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業種›輸送用機器›モリタホールディングス
モリタホールディングス

モリタホールディングス 6455

大阪市中央区道修町に本社を置く消防車・防災設備の製造販売会社。p.51907年設立。2026年3月期の売上高 1,166億円。

輸送用機器自動車・輸送機TOPIX Small 2配当あり

企業概要

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.1国税庁

企業名
株式会社モリタホールディングス(MORITA HOLDINGS CORPORATION)p.1
法人番号
7120001019062 国税庁
設立
1907年4月(森田正作が大阪市南区北炭屋町に火防協会を設立し、消防ポンプ機及び消火器の製作を開)p.4
資本金
4,746 百万円p.3
代表者
代表取締役 社長執行役員 加藤雅義p.1
本店
大阪市中央区道修町三丁目6番1号p.1
電話番号
06-6208-1910p.1
業種
輸送用機器(東証33業種)JPX
決算期
3月日本基準p.1
監査法人
太陽有限責任監査法人p.51
従業員数
1,786人(連結)p.2104人(単体)p.3
関係会社
子会社17社、関連会社・共同支配企業3社p.5
URL

上場企業情報

出所: JPX 銘柄情報有価証券報告書 2026年3月期 p.1

証券コード
6455JPX
市場区分
東証プライムJPX
33業種
17業種
自動車・輸送機JPX
規模区分
TOPIX Small 2JPX
EDINETコード
E01653p.1
上場
1973年5月p.4
発行済株式総数
45,418 千株p.3
直近の有報
2026年3月期(提出 2026年6月19日)p.1
配当
64.00円配当性向 33.4%p.3
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事業の内容

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.5

事業の内容

当社の企業集団は、当社、子会社17社、関連会社3社で構成され、消防車、消火器、防災設備、環境保全車輌、環境機器の製造販売及び環境プラントの設計・施工を主な内容として、さらに各事業に関連する製品・部品の製造及びサービス等の事業活動を展開しております。 p.5

なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 p.5

事業の内容と当社及び子会社、関連会社のセグメントとの関連は、次のとおりであります。 p.5

事業区分 売上区分 主要な会社 p.5

消防車輌事業 消防車 ㈱モリタ、㈱モリタテクノス BRONTO SKYLIFT OY AB ㈱北海道モリタ その他9社 (計13社) p.5

防災事業 消火器、消火設備、火報設備 モリタ宮田工業㈱ (計1社) p.5

産業機械事業 産業機械、プレス機械装置、環境プラント ㈱モリタ環境テック (計1社) p.5

環境車輌事業 衛生車、塵芥車他環境保全関係車輌 ㈱モリタエコノス その他2社 (計3社) p.5

企業集団の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。 p.5

第一部 第1 企業の概況 3 事業の内容EDINETで原文を開く → p.5

業績指標

連結 17指標単体 17指標5期出所: 有価証券報告書 2026年3月期「主要な経営指標等の推移」 p.2–3

連結(日本基準)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
売上高
百万円
116,596
2026年3月期
+4.3%+8.7%p.2
経常利益
百万円
15,045
2026年3月期
+9.5%+14.5%p.2
親会社株主に帰属する当期純利益
百万円
9,456
2026年3月期
-0.2%+15.3%p.2
包括利益
百万円
11,867
2026年3月期
+16.7%+19.0%p.2
純資産額
百万円
102,476
2026年3月期
+4.9%+5.8%p.2
総資産額
百万円
146,006
2026年3月期
+1.9%+3.9%p.2
1株当たり純資産額
円
2,470.1
2026年3月期
+9.3%+7.7%p.2
1株当たり当期純利益
円
224.7
2026年3月期
+3.3%+17.4%p.2
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.2
自己資本比率
%
69.3
2026年3月期
+3.0%+1.7%p.2
自己資本利益率
%
9.6
2026年3月期
-5.0%+9.4%p.2
株価収益率
倍
11.9
2026年3月期
+24.9%+3.3%p.2
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
4,787
2026年3月期
-58.0%-17.9%p.2
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-1,407
2026年3月期
+5.4%-p.2
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
-6,794
2026年3月期
-13.2%-p.2
現金及び現金同等物の期末残高
百万円
26,268
2026年3月期
-11.6%-2.6%p.2
従業員数
人
1,786
2026年3月期
+2.2%+0.0%p.2
単体の指標を見る単体の指標を閉じる

