発しお客様に提供することができない場合には、販売シェアの減少、売上高及び収益力の低下を引き起こす可能性があります。 p.23

③ 他社との提携等の影響 p.23

当社グループは、経営資源の効率化や相乗効果を期待し、研究開発、生産、販売等の分野において共同出資関係を含む他社と業務提携・合弁による事業運営を行っておりますが、市場環境・規制変化に伴う事業構造の変化、相手先の事業戦略の変更、当事者間の提携方針の不一致、出資比率の変更等により、提携・合弁関係を変更する又は維持できなくなる可能性や期待どおりの成果を生まない可能性があります。期待どおりの成果を生まない場合、提携・合弁先の財務状態が悪化した場合、又は出資関係の変更・大幅な提携の変更・提携の解消が生じた場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.23

④ 人事労政戦略の影響 p.23

当社グループは、高度な専門性を持つ人材の確保と、活躍機会の提供が極めて重要であると考えており、要員構成の是正による適切な人員配置、役割に基づいた処遇制度の整備、多様な働き方を支える風土の醸成と、個々の成長を促す仕組みづくりを推進しております。 p.23

しかしながら、採用難や労働市場の流動性の高まりにより、計画通りの採用や定着化が進まなかった場合には、長期的に当社グループの競争力が低下する可能性があります。 p.23

また、当社グループではグローバルに事業を展開し、持続的に成長するためには、人権尊重の取り組みが社会的責任を果たしていく上で不可欠な要素であると認識しており、「人権方針」で制定した差別の禁止や不当な労働慣行の排除等に取り組んでいます。しかしながら、当社グループ及び関係者が人権上問題のある行動を取った場合には、お客様の信用・信頼を失う、又は社会的信用の低下等によるブランド・イメージの毀損等が事業基盤に影響を与える可能性があります。 p.23

⑤ 気候変動の影響 p.24

当社グループは、燃費/CO2排出規制やZEV規制の強化、カーボンプライシング等の導入拡大を想定し、当社グループの環境への取り組み方針と目標を定めた「環境計画パッケージ」に基づき、電動化の推進や各拠点での省エネルギー活動と再生可能エネルギーの導入等を進めております。しかしながら、想定を超えて気候変動政策が強化され、燃費/CO2排出規制やその他規制の更なる強化への対応により原価が高騰する場合、又はカーボンプライシングなどの導入拡大によって生産や調達の原価が高騰する場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

また、グローバルでのCO2の削減が進まず、気温が上昇し続け、現在よりも広域で台風、豪雨等の自然災害が頻発・激甚化することに備えて、事業継続計画の策定などの適応策の推進にも努めております。しかしながら、当社グループや取引先の生産拠点等が所在する国・地域において、想定以上の洪水等の自然災害の頻発や激甚化により、部品調達、製品の生産や販売、物流等が遅延又は停止する場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

(3)金融・経済に係るリスク(財務リスク) p.24

① 為替変動の影響 p.24

海外売上高比率が約8割を占める当社グループでは米ドル、ユーロ、豪ドル等の外貨建債権を有しており、また、タイ子会社にてグローバルでの輸出生産を行っていることから、タイバーツを中心に外貨建債務も有しております。 p.24

円と外国通貨の為替相場が変動すると、外貨建資産(売掛金等)や外貨建負債(買掛金等)の価値が増減するため、当社グループの円ベースの損益に影響を及ぼします。 p.24

現在、インドネシア生産車の輸出、タイ生産車の現地販売拡大等、為替影響低減のために必要な措置を適宜進め、為替相場変動の影響削減に中長期的に取り組んでおりますが、大幅な為替変動が発生した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

② 市場環境変化の影響 p.24

当社グループは、世界各国で事業を展開しており、様々な国、地域で生産活動を行い、製品を販売しております。これらの事業活動は、それぞれの国、地域の経済低迷、金融危機、紛争などにより影響を受ける可能性があり、また、地政学リスクによって、輸送費の上昇や、船腹が確保できない、又は輸送に遅れが生じることにより生産・販売活動に影響を及ぼした場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

③ 取引先等の信用リスク p.24

当社グループは、事業活動を行っていく中で、販売業者や、販売金融事業による顧客・リース先等の取引先の信用リスクを伴っております。 p.24

販売業者等の取引先に対する信用リスクについては、カントリーリスクや取引先の財務状況に対する継続的な評価を行いながら適切な債権保全を図ることで、その抑制に努めております。また、販売金融事業から生じるリスクに対しては、厳格な審査・回収管理を行い、破綻の発生及び回収不能額の抑制に努めております。しかしながら、外部環境等の悪化等を要因とし、これらのリスクに基づく損失が当社グループの想定を上回る場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

④ 資金の流動性の影響 p.24

当社グループは、金融機関からの借入に加え、コマーシャル・ペーパーの発行等により資金調達を行っております。当社は事業環境の悪化による資金需要の増加に備えるべく、コミットメントライン2,720億円に加えて、海外子会社においても資金調達枠を設定することで十分な流動性を確保するとともに、メインバンクをはじめ取引金融機関との良好な関係性の維持に努めております。しかしながら、経済・金融危機等の発生、又は当社グループの信用格付けの引き下げ等により、金融市場から適切な条件で必要とする金額の資金調達ができなくなった場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.24

