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業種›輸送用機器›ムロコーポレーション
ムロコーポレーション

ムロコーポレーション 7264

栃木県宇都宮市に本社を置く金属・樹脂関連部品の製造会社。p.61958年設立。2026年3月期の売上高 231億円。

  • 東証スタンダード
  • 3月決算
  • 日本基準
  • 従業員 1,061人
  • www.muro.co.jp
輸送用機器自動車・輸送機配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
株式会社ムロコーポレーション(MURO CORPORATION)p.1
法人番号
7010901011914 国税庁
設立
1958年4月(東京都港区芝西久保巴町に資本金200万円で室金属工業株式会社を設立)p.4
資本金
1,095 百万円p.3
代表者
代表取締役社長 室雅文p.1
本店
栃木県宇都宮市清原工業団地7番地1p.1
電話番号
028-667-7122p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
かなで監査法人p.34
従業員数
1,061人(連結)p.2611人(単体)p.3
関係会社
子会社12社、関連会社・共同支配企業1社p.6
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
7264JPX
市場区分
東証スタンダードJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
EDINETコード
E02234p.1
上場
2004年12月p.4
発行済株式総数
6,546 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月23日)p.1
配当
46.00円配当性向 29.44%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.6

事業の内容

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社、子会社12社・関連会社1社により構成されており、金属関連部品、樹脂関連部品、その他の各事業で製品の製造・販売を主たる業務としております。 p.6

当社グループの事業内容及び当社と子会社及び関連会社の当該事業に係る位置付けは次の通りであります。 p.6

なお、次の3事業は「第5 経理の状況1.(1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 p.6

1.金属関連部品事業 p.6

部品加工………………………………主要な製品は自動車用電動化部品、パワートレイン部品、操舵・制御部品、車体・空調部品、二輪・農業機械・産業機械・精密機器関連部品であります。これら製品は当社及び海外子会社ムロテック オハイオ コーポレーション、ムロテック ベトナム コーポレーション、ピーティー ムロテック インドネシア、睦諾汽車部件(湖北)有限公司が製造・販売、ムロ アジア パシフィックが販売をしております。国内子会社北関東プレーティング株式会社はメッキ加工等の製造をしております。 p.6

業務請負………………………………国内子会社エム・シー・アイ株式会社が、当社の製造工程の一部と製造間接 部門の一部の業務を請け負っております。 p.6

2.樹脂関連部品事業 p.6

部品加工………………………………主要な製品は自動車及びカメラ向け樹脂成形部品、医療機器関連成形部品、OA機器向けギア部品、ビニール製品の加工等であります。国内子会社いがり産業株式会社、海外子会社ムロ アジア パシフィックが製造・販売をしております。 p.6

3.その他事業 p.6

連続ねじ締め機及びねじ連綴体……当社及び海外子会社ムロ ノース アメリカ インクが製造・販売をしております。 p.6

柑橘類皮むき機………………………当社が製造・販売をしております。 p.6

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次の通りであります。 p.6

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.6

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
23,143
2026年3月期
+2.5%+3.0%p.2
経常利益
百万円
1,205
2026年3月期
+13.5%-11.5%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
714
2026年3月期
+46.9%-14.7%p.2
包括利益
百万円
947
2026年3月期
+44.4%-14.1%p.2
純資産額
百万円
22,738
2026年3月期
+3.0%+4.2%p.2
総資産額
百万円
30,289
2026年3月期
-0.7%+2.6%p.2
1株当たり純資産額
円
3,763.5
2026年3月期
+3.0%+4.2%p.2
1株当たり当期純利益金額
円
118.2
2026年3月期
+46.9%-14.7%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
75.1
2026年3月期
+3.7%+1.6%p.2
自己資本利益率
%
3.2
2026年3月期
+43.7%-18.6%p.2
株価収益率
倍
10.9
2026年3月期
-27.4%+20.4%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
1,523
2026年3月期
+124.8%-3.2%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-1,041
2026年3月期
+25.2%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-1,095
2026年3月期
-55.3%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
6,800
2026年3月期
-10.2%+2.2%p.2
従業員数
人
1,061
2026年3月期
-3.2%-1.7%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
17,315
2026年3月期
+3.7%+1.5%p.3
経常利益
百万円
1,438
2026年3月期
+45.3%-8.8%p.3
当期純利益
百万円
944
2026年3月期
+241.0%-10.6%p.3
資本金
百万円
1,095
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
6,546
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
純資産額
百万円
20,026
2026年3月期
+5.1%+2.6%p.3
総資産額
百万円
25,241
2026年3月期
+1.8%+0.6%p.3
1株当たり純資産額
円
3,314.6
2026年3月期
+5.1%+2.6%p.3
1株当たり配当額
円
46.00
2026年3月期
+2.2%+1.1%p.3
1株当たり当期純利益金額
円
156.3
2026年3月期
+241.1%-10.6%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
79.3
2026年3月期
+3.1%+2.0%p.3
自己資本利益率
%
4.8
2026年3月期
+233.1%-13.1%p.3
株価収益率
倍
8.2
2026年3月期
-68.7%+14.9%p.3
配当性向
%
29.4
2026年3月期
-70.0%+13.1%p.3
従業員数
人
611
2026年3月期
+0.0%-1.4%p.3
株主総利回り
%
115.1
2026年3月期
+9.1%+5.9%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