提出会社(単体)

指標直近前期比5期 CAGR推移 (古 → 新)出所
営業収益
百万円
11,407
2026年3月期
+24.7%+9.8%p.3
経常利益
百万円
8,548
2026年3月期
+45.7%+13.4%p.3
当期純利益
百万円
8,060
2026年3月期
+35.7%+14.8%p.3
資本金
百万円
4,746
2026年3月期
+0.0%+0.0%p.3
発行済株式総数
千株
45,418
2026年3月期
-3.2%-0.8%p.3
純資産額
百万円
65,129
2026年3月期
+3.7%+4.0%p.3
総資産額
百万円
80,320
2026年3月期
+1.4%+2.4%p.3
1株当たり純資産額
円
1,589.6
2026年3月期
+8.2%+6.0%p.3
1株当たり配当額
円
64.00
2026年3月期
+10.3%+12.5%p.3
1株当たり当期純利益
円
191.5
2026年3月期
+40.4%+16.9%p.3
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
円
-
2026年3月期
--p.3
自己資本比率
%
81.1
2026年3月期
+2.3%+1.6%p.3
自己資本利益率
%
12.6
2026年3月期
+31.0%+10.6%p.3
株価収益率
倍
14.0
2026年3月期
-8.1%+3.7%p.3
配当性向
%
33.4
2026年3月期
-21.4%-3.8%p.3
従業員数
人
104
2026年3月期
-1.9%+0.7%p.3
株主総利回り
%
163.7
2026年3月期
+29.4%+23.1%p.3
単位は指標名の下に記載。前期比は直近期と前期の差、5期 CAGR は5期(4年間)の年平均成長率。推移は各行の最小と最大で正規化した形で、色は前期比の符号。出所列の p.N は有価証券報告書の該当ページ。

沿革

30件出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.4

  1. 1907年4月森田正作が大阪市南区北炭屋町に火防協会を設立し、消防ポンプ機及び消火器の製作を開始 p.4
  2. 1932年7月株式会社 森田ガソリン喞筒製作所(現:株式会社 モリタホールディングス)を設立 p.4
  3. 1939年9月商号を森田喞筒工業株式会社に改称 p.4
  4. 1943年4月株式会社 森田ポンプ北海道製作所(現:株式会社 北海道モリタ)設立[現・連結子会社] p.4
  5. 1944年6月大阪市生野区に生野工場を開設し、各種消防ポンプの製作専門工場とした p.4
  6. 1945年6月空襲により大阪市港区の工場全焼のため、本社及び工場を生野工場に移転 p.4
  7. 1948年3月株式会社 森田ポンプサービス工場(株式会社 モリタエコノス)設立 p.4
  8. 1951年8月本店を大阪市生野区に移転 p.4
  9. 1961年3月商号を森田ポンプ株式会社に改称 p.4
  10. 1973年5月大阪証券取引所市場第二部に上場 p.4
  11. 1979年5月東京証券取引所市場第二部に上場 p.4
  12. 1980年4月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定 p.4
  13. 1995年10月モリトクエンジニアリング株式会社(現:株式会社 モリタエンジニアリング)設立[現・連結子会社] p.4
  14. 1997年4月商号を株式会社 モリタに改称 p.4
  15. 2001年7月大阪・東京2本社制導入 p.4
  16. 2001年8月宮田工業株式会社と資本業務提携契約を締結 p.4
  17. 2001年10月株式会社 モリタエコノスを吸収合併 p.4
  18. 2002年4月オート電子株式会社、株式会社 近畿モリタ及び株式会社 南関東モリタが合併し、株式会社 モリタテクノス[現・連結子会社]に社名変更 p.4
  19. 2003年10月会社分割により、衛生車・塵芥車等の環境保全車両の製造・販売に特化した株式会社 モリタエコノスを新設[現・連結子会社] p.4
  20. 2008年4月三田工場(兵庫県三田市)を拡張し、消防車の生産拠点を集約 p.4
  21. 2008年10月分社型新設分割により持株会社へ移行し、商号を株式会社 モリタホールディングスに改称。承継会社として、ポンプ事業部門は株式会社 モリタ[現・連結子会社]、防災事業部門は株式会社 モリタ防災テック、環境事業部門は株式会社 モリタ環境テック[現・連結子会社]を新設 p.4
  22. 2008年11月宮田工業株式会社が公開買付けの結果、連結子会社となる p.4
  23. 2009年8月宮田工業株式会社が株式交換の結果、完全子会社となる p.4
  24. 2010年6月宮田工業株式会社の自転車販売事業を新設分割し、株式会社 ミヤタサイクルを設立 p.4
  25. 2013年5月本店を大阪市中央区に移転 p.4
  26. 2014年7月宮田工業株式会社と株式会社 モリタ防災テックが合併し、モリタ宮田工業株式会社[現・連結子会社]に社名変更 p.4
  27. 2016年1月フィンランド共和国・BRONTO SKYLIFT OY ABの全株式を取得し、完全子会社とする[現・連結子会社] p.4
  28. 2019年6月株式会社 ミヤタサイクルの当社保有の全株式を美利達工業股份有限公司へ譲渡 p.4
  29. 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行 p.4
  30. 2023年7月大阪府八尾市に研究開発拠点としてモリタATIセンターを開設 p.4