(4)事業の継続に係るリスク(ハザードリスク) p.25

① 戦争・テロ・政治不安・治安の悪化の影響 p.25

当社グループは、日本及び世界各地に開発、製造、販売等の拠点の施設を有しているため、各国・地域でテロ、戦争、内戦、政治不安、治安の乱れ等が発生することにより、当社グループ又はその取引先の操業の中断等の重大な支障をきたす可能性があります。 p.25

かかる状況を想定し、経済安全保障クロスファンクショナルチームで想定される支障の軽減策を準備・実行するとともに、仮にこうした事象が発生した場合には、関係部門が参画した対策会議を立ち上げ、全社横断的な観点で対応を行っております。 p.25

しかしながら、想定を超える規模でテロ、戦争、内戦、政治不安、治安の乱れ等が発生し、部品調達、製品の生産や販売、物流等が遅延若しくは停止することにより、収益の減少やコストの増加をもたらした場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.25

② 自然災害や事故、感染症等の影響 p.25

当社グループは、日本及び世界各地に開発、製造、販売等の拠点の施設を有しているため、各国・地域での大規模な地震・台風・豪雨・洪水等の自然災害や火災等の事故、感染症の発生により、当社グループ又はその取引先の操業の中断等の重大な支障をきたす場合があります。 p.25

これらに備え、当社グループ事業へ影響が大きいと想定されるシナリオに基づき、BCM*委員会において事業継続計画を策定するとともに、定期的な訓練による有効性検証を行い、今後の新たな脅威に備えております。 p.25

しかしながら、想定を超える規模で自然災害、事故、感染症等が発生し、開発、製造、販売等の拠点の施設の損壊、又は部品調達、製品の生産や販売、物流等が遅延若しくは停止する場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 p.25

*:Business Continuity Managementの略 p.25

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.21–25

研究開発活動

当社グループは、2023年3月に発表した中期経営計画「Challenge 2025」の実現に向けて、研究開発活動に取り組んできました。 p.32

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費(自動車事業)は116,843百万円であります。 p.32

当社グループの研究開発体制、次世代技術の開発状況及び2025年4月から2026年3月にかけて発売した主な新商品は次のとおりであります。 p.32

(1)研究開発体制 p.32

日本では、「技術センター」及び「EV技術センター」を中心に、デザイン・技術の先行技術開発・設計・実験を行っております。海外では、北米・欧州・中国・タイに研究開発拠点を置き、地域ごとの市場特性を踏まえた技術/商品開発を連携して行っております。また、ルノー・日産とのアライアンスを活用しながら、技術/商品開発を進めております。 p.32

(2)次世代技術の開発状況 p.32

中期経営計画で定義づけした、三菱自動車らしさ「『環境×安全・安心・快適』を実現する技術に裏付けられた信頼感により、『冒険心』を呼び覚ます心豊かなモビリティライフをお客様に提供すること」を具現化する魅力ある商品を実現するための技術開発を推進しております。 p.32

① 環境技術の開発 p.32

「Challenge 2025」で掲げた2030年までの電動車販売比率50%達成に向けて、当社独自の『プラグインハイブリッドEVシステム(以下、PHEVシステム)』をコア技術として、PHEV用コンポーネント・バッテリーを電気自動車(バッテリーEV)やハイブリッド車(HEV)に活用し、電動車ラインナップを拡大します。コアモデルの『アウトランダーPHEV』は2024年10月日本向けを皮切りに、駆動用バッテリーを大容量・高出力化することで、EV航続距離を大幅に延長する改良を実施し、欧州向け及び、北米向けにも販売を拡大しました。重点戦略地域であるアセアン向けにおいては、2024年2月タイ向けにPHEVシステム技術を活用し新開発したHEVシステムを搭載する『エクスパンダー(HEV)』『エクスパンダー クロス(HEV)』を発売。2025年3月に発売した『エクスフォース(HEV)』では、高効率で優れた環境性能と力強い加速性能が評価され『タイランド・カー・オブ・ザ・イヤー2025』を受賞しました。バッテリーEVは、すでに発売中の『ミニキャブEV』『eKクロスEV』に加え、先進国向けにはアライアンスを活用したバッテリーEVを投入し、ラインナップを拡充していきます。なお、今後の電動化の急速な進化(バッテリー、モーター 等)に対して、迅速かつ効率的に技術開発を進めるため、アライアンス間の電動コンポーネントやパワートレインの相互活用を推進していきます。 p.32