55件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4–5

  1. 1958年4月東京都港区芝西久保巴町に資本金200万円で室金属工業株式会社を設立 p.4
  2. 1959年4月「マレットシム」を開発。日・米・独で特許を取得し、自動車及び産業機械業界向けに販売開始 p.4
  3. 1960年3月東京都大田区に蒲田工場を新設 p.4
  4. 1962年3月東京都大田区に大森工場を新設 p.4
  5. 1962年7月愛知県名古屋市中区に名古屋営業所(現 愛知県安城市 名古屋支店)を新設 p.4
  6. 1963年7月マレットシムの自動印刷機を開発・製法特許取得 p.4
  7. 1964年11月栃木県那須郡烏山町に宇都宮工場(現 烏山工場)を新設し、蒲田工場及び大森工場を統合 p.4
  8. 1969年9月資本金を4,000万円に増資 p.4
  9. 1972年7月東京都世田谷区に本社社屋を建設、移転 p.4
  10. 1973年9月資本金を6,000万円に増資 p.4
  11. 1982年3月大阪府大阪市淀川区に大阪営業所(現 大阪支店)を新設 p.4
  12. 1986年2月柑橘類自動皮むき機「シトラスピーラー」を開発 p.4
  13. 1986年6月連続ねじ締め機「ビスライダー」を開発 p.4
  14. 1988年8月栃木県宇都宮市の清原工業団地に清原工場(現 清原本社工場)を建設 p.4
  15. 1988年9月栃木県真岡市に北関東プレーティング株式会社を設立 p.4
  16. 1990年3月株式会社ムロコーポレーションに商号変更し、資本金を2億4,000万円に増資 p.4
  17. 1993年1月カナダオンタリオ州にムロ ノース アメリカ インクを設立 p.4
  18. 1994年9月本社内に損害保険代理業を目的としたエム・シー・アイ株式会社を設立 p.4
  19. 1995年3月資本金を3億7,050万円に増資 p.4
  20. 1996年9月資本金を6億300万円に増資 p.4
  21. 1997年8月株式を日本証券業協会に店頭登録し、資本金を8億9,725万円に増資 p.4
  22. 1998年7月アメリカ合衆国オハイオ州にムロテック オハイオ コーポレーションを設立 p.4
  23. 1998年10月「ISO9002」認証取得 p.4
  24. 2001年11月「ISO14001」認証取得 p.4
  25. 2002年4月エム・シー・アイ株式会社を清原工場(現 清原本社工場)内に移転し、構内業務請負事業を開始 p.4
  26. 2002年5月ムロテック オハイオ コーポレーションにて「QS9000」認証取得 p.4
  27. 2002年12月「ISO9001」認証取得 p.4
  28. 2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 p.4
  29. 2005年8月ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア市(現 ドンナイ省)にムロテック ベトナム コーポレーションを設立 p.4
  30. 2007年4月公募による新株式発行で、資本金を10億9,526万円に増資 p.4
  31. 2008年4月三重県三重郡菰野町に国内第三拠点となる菰野工場を新設 p.4
  32. 2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場 p.4
  33. 2012年7月インドネシア共和国西ジャワ州にピーティー ムロテック インドネシアを設立 p.4
  34. 2012年8月ムロテック ベトナム コーポレーションにて「ISO9001」認証取得 p.4
  35. 2012年11月タイ王国に日系製造業4社合弁でスリーエムティ(タイランド)を設立 p.4
  36. 2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 p.5
  37. 2015年1月ムロテック ベトナム コーポレーションにて「ISO14001」認証取得 p.5
  38. 2015年5月ピーティー ムロテック インドネシアにて「ISO9001」認証取得 p.5
  39. 2016年9月ピーティー ムロテック インドネシアにて「ISO14001」認証取得 p.5
  40. 2016年10月本社を清原工場(現 清原本社工場)に移転し、神奈川県横浜市に横浜支店を新設 p.5
  41. 2019年4月いがり産業株式会社を中核とするいがりグループを連結子会社化 p.5
  42. 2019年10月中華人民共和国湖北省に睦諾汽車部件(湖北)有限公司を設立 p.5
  43. 2021年6月スリーエムティ(タイランド)を連結子会社化 p.5
  44. 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、スタンダード市場へ移行 p.5
  45. 2022年12月「IATF16949」認証取得 p.5
  46. 2023年2月ムロテック オハイオ コーポレーションにて「IATF16949」認証取得 p.5
  47. 2023年2月北関東プレーティング株式会社にて「ISO9001」認証取得 p.5
  48. 2023年8月エム・シー・アイ株式会社にて「ISO9001」認証取得 p.5
  49. 2023年10月睦諾汽車部件(湖北)有限公司にて「ISO14001」認証取得 p.5
  50. 2024年1月いがり産業株式会社笠間工場に北棟を増設 p.5
  51. 2024年7月いがり産業株式会社友部工場を廃止し、笠間工場に統合 p.5
  52. 2024年12月イガリ インダストリー(タイランド)を存続会社、スリーエムティ(タイランド)を消滅会社とする吸収合併を実施し、商号をムロ アジア パシフィック(現 連結子会社)に変更 p.5
  53. 2025年2月睦諾汽車部件(湖北)有限公司にて「IATF16949」認証取得 p.5
  54. 2025年2月ムロテック オハイオ コーポレーションにて「ISO14001」認証取得 p.5
  55. 2025年4月ムロ アジア パシフィックにて「IATF16949」認証取得 p.5