大株主

上位10名出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.26

#株主名所有株式数(千株)持株比率出所
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4,33210.57%p.26
2モリタ取引先持株会2,3795.81%p.26
3第一生命保険株式会社1,8054.41%p.26
4株式会社みずほ銀行1,7744.33%p.26
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)1,7594.29%p.26
6エア・ウォーター株式会社1,7304.22%p.26
7株式会社三菱UFJ銀行1,4983.66%p.26
8三井住友信託銀行株式会社1,1172.73%p.26
9株式会社三井住友銀行1,0072.46%p.26
10モリタ従業員持株会9442.30%p.26
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持株比率は発行済株式(自己株式を除く)に対する割合。信託銀行の株式数は信託業務に係るもの。

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  • 従業員・人的資本
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役員

13名男性11名 女性2名2026年6月19日現在出所: 有価証券報告書 2026年3月期 p.38–42

  • 代表取締役会長 CEO中島正博代表取締役p.38
  • 取締役副会長金岡真一p.38
  • 代表取締役 社長執行役員加藤雅義代表取締役p.39
  • 取締役 副社長執行役員 グループ戦略本部長福西宏之p.39
  • 取締役村井信也p.39
  • 取締役磯田光男p.40
  • 取締役川西孝雄p.40
  • 取締役北條正樹p.40
  • 取締役金子麻理p.41
  • 常勤監査役平岡理弘p.41
  • 監査役太田将p.41
  • 監査役西村捷三p.42
  • 監査役矢野奈保子p.42

従業員・人的資本

出所: 有価証券報告書 2026年3月期「従業員の状況」 p.60–61 ほか

連結従業員数
1,786 人
単体従業員数
104 人
平均年齢
44.6 歳
平均勤続年数
12.45 年
平均年間給与
8,170,179 円
女性管理職比率
8.7 %
男性育児休業取得率
- %
男女賃金差異(全体)
77.1 %
同(正社員)
74.0 %
同(パート・有期)
101.1 %
役員の女性比率
15.4 %(女性2名/13名)
自己資本比率(連結)
69.3 %
ROE(連結)
9.6 %
EPS
224.7 円
BPS
2,470.1 円
株主総利回り
163.7 %

セグメント別従業員数(連結)

セグメント従業員数(人)出所
全社(共通)104p.60

開示の記述

出所: 有価証券報告書 2026年3月期 の該当章をそのまま掲載

経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

(1) 経営方針・経営戦略等 p.8

① 会社の経営の基本方針 p.8

当社グループは、サステナビリティへの取り組みの推進と中長期的な企業価値の一層の向上を目指し、社会における存在理由である、パーパス『「安心」を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守る』を中心とした、『モリタフィロソフィー』を制定いたしております。 p.8

モリタ フィロソフィーの構成要素 p.8

パーパス(社会における存在理由) p.8

「安心」を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守るビジョン(実現したい社会とありたい姿) p.8

安全で住みよい豊かな社会へ貢献し、感謝され、愛される企業 p.8

バリューズ(大切にすべき価値観) p.8

お客様と社会からの信頼 p.8

お客様と社会に寄り添い、心をこめた品質で、期待と信頼に応える真摯な企業経営あらゆる企業活動を公正に律し、社会との調和を図る挑戦と成長つねに夢と向上心をもって挑み、成長し続ける飽くなき革新力前例にとらわれず、新たな領域に果敢に取り組み、切り拓く多様性の尊重異なる価値観を尊重し合い、多様な個性の輝きを創りだす自然、社会との共生環境課題、社会課題解決に継続的に取り組み、社会と共に未来を生みだす p.8