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② 安全・安心技術の開発 p.32

・安全技術の開発 p.32

当社は、交通事故ゼロのクルマ社会に向けた安全理念を掲げ、安全技術の考え方として自動車安全フレームワークを策定しました。ここでは、1.交通事故を未然に防止する技術(予防安全)、2.交通事故の被害を軽減する技術(衝突安全)、3.工業製品としてハードウェア・ソフトウェア両面から想定される危険の回避(製品基本安全)の3点を軸として取り組んでおります。様々な安全技術を製品に反映することによって、お客様に安全、安心かつ快適な運転をしていただけることを目指しています。代表例として、先進予防安全技術『三菱e-Assist*1(イーアシスト)』や衝突安全技術『衝突安全強化ボディRISE*2(ライズ)』があります。また、アセアンの交通環境で、より効果を発揮する安全技術の開発を推進しております。 p.32

・4WD技術・オフロード性能による安心感 p.32

どんな路面でも安心して走れる圧倒的な走破性を提供するため、当社の強みである四輪制御技術『S-AWC*3』の進化に継続して取り組んでおります。特に電動技術とS-AWCとの融合は、当社が目指す『環境×安全・安心・快適』な特性をさらに向上させる技術として開発を推進しており、世界中のお客様に安心・快適で、さらにワクワクする走りを提供するために活用・展開してまいります。 p.32

・堅牢なボディとシャシーによる耐久性・信頼性 p.32

日々変化する市場の環境や路面、お客様のクルマの使い方について毎年グローバルに調査を実施し、当社テストコースでの過酷な実験条件をアップデートすることで「いつまでも、どこへでも行ける」耐久信頼性の確保に取り組んでおります。昨今は長年使用したクルマでも「安心・快適」性能が損なわれることがないよう経時劣化品質の取り組みも強化しております。当社の継続した耐久信頼性技術開発の取り組みにより、『トライトン』でアジアクロスカントリーラリー2025に参戦し、総合優勝を果たしました。参戦したすべての車両が完走し、うち上位2台の合計タイムで争われるチーム賞を獲得しました。 p.32

③ 快適性技術の開発 p.32

当社は、製品・サービスをご利用いただくお客様一人ひとりのニーズへの理解を深め、運転しやすい環境と心地よい車内空間で、行動意欲を高め、乗る人全員にワクワク感を提供していくことを目指しています。その実現に向けて、日々進化するIT技術等を取り入れ、情報提示や運転装置、運転支援機能などを先進的に進化させると同時に、居住性、利便機能やコネクテッド及びおもてなし機能などの性能向上、社会環境や生活スタイルの変化を反映した機能性の更新・充足を図っていきます。 p.33

*1:三菱e-Assist:電波レーダーやカメラなどによって、安全かつ快適なドライブをサポートする予防安全技術*2:RISE:Reinforced Impact Safety Evolution*3:S-AWC:Super All Wheel Control p.33

(3)2025年4月から2026年3月に発売した主な新商品 p.33

・ 新型コンパクトSUV『グランディス』(欧州) p.33

・ 新型ミッドサイズSUV『デスティネーター』 p.33

・ 新型電気自動車『エクリプス クロス』(欧州) p.33

・ 新型軽スーパーハイトワゴン『デリカミニ』、『eKスペース』 p.33

・ 新型オールラウンドミニバン『デリカD:5』 p.33

・ 新型商用車『ヴァーサ バン』(フィリピン) p.33

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.32–33

設備投資等の概要

当社グループ(当社及び連結子会社)は、新商品・新技術の開発研究設備及び新商品の生産設備並びに販売設備を中心に総額85,320百万円の投資を実施しました。 p.34

会社名 セグメントの名称 設備投資の内容 投資金額 (百万円) p.34

当社 自動車 自動車生産設備 26,171 p.34

自動車開発研究設備 3,831 p.34

自動車販売拠点設備 1,508 p.34

その他 8,899 p.34

計 40,411 p.34

自動車販売会社(2社) 自動車 自動車販売拠点設備 5,524 p.34

三菱自動車ファイナンス株式会社 金融 システム投資 他 166 p.34

その他国内子会社(3社) 自動車 部品生産設備、自動車及び部品設計・試験設備、自動車及び部品輸送保管 他 2,391 p.34

Mitsubishi Motors North America, Inc. 他6社 自動車 自動車販売拠点設備 他 497 p.34

Mitsubishi Motors Europe B.V. 自動車 部品販売拠点設備 他 172 p.34

Mitsubishi Motors Australia Ltd. 自動車 自動車販売拠点設備 他 769 p.34

Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd. 他1社 自動車 自動車販売拠点設備及び自動車生産設備 他 11,601 p.34

Mitsubishi Motors Philippines Corporation 他1社 自動車 自動車販売拠点設備及び自動車生産設備 他 2,005 p.34

PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia 自動車 自動車生産設備 他 16,112 p.34

その他在外子会社(15社) 自動車 金融 自動車販売拠点設備及び部品生産設備、 システム投資 他 5,672 p.34

合 計 85,320 p.34

(注)投資金額には、無形固定資産、長期前払費用を含みます。 p.34

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.34

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革30件
大株主10名
役員12名
開示の記述5章、約13,662字
関係会社51社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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