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.24

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1有限会社インテレクチュアル1,64127.15%p.24
2株式会社三菱UFJ銀行3004.96%p.24
3室信子2934.85%p.24
4ムロコーポレーション協力企業持株会2624.34%p.24
5株式会社三井住友銀行2003.31%p.24
6室弘子1823.01%p.24
7室雅文1782.95%p.24
8烏山信用金庫1442.38%p.24
9ムロ社員持株会1382.28%p.24
10BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND1322.19%p.24
残り9名の株主名と持株比率は無料登録で表示されます無料登録して表示
持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 役員 11名
  • 従業員・人的資本
  • 開示の記述 5章 全文
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役員

11名男性10名 女性1名2026年6月23日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.31–32

  • 代表取締役社長室雅文代表取締役p.31
  • 専務取締役 営業本部長兼 営業戦略室長荻野目久行p.31
  • 常務取締役 管理本部長藤田英貴p.31
  • 常務取締役 経営企画室長小谷俊夫p.31
  • 取締役 製造本部長伊沢浩明p.31
  • 取締役 技術本部長大島和幸p.32
  • 取締役 烏山工場長矢野嘉行p.32
  • 取締役 常勤監査等委員山口誉p.32
  • 社外取締役 監査等委員間中和男p.32
  • 社外取締役 監査等委員藤原秀之p.32
  • 社外取締役 監査等委員皆藤淑子p.32

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.43–44 ほか

連結従業員数
1,061 人
単体従業員数
611 人
平均年齢
41.1 歳
平均勤続年数
16.8 年
平均年間給与
5,874,989 円
女性管理職比率
1.5 %
男性育児休業取得率
65.0 %
男女賃金差異(全体)
70.5 %
同(正社員)
74.6 %
同(パート・有期)
57.1 %
役員の女性比率
9.0 %(女性1名/11名)
自己資本比率(連結)
75.1 %
ROE(連結)
3.19 %
EPS
118.2 円
BPS
3,763.5 円
株主総利回り
115.1 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
金属関連部品事業924p.42
樹脂関連部品事業100p.42
その他事業20p.42
全社(共通)17p.42

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

(1) 経営方針 p.9

① 経営の基本方針 p.9

当社は、ものづくりを通して社会に貢献することが最大の使命と認識し、お客様をはじめとする全てのステークホルダーに信頼される会社を目指し、事業活動を行って参ります。 p.9