② 目標とする経営指標 p.8

当社グループは、2025年度を最終年度とする中期経営計画「Morita Reborn 2025」において、以下の経営指標を掲げ、着実な成長に向けて取り組んでまいりました。その結果、「営業利益率12%」「DOE(株主資本配当率)2.5%以上を目安」「営業利益の過去最高の更新」を達成いたしました。 p.8

経営指標 目標値 2025年度の実績 p.8

営業利益率 12% 13.3% p.8

ROE(自己資本利益率) 10% 9.6% p.8

DOE(株主資本配当率) 2.5%以上を目安 3.0% p.8

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営業利益 過去最高の更新 155億円(過去最高) p.8

成長戦略投資枠(M&A含む) 200億円 累計50億円 p.8

なお、次期中期経営計画につきましては現在策定中であります。開示が可能になった時点で速やかに開示いたします。 p.8

(2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 p.8

中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まりや、米国の政策の影響、為替相場の動向、物価高や金利上昇など、依然として先行きは不透明な状況が続くものと予想されます。 p.8

当社グループは、社会的課題の解決と持続的な企業価値の向上を両立させるためにサステナビリティ経営を推進するとともに、当社グループが取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、取り組みテーマと指標を設けて実行してまいりました。2026年4月28日開催の取締役会においては、従前のマテリアリティを発展的に改定することを決議しております。改定したマテリアリティのもと、事業価値と環境・社会価値をより高いレベルで両立させることを目指してまいります。改定内容につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 p.8

第一部 第2 事業の状況 1EDINETで原文を開く → p.8

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 p.14

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 p.14

(特に重要なリスク) p.14

(1) 市場環境について p.14

当社グループは、消防車、消火器、防災設備、環境保全車輌、環境機器の製造販売及び環境プラントの設計・施工を主な事業としております。主な売上先は官公庁及び一般企業のため、国の政策や経済状況の影響を受ける可能性があります。また、当社グループは、海外市場においても事業を行っておりますが、カントリーリスクや為替変動リスクなど特有のリスクが存在します。政治又は法律の変化、経済状況の変動、戦争やテロ行為等、予測困難な事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(2) 製品の欠陥について p.14

当社グループは、法で定められた安全基準及び独自の厳しい規格に基づき製品の製造を行っておりますが、全ての製品について欠陥がなく、将来にリコール等が発生しないという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながる製品の欠陥は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(3) コンプライアンスリスクについて p.14

当社グループは、社会に信頼される企業であり続けることが企業として最も大切であるという信念に基づき、「モリタグループ コンプライアンス基本方針」を定め、法令等の遵守、適切な情報開示と管理、人権や環境の尊重、反社会的勢力・行為との関係断絶に真摯に取り組んでおります。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避できない可能性があり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

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(重要なリスク) p.14

(1) 部品等の調達について p.14

当社グループは、多数の取引先から原材料、部品等を調達しておりますが、取引先の経営状態や生産能力の事情による納品の遅延、価格の高騰等が生じ主要な材料の調達が困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 p.14

(2) 新製品開発について p.14

当社グループは、継続して新技術・新製品の研究開発に取り組んでおります。革新的な技術・製品をタイムリーに開発できず、顧客に提供できない場合には、持続的成長と収益性を低下させる等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(3) 人財の確保、育成について p.14

当社グループは、持続的成長のために、多様で優秀な人財の確保に努めております。しかしながら、人財の確保・育成・配置が計画通りに進まなかった場合には、事業活動の停滞等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.14

(4) 固定資産の減損損失について p.15

当社グループは、事業用の設備・不動産や企業買収により取得したのれんなど、様々な有形固定資産及び無形固定資産を保有しております。これらの資産については減損会計を適用し、当該資産から得られる将来キャッシュ・フローによって資産の帳簿価額を回収できるかどうかを検証しており、減損処理が必要な資産については適切に処理を行っております。しかし、将来の環境変化により将来キャッシュ・フロー見込額が減少し、減損損失が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.15

(5) 災害、感染症の流行等予測困難な事象による被害について地震、台風等の自然災害、火災、停電等の事故災害、感染症の流行等が発生した場合、当社グループの設備等の損壊や国内外の経済活動の停滞等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.15