② 目標とする経営指標 p.9

当社は、その時々の環境に見合った利益を確保すると共にグループの全体価値を高め、事業の巾を広げてグローバルに展開し、売上の拡大と適正利益の確保を目指します。近年の事業環境は、原材料価格やエネルギーコスト等の高騰、様々な要因に伴う客先の生産調整等もあり利益確保は厳しい状況ですが、8%以上の営業利益率確保を目標に事業を進めて参ります。 p.9

③ 中長期的な会社の経営戦略 p.9

金属関連部品事業につきましては、既存客先へのさらなる浸透を基本戦略として展開して参ります。中でも、EVを含めた電動車等を中心とした製品分野への対応強化を重点課題として取り組むと共に、従来にも増して技術開発重視の「真にお客様に求められるものづくり」を目指し、問題解決型、提案型の事業展開を進めて参ります。 p.9

樹脂関連部品事業につきましては、当社の営業基盤を活用し、金属関連部品事業の既存客先や新規開拓先への提案を積極的に行い、樹脂部品単体のみならず樹脂+金属の複合部品の拡販を進め、新たな事業の柱として育てて参ります。 p.9

その他事業につきましては、既存品のグローバル市場での拡販を基本戦略として展開して参ります。ツールや新ラインナップの開発を重点課題とし、さらに次なる新商品の開発を進め、他社とのコラボレーションや産学協同事業も試行しつつ引き続き事業拡大を目指して参ります。 p.9

海外拠点につきましては、北米・アジア地域への直接販売をさらに強化するために全拠点のネットワークを活用してのさらなる拡販と企業体質強化のための活動を推進し、企業価値の向上を図って参ります。 p.9

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現在、足下ではEV化の勢いが鈍化している様に思われますが、長期的には確実に進むものと考えます。当社としても、長期的には事業構成を変えて行かなければなりません。そのために、新規成長投資を積極的に進め、新規事業の創出を図って参ります。 p.9

(2) 経営環境及び対処すべき課題 p.10

当社グループの主要取引先であります自動車業界は、認証問題の影響が収まって比較的堅調に推移しました。これに伴い当社グループの売上も増加し、生産効率の向上及びコスト構造改善の取り組みにより利益も増加しました。 p.10

このような経営環境下における当社グループの対処すべき課題は、以下の通りであります。 p.10

① 事業領域の拡大と見直し p.10

脱炭素の進展に伴い、将来的には輸送用機器のEV化は進んで行くと思われます。当社では超長期のEV化進展シナリオを策定し、ICE領域に過度に依存した売上構成を見直し、新規事業の種蒔きを行い、既存事業でも新規事業でも供給製品の販売先や供給可能な製品の巾を広げる取り組みを進めて行きます。基盤となる精密プレス部品と精密樹脂成形部品の領域において、持てるリソースを最大限に活用しつつグループのシナジーを十二分に発揮して参ります。新規事業につきましては、既存技術を活用した比較的短期で商品化するものの他に、研究開発を行い長期的に商品化するものも手掛けて研究開発力を上げ、当社グループの成長につなげて行きたいと考えております。 p.10

② 中国拠点収益改善 p.10

中国湖北省に設立しました「睦諾汽車部件(湖北)有限公司」は、コロナ禍からの船出から最近の日系各社の中国市場における販売低迷に伴う減産等も有り厳しい事業運営となっておりますが、中長期ではこれまでの損失を取り戻せるように活動を進めて行きます。中国市場において、これまでに無かった事業領域も開拓しながら中国拠点を早期に黒字化し、収益改善を進めて参ります。 p.10

③ コスト競争力強化 p.10

条件や環境が変化する中で競合他社との競争に勝ち残って行くためには、従来の延長線上では無い現状に適したものづくりを行い、コスト競争力を向上させていく必要があります。そのための研究開発を積極的に行い、新しい技術や工法の開発により従来のやり方や考え方を見直し、変革に挑戦する活動を全社的に進めて参ります。 p.10

④ 人材確保の取り組みと働き方の見直し p.10

労働人口が減少して人材の確保が難しくなっています。人材確保のためには、中長期的な視野で既存人員も含めた人への投資を厚くし、働き方の見直しを行い、改善を進めていく必要があります。今後もグループ全体を通じて待遇改善と共に働き方の見直しを進め、生産性の向上を図って参ります。 p.10

⑤ 自動化・合理化投資の推進 p.10

人材確保の取り組みと裏表になりますが、工数確保が難しくなる環境下においては、付加価値の低い機械的な単純作業、高度な判断を必要としない仕事等は出来る限り自動化・合理化・IT化を進めていく必要があります。当社グループはこれらの自動化・合理化・IT化投資を積極的に行い、人材が付加価値の高い仕事に従事できる環境づくりを進めて参ります。またこれからはAIを積極的に活用し、業務効率化を全社的に広げて参ります。 p.10

⑥ 変動に合わせた稼働対応 p.10

自動車各社では様々な要因により生産調整が繰り返されており、当社でもこの変動に対応していく必要があります。今後はイラン情勢が生産に及ぼす影響が不透明であり、どのような調整が発生するかは未知数ですが、どのような場合でも臨機応変に対応し、適正工数確保と平準化生産によりしっかりと対応して参りたいと考えます。 p.10

⑦ カーボンニュートラルへの対応 p.10

我が国の2050年炭素排出量実質ゼロ目標を達成するため、当社でも事業活動におけるカーボンニュートラル実現のための取り組みを進めております。当社の主力事業では、大型プレス機や熱処理炉等の様々な設備を稼働させる必要があるため、カーボンニュートラル実現のハードルは非常に高いと認識しておりますが、工場敷地内に太陽光発電設備の増設を進めると共にグリーンエネルギーの購入や客先との協業活動を行っており、今後も引き続き他社事例や技術動向等を参考に活動を推進して参ります。また、新規事業であるMGGP(ムログループグリーンプロジェクト)を通じ、脱炭素関連製品の開発・販売も積極的に進めており、今後も強化して行きたいと考えております。 p.10

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.9–10

事業等のリスク

当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。 p.13

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.13

(1)海外での事業展開リスクについて p.13

当社グループの生産及び販売活動につきましては、北米やアジア等、日本国外に占める割合が高まる傾向にあります。そのため当社グループが進出している国や地域において、予測不能な自然災害やテロ、戦争、その他の要因による社会的混乱、労働災害、ストライキ、疫病等の事象により事業の遂行に問題が生じる可能性があります。そのような場合には、海外事業の立上げや運営、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(2)特定産業への依存度が高いことへのリスクについて p.13

当社グループは独立系の自動車部品メーカーであり、特定の顧客への依存度は高くはありませんが、自動車産業への依存度は高くなっています。したがいまして、当社グループの業績は国内及び海外の日系自動車メーカーの自動車生産台数の増減に影響を受けます。また、当社グループが供給している部品群は内燃機関と変速機を動力・伝達機構とする従来型(ハイブリッド車含む)の車両向けが主力であるため、動力・伝達機構が内燃機関を有さないモーターと、変速機を必要としない減速機のみによる駆動等に変更された場合、自動車の生産台数は減少せずとも部品構成の変更に伴う影響を受けます。この対応として、EV化が進んでも残る部品や自動車向け以外の部品の獲得、新規事業の立ち上げ等を進めております。また、樹脂部品事業につきましても主要な事業領域は自動車部品となりますが、こちらは動力・伝達系以外の部品が多く、医療等の異分野にも販売を行っているため、これらの売上を増やすことによって事業の多様化につなげていきたいと考えております。 p.13

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2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期 p.13

当社グループの売上高(千円) 23,655,968 22,590,057 23,143,572 p.13

金属関連部品事業売上高(千円) 20,577,227 19,944,499 20,488,058 p.13

金属関連部品事業売上比率(%) 87.0 88.3 88.5 p.13

(3)在庫リスクについて p.13

当社グループは独立系自動車部品メーカーとして、国内完成車メーカー11社との直接取引をはじめ多くのユニットメーカーと取引を行っております。当社での生産におきましては、客先の生産計画に基づく、週・旬・月単位での内示情報と過去の流動傾向を基にした見込生産がかなりの部分を占めております。当社グループと致しましては、より正確な情報を得て見込みが大きく狂わないように努力致しておりますが、見込生産量と実際の受注量に大きな差異が生じた場合には、過剰在庫となって業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(4)為替変動リスクについて p.13

当社グループの業績及び財務状況は、為替の変動によって影響を受けます。為替変動は当社グループの外貨建取引から発生する資産及び負債の日本円換算に影響を与えます。また、為替変動は、外貨建で取引されている製品の価格及び売上高の日本円換算に影響を与えます。これにより、当社グループの競争力にも影響し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.13

現在歴史的な円安が続いていますが、円安による当社グループへの影響は基本的にプラス方向となります。しかしながら、為替が円安から円高へ急激に変化した場合には、外貨建て資産の換算損が発生しますので、今後も為替相場を見ながら資産調整を行って参ります。 p.13