(6) 情報セキュリティに関するリスク p.15

当社グループは、営業上・技術上の機密情報を保有しており、また個人情報等を入手することがあります。当社グループでは、これらの情報に関する管理体制の強化や従業員への周知・徹底を図るなど、情報セキュリティを強化しております。しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルス侵入等により、システム障害や機密情報が社外に漏洩する可能性があります。こうした事態が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.15

(7) 退職給付債務について p.15

当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は蓄積され、将来にわたって規則的に認識されるため、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 p.15

これらの影響を軽減するために、当社及び国内の主要な連結子会社は確定給付企業年金制度の一部を確定拠出企業年金制度へ移行する施策を実施しております。 p.15

(8) 季節変動について p.15

売上高のうち、消防車輌事業の官公庁向け売上高の占める割合が高いこと等から、当社グループの業績は、上半期より下半期に集中する傾向があります。 p.15

項目 前連結会計年度 当連結会計年度 p.15

上半期 下半期 上半期 下半期 p.15

金額 (百万円) 比率(%) 金額 (百万円) 比率(%) 金額 (百万円) 比率(%) 金額 (百万円) 比率(%) p.15

売上高 42,633 38.2 69,110 61.8 47,187 40.5 69,408 59.5 p.15

営業利益 4,172 30.4 9,560 69.6 5,136 33.2 10,319 66.8 p.15

経常利益 4,226 30.7 9,518 69.3 5,260 35.0 9,785 65.0 p.15

第一部 第2 事業の状況 3EDINETで原文を開く → p.14–15

研究開発活動

当連結会計年度における当社及び連結子会社の研究開発費の総額は、2,618百万円であり、各事業の研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 p.21

当社グループは、中期経営計画「Morita Reborn 2025」の基本方針である「基礎研究力・新商品開発力の強化」を推進するため、2023年7月に新たな研究開発拠点「モリタATIセンター」(大阪府八尾市)を開設いたしました。本施設を活用し、産官学連携によるオープンイノベーションを推進することで、事業成長に直結するイノベーションの創出及び「総合防災ソリューション企業」への進化を図っております。 p.21

消防車輌事業におきましては、消火困難な電気自動車(EV)火災に対する消火戦術の構築を目的に、消防機関との連携によるEV燃焼消火実験を実施いたしました。また、次世代製品の研究開発においては、総務省消防庁の公募型研究(2025〜2026年度)として「消火用ドローンの研究開発」が採択され、初年度となる当期は当社が所有する消火・放水技術を活かし、ドローンによる放水活動に必要となる重量や反動力、通信等の技術要件を検証いたしました。加えて、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への協賛を通じて提供した「次世代型現場指揮支援システム」についても、大阪市消防局との実証実験によりその有効性を検証いたしました。これらの成果を基に、消防救助活動を高度化するソリューションの提供を目指し、引き続き研究開発を推進してまいります。 p.21

また、持続可能な社会に貢献すべく、ゼロエミッション、低騒音・低振動化を実現した日本初となるEV消防ポンプ自動車を2023年に開発し、実用化に向けた開発を継続しております。当期におきましては、独自開発した「e-PTO」(ポンプ駆動システム)と、さらなる改良を加えたEV専用ポンプ「e-Fire Pump」を一体化した量産型「EVポンプユニット」を開発いたしました。同商品に搭載された「e-Fire Pump」は、国内規格に加え、欧州のEN規格(EU圏内における統一規格)が定める放水性能も充足する新たなモデルとなっております。この量産型ポンプユニットは、BEV(電気自動車)のみならずFCV(燃料電池自動車)などシャシの電動化を見据えて開発されたものであり、2026年6月にドイツ・ハノーバーで開催された消防・救急・災害対策・セキュリティ分野における世界最大級の消防防災展「INTERSCHUTZ 2026」において、世界に先駆けて量産モデルとして発表いたしました。同展示会への出展を通じて、消防自動車の電動化で先行する欧州市場をはじめ、全世界に向けた当社の技術力の発信の場となりました。引き続き多様化する次世代シャシへの対応を強化し、ニーズに沿った商品化を推進してまいります。 p.21