(5)品質リスクについて p.13

当社グループは、客先からの厳しい品質要求に応えるべく品質保証体制を確立し、常に品質向上に努めております。しかしながら、それでも製造工程等で品質不具合が発生・流出して大きなクレーム等に発展した場合には、当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 p.13

(6)市況変動リスクについて p.14

当社グループの金属関連部品の主要材料である普通鋼・特殊鋼や非鉄材料、樹脂関連部品の主要材料である樹脂の調達価格は、市場の取引市況に大きく左右されます。生産に必要な消耗品類につきましても、原油やその他の原材料市況に影響を受けるものが多くあります。昨今の資源高と歴史的な円安、労働力不足等もあり、モノの値段は上昇する傾向にあります。市況変動により当社グループの調達価格が大きく変動した場合や鉄などのスクラップ価格が大きく変動した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

主要材料である鉄鋼・樹脂等の調達価格上昇に対しては、客先への売価反映交渉をして回収する様にしておりますが、客先各社の対応も様々であり、全額回収が難しい客先や回収期間が遅れる客先があります。主要材料以外でも、消耗品や副資材、電力・ガス、労務費等の価格上昇分の転嫁を客先各社と交渉し、ある程度は回収出来ております。客先によっては満額回収が難しいのが現状ですが、粘り強く交渉を行い、適正な費用回収が出来るように努めて参ります。 p.14

(7)自然災害その他のリスクについて p.14

地震・洪水等の自然災害や火災等の事故、感染症等の蔓延によるサプライチェーンの寸断等の社会的混乱が発生した場合、事業活動の停止や機会損失、復旧のための費用負担等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。この度のイラン情勢悪化に伴うサプライチェーンの崩壊はまさにこのリスクが現実化した形ですが、これらのリスクにつきましても日頃から出来る備えはしっかりと行って発生時の影響を低減出来る様にし、現実化した場合にはその時々の情勢に臨機応変に対応する事によって影響低減に努めて参ります。 p.14

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.13–14

研究開発活動

当社グループの研究開発は、高度化と低価格化という相反する顧客ニーズに対応するため、より技術水準の優れた製品を企画し、それらを開発し、顧客に提供していくことを基本方針としております。 p.19

現在の研究開発は、当社が単独で実施しております。主力加工分野である金属打抜(プレス)加工については、精密せん断の加工技術の開発や冷間鍛造加工技術の研究開発を行っております。また、金型部品の表面処理に関する研究や金属と樹脂の複合技術の開発を行っております。さらに、最近では環境保護や資源の有効利用を目的としての研究開発を実施しております。 p.19

その結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は97百万円となっております。今後もより多くの顧客ニーズに対応するため、加工技術の研究開発を進め、合わせて環境問題や資源の有効利用に取り組んでいきます。 p.19

当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りであります。 p.19

① 金型表面処理及び加工油による型寿命向上技術開発 p.19

② CAEによる金型構造解析研究開発 p.19

③ 精密せん断加工技術の開発 p.19

④ 製品簡易測定技術開発 p.19

⑤ 自動化技術開発 p.19

⑥ 連続ねじ締め機の開発と新規格の高性能ねじの開発 p.19

⑦ 業務用の果物類皮むき機の開発 p.19

⑧ 連結ねじ製造技術の開発 p.19

⑨ 太陽光発電デバイス研究開発 p.19

⑩ 生分解性素材、バイオマス素材を使った製品の開発 p.19

⑪ EV,FCV等の次世代自動車部品の開発 p.19

⑫ 切削・研削加工技術開発 p.19

⑬ 電炉材活用技術開発 p.19

⑭ キッチン用品の開発 p.19

⑮ リサイクルを含む物質循環型の製品開発 p.19

⑯ 客先の新規開発案件に対応した製品の開発提案活動 p.19

⑰ 工法置換を目的とした自社製品の開発提案活動 p.19

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.19

設備投資等の概要

当社グループでは得意先各社からの多様化、高度化するニーズ、相次ぐ原価低減要請と価格競争の激化に対処するために設備投資の検討をしておりますが、当連結会計年度は、海外子会社も含めて、845百万円の設備投資を実施しております。なお、設備投資額には、有形固定資産の他、無形固定資産、長期前払費用を含めております。 p.20

また、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。 p.20

提出会社における設備投資額は538百万円であります。 p.20

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.20

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革55件
大株主10名
役員11名
開示の記述5章、約6,636字
関係会社13社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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