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また、海外事業の拡大に向けて、連結子会社である㈱モリタが開発したEN規格対応のはしご付消防自動車において、スペインのITURRI社へはしごモジュールの供給を開始し、「INTERSCHUTZ 2026」においては、当社グループ及びITURRI社が各々のブースにおいてEN規格対応車輌を出展いたしました。今後は両社の販路を相互に活用し、欧州・中南米・北アフリカ市場に向けたグローバル展開を加速してまいります。 p.21

これら消防車輌事業にかかる研究開発費は、1,904百万円であります。 p.21

防災事業におきましては、近年の環境負荷物質規制を踏まえ、PFAS(有機フッ素化合物)を一切含まない泡消火薬剤の開発に取り組みました。また、工場防災といたしまして、増加しているリチウムイオン電池等の二次電池に起因する火災への対策として、廃棄物処理施設向け危険検知システム「Flare eye(フレアアイ)」を開発し、販売を開始いたしました。同商品は、可視カメラ、赤外線カメラ、紫外線センサーの3つの情報を複合的に判断し、火災の初期段階で炎を確実に検知し警報を発報するもので、廃棄物処理施設における火災リスクを低減いたします。 p.21

これら防災事業にかかる研究開発費は、435百万円であります。 p.21

産業機械事業におきましては、循環型経済、脱炭素社会の実現に向けて更なる資源循環のニーズに応えるべく、鉄スクラップを切断加工する際に発生するギロチンダストの高度選別技術開発に取り組み、ギロチンダスト選別プラントの販売を開始し、市場に投入いたしました。従来、ギロチンダストは埋め立て処分されておりましたが、同商品によりダスト中に残存する鉄類や非鉄金属類の回収が可能となり、廃棄物の再資源化促進を実現してまいります。また、前年度開発した移動式切断機「トラスホッパー」においては、フィールドテストを通じて機械性能検証を実施し、市場へ投入し第1号機を納入いたしました。鉄スクラップの効率的かつ柔軟な処理・運用ニーズに応えるべく,今後も同商品の特徴でもある簡易設置性を訴求し,鉄スクラップ業界以外の分野への事業展開にも取り組んでまいります。 p.21

これら産業機械事業にかかる研究開発費は、57百万円であります。 p.21

環境車両事業におきましては、脱炭素化社会に向けた製品の電動化を進めており、いすゞ自動車㈱の電気小型トラック「エルフEV」をベース車両としたEV塵芥収集車を開発し、「プレス式」と「回転式」の両モデルを販売開始いたしました。プレス式におきましては、「エルフEV」架装のプレス式塵芥収集車で最大の2,000kgの積載量を実現し、他社との優位性を確保いたしました。また、廃棄物収集を行う自治体及び民間事業者を対象に、リチウムイオン電池等に起因する火災への対策として、発火リスクの高い使用済み二次電池や二次電池を内蔵した小型家電を安全に隔離・保管・搬送することを目的とした折畳式危険物収集BOX「BT-PACKER」を開発し、販売を開始いたしました。 p.21

これら環境車輌事業にかかる研究開発費は、221百万円であります。 p.21

第一部 第2 事業の状況 6EDINETで原文を開く → p.21

設備投資等の概要

当社グループの設備投資については、生産の合理化及び営業基盤の拡充を図るため、必要な設備投資を実施しております。なお、有形固定資産の他、無形固定資産(のれんを除く)、長期前払費用への投資を含めて記載しております。 p.22

当連結会計年度については総額1,852百万円の設備投資を実施しており、セグメント別の内訳は次のとおりであります。 p.22

① 消防車輌事業 p.22

設備投資の総額は1,079百万円であります。 p.22

② 防災事業 p.22

設備投資の総額は587百万円であります。 p.22

③ 産業機械事業 p.22

設備投資の総額は70百万円であります。 p.22

④ 環境車輌事業 p.22

設備投資の総額は85百万円であります。 p.22

⑤ 全社 p.22

設備投資の総額は30百万円であります。 p.22

第一部 第3 設備の状況 1EDINETで原文を開く → p.22

企業データ

このページに載っている件数

業績指標34指標 × 5期
沿革30件
大株主10名
役員13名
開示の記述5章、約6,829字
関係会社20社
適時開示未取得(TDnet)
知的財産未取得(特許庁)
公共調達未取得(調達ポータル)
このデータをAIで使うMCP対応クライアント(Claude、Cursor など)から、この会社の業績指標・沿革・役員・開示の記述を構造化データで取得できるようにする予定です。
接続方法(準備中)

同業

輸送用機器東証33業種